にゃー🐈 ニャロです。
超絶過酷な讃岐合宿も二日目後半。すでに二日間で7軒のうどん屋さんで16玉の讃岐うどんの勉強をしてきたわけだけど、それはまだ序章なんだからね。当たり前よね。
四国って4つの県があるじゃん。湘南あたりに住んでる人類も、それくらいは知ってるけど、実際に徳島県がどんな形で大きさかって、全くわかんないでしょ?
びっくりするくらい徳島県って広いのね。そして、良い意味で「うどんしかない うどん県」と比べて、有名無名の素晴らしい伝統的食べ物が盛り沢山な徳島県なのよ。
『Natan葡萄酒醸造所』に向かう途中で「製造直売」って看板見つけて立ち寄った「半田素麺」とか、
みんな知ってる「阿波踊り」の阿波、徳島県は昔は「阿波国」って名前だったわけ。
徳島県で二番目にでっかい企業 某『日亜化学』って白色LEDで有名な非上場企業に何回か訪問したことがあるんだけど、
徳島県民族の皆さん、阿波踊りの話になるとエキサイトするのよ。面白いから、身近に徳島県民族を発見したら仕掛けてみてね。
で、「阿波」といえば「和三盆」。和菓子に不可欠な伝統的食材よね。
そして謎の発酵茶「阿波番茶」。こんな食文化が潜んでる徳島県、阿呆だらけってわけじゃ無さそうね。
ってわけで、一旦宿泊地の高松中心部に向かうけど、また明日 鳴門の渦潮見学に徳島県に戻ってくるかんね。
徳島県の『Natan葡萄酒醸造所』から向かったのは、うどん県高松市にある『仏生山温泉』。途中で、『丸亀製麺』の壁に張ってある讃岐富士が見えるじゃんね。不思議な山ね。
今朝の湘南からの移動で朝早かったし、前日まで大忙しだった団員たちは、当然グーグーガンモ状態。
さ、1日のうどん汗を流しましょ。
この『仏生山温泉』は高松中心部から車で20分。可愛い琴電琴平線で30分って好立地なんだけどね。
寝こけた団員たちを叩き起こして、いざ入湯よ。酷使した胃袋を癒してあげないとね。
あのね、四国には、なんと「冷泉」しか無いの。知ってた?
だから、有名な愛媛県の「道後温泉」も含めて、温泉は「冷鉱泉」を温めてるってわけ。
これが良いのよ。何が良いかって、温度低めな「ぬる湯」が四国の温泉には多いってこと。昨日宿泊湯治した愛媛県の『湯之谷温泉』には源泉そのままの掛け流し水風呂があったし、ここ『仏生山温泉』の30度のぬる湯は熱いお湯で火照った体で浸かると…
最高に脱力して、体も心もリラックス界の頂点に移送されちゃうわけ。ここのぬる湯は冷たいのに仄かな硫黄臭もあってウットリだし、泉質はヌルヌルで気持ちいいし。
露天だし、掛け流しだから塩素臭ゼロだし、ここは日帰り温泉で世界一かもしんないわね。
ただし、キャパが小さいから、混んでる場合は残念ね。空いてる平日の早い時間がいいんじゃないかしら。
あと、アルカリ泉質が強いみたいで、レディ団員の肌には合わなかったみたい。相性もあるからね。
そして、小畳の広々した小上がりがまた、風が吹き抜けて最高なんだけど、そこで疲れきった団員に弥栄整体を少しだけ施術してあげたの。日頃の激務と過酷なうどん研修で疲労した肩甲骨、腰、頭を攻めてあげたわよ。
全く、溜まった疲れと食過ぎと温泉癒しもあって、団員はあっさりと…
さ、癒しは完了。高松市繁華街に至近の『アパホテル高松瓦町』にチェックインだかんね。
で、夕飯に向かったのは事前に予約しておいた『悦凱陣と自然ワイン トリコ』。名前からして、お酒にも期待できちゃうけど、経営が隣接する鮨屋さんってんでお刺身とかお魚料理にも期待しちゃう、グリコのキャラメルみたいなお店なの、ワクワク。
ホテルから徒歩8分、高松中心部のアーケード街は飲み屋さんが連立して、お客さんも結構入ってて。2月のコロナ騒ぎ中の熊本市内とは大違い。高松民族呑み歩くの大好き民族みたいね。
なんか、想定外に素敵なワインを揃えてるのね。一見さんの我々「湘南ズルズル団」三名に、この4本。
北海道 Kondoヴィンヤード T-blanc 2020をボトルで戴いたんだけど、まさに今日お伺いしたNatanのボトルも。
ワガママお願いして、グラスで二杯。今日のNatanの井上さんのお話を畑で伺ったら、そりゃ呑みたくなるじゃんね。
さらに、お店の方が「これは是非呑んで欲しい」って一杯グラス出ししてくださったのが、「カルマ」ってデラウェアの醸しワイン。
まったく、美味しいものだらけだし、そこにローカルなナチュラルな日本ワインがあるって、幸せな旅の夕御飯よね。いつもは寝落ち打率9割以上の団員も、しっかり最後まで起きてたもん。
珍しい…
で、僕はあと二軒、夜の高松を強行偵察しないと。なんせ、高松はうどん県の県庁所在地だかんね。
やたら飲み屋も風俗店も乱立してて、イカしたスーツホストさんやキャバレー的お嬢様も多数歩行してる高松繁華街。
で、単身乗り込んだのは、事前に調べておいた讃岐つけうどんのお店『讃岐つけ麺 寒川』。なんでも、うどん県民は、飲んだ後の〆は「つけ麺」ならぬ「つけうどん」もしくは「カレーうどん」らしいのよ。
うどんだけでいいんだけど、マスターにオススメ聞いたら「断然、京鴨とネギのつけ麺」だって。素直に従って注文。注文受けてから茹でると、うどんは15分くらいかかるから、スダチ酒とハモ天ぷらも注文したの。
目の前で、茹で上がったうどんを水洗いして、丁寧に水切りしてるマスターの様子、なんとも丁寧なのよ。
うーむ、単純に麺のクオリティだけ比較したら、ここの麺は桁違いに凄い麺だわね。異常なうどん愛が無いと、こんなキレキレで艶かしい麺は打てないし茹で上がらないわ。
はぁ、恐ろしいうどん県 県庁所在地 高松。そして、もう24時を過ぎたけど、まだ繁華街の灯りは煌々と。
そして、深夜営業のうどん屋さんも… 『トリコ』のお姉さんから情報入手した地元の飲んべえたちが〆にズルズルするうどん屋さん『鶴丸』。カレーうどんがお決まりらしいのよ。マジ?
日頃、「愛」に溢れた営業に全力投球してる団員たちと違って、団長たる僕は無職だかんね。ここで頑張らないで、いつ頑張るの?
さあ、讃岐うどん研修二日目の最終うどん、行くわよ❗
高松ナイトの〆は、当然カレーうどんに決まってんじゃんね。郷に入れば郷ひろみ なんだから。
お待ちの列は途絶えないし、うどん生地を叩き伸ばす手も茹でる手も止まらない、水曜日24:00の高松ナイト。
はい、完食。カレー汁にご飯ぶち込むのは勘弁してあげるし、コンビニアイスも無しにしてあげる。感謝しなさいよね。明日は朝6:00から朝うどんなんだからね…
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