スナフキンのように気ままなワイン旅 北イタリア2023 #11 旨しジェラート『Caffè Vatta (Trieste県, フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州)』

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

しょうがないじゃんね、あんなにグラブネルでお腹いっぱい食べて呑んだのに…

ムーミンパパHさんは、とにかくトリエステ市街地に行きたいみたい。なんか青春の思い出の1ページがある街みたい。大都市には近づきたくないけど、やむを得ないわ。だって、僕も行ってみたいもん。

そして、グラブネルからトリエステに向かう途中で、「ジェラート食おうぜ!さっきグラブネルでジェラート美味しい店情報貰ってさ」。ふむふむ、それは重大情報。

そのカフェは、グラブネルがあるゴリツィアからクルマで45分のオピチーナって小さい町にあるみたい、そこから更にクルマで15分でトリエステ市街地。

僕は呑んでないから安心だけど、車内がアルコール臭で充満してるから酒気帯び検査だけは避けないと。でも、田舎道はつい飛ばしちゃうのよね。

あ、ここ、ここ。やたら人気みたいで、テラスも店内も満員御礼のカフェ『Caffè Vatta』。店の周辺はクルマだらけで停めらんなかったけど、百メートルくらいのとこに路駐。田舎町バンザイ!

うわぁ〜!こりゃ美味そう。このお店、名前は「カフェ」だけど、パティスリーも本格的にやってるし。

席は無いけど、立喰い蕎麦みたく立喰いジェラすりゃいいじゃん。選んだのは「チョコレートとアプリコット」。ケーキが美味そうだから、良いチョコレート使ってそうだし。

うっひゃ〜、チョコレートも旨いけど、アプリコットが秀逸!人生最高のアプリコットジェラートじゃん!

そっか、6月のイタリアは初めてだし、旬でフレッシュなアルビコッカのジェラート、酸味と風味が獰猛に喰い付いてくるじゃん、堪らないわ。ジェラート フルーツタイプ部門のブッチギリ世界1位に一気にランクイン。

しかしまぁ、こんな田舎町なのに活気が凄いわ。店員さんたちみんなヤングで颯爽としてるし。

ってわけで翌々日の朝、トリエステの先の岬の高台にあるワイナリー『NICOLINI』に行くときに、再度寄ったの、朝ごはんに。

前回は夕方だったけど、今回は朝。日曜の朝だってのに、『Caffè Vatta』のテラスは満員御礼大騒ぎ。

店内はテーブルが空いてたから着席。

お子様がピッツァ大好きなのは世界共通。朝から「ピザ食べたい」ってムーミンEさんのリクエストをカメリエーレに伝えると、「トマトソースでいい?」って。なんでもアルやん。

お、カフェのピッツァっぽい、旨そう。でも、ムーミンEさん「ダメ、食べちゃダメ」。険悪な空気。こんなイジメに負ける僕では無いので、

「あっちのプチケーキ、お任せするので2つ下さい」。

ムフフ、イタリア人は「お任せ」されると燃え上がるって特性の人種なのよ。そして、お上品に旨いプチケーキ。むふふ、ピッツァ的なピザパンなんて要らないもんね。

そして、本命のジェラート。

アルビコッカは無念の売り切れ。そりゃ、あの味じゃ大人気よね。

クリーム系列三種盛り。朝からご機嫌。

自称パティシエのMOさんも、堪らず「僕もケーキ選んできますッ」と、4個。四人で来てるけど、この4個は全部MOさんの胃袋へ。

そして、大量のピザパンを食べきれないムーミンEさんが、「ピザ、食べていいよ」…

ふふふ、僕は、大概のシゴキやイジメには耐性強いんだけど、食い物に関するイジメには敏感かつ絶対に許さないの。相手が天皇さんでも子供でも。

「要らない、冷めたピザパンなんて、冷凍うどんみたいなものだし。さっきくれなかったから、怒ってるし」

「なんで?食べていいよ」

「やだ、絶対食べないし、この恨みは忘れない(多分忘れるけど)」

「そんなにアツアツのピザパン食べたかったなら、自分の頼めばいいじゃん(そりゃそうだ)」

ってわけで決裂。イタリアでは、お互い主張は譲らず口論するのが当たり前。やべー、俺たちイタリアーニじゃんね。

そしてムーミンパパHさんは、「いいなぁ、こうゆうカフェがあるって、いいなぁ」、と遠い目。MOさんも、「いいっすねぇ、うーん、実にいいっすねぇ」…

そんな『Caffè Vatta』、またアプリコットジェラート食べに行きたいわ。

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