スナフキンのように気ままなワイン旅 北イタリア2023 #24 『LA BIANCARA (VICENZA, ヴェネト州)』のガルガーネガの畑とかワイナリーとか

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

お昼ご馳走になって、色々飲ませてもらって、高台から見下ろすガンベッラーラの畑を眺めてウットリ…

って、まだワイナリーも、ガルガーネガ栽培してる葡萄畑も、みてないじゃん!

雨止んだから、アンジョリーノさんたちの自宅兼ワイナリーを出発してお散歩、じゃなくて葡萄畑見学へ。

高速道路走ってたときは全然わかんなかったけど、ヴェネト州のなかでもガンベッラーラの辺りは美しいなだらかな丘が連続してるのね。美しいわ。

一部には灌漑設備も…

最初に行ったボルツァーノ周辺の葡萄畑と同じで「普段は使ってないよ」、だって。

しかしまぁ、まだ開花時期だってのに、すんごい葡萄の木の勢い。葉っぱもツルもウジャウジャじゃんね。

アンジョリーノさんが、畑の端っこの岩みたいのを指差して、「これが大事。」

なんとか岩って、この岩はすぐボロボロになって、砂状になるんだって。そりゃ水捌け良さそうね。

そんな畑の説明聞きながら、

美しい葡萄畑を進んでいくと、

むむむ?ここは…

なにやら「BIRRA(ビール)」って。

えーっと、アンジョリーノさん夫妻には4人の息子さんたちがいて、2人はワイナリーのお仕事。1人はナチュラルワインのディストリビューション、そして1人はクラフトビール造りしてんだって。へー!

オーストリアとかドイツの有機小麦とか、

二年前に醸造を開始したんだって。

醸造所の窓からはガンベッラーラの葡萄畑。

ワイナリーの息子がクラフトビールを。

なんか、ビアバーみたいなこともやってて。

いくつか試飲させてもらって。暑いからビールが美味しいんだけど。

柔らかい口当たりの正統派ビールな味わいのバリエーションの中に2種類、

パパ(アンジョリーノさん)の葡萄ジュース使って仕込んでる白と赤のビール、いわゆるIGAっていうビールね。めっちゃ旨い〜!

生産量少なくって、日本には輸出してないんだって。切ないわ。

で、一部のビールは樽熟成させてるってんで、兄弟の1人がやってるディストリビューションの倉庫奥のセラーへ。

なんつーか。

ゴージャスなブルワリーじゃんね。

倉庫には、イタリア中のナチュラルワインが。

なんかさ、息子さんたちが4人全員、自分のワイナリーの近くで、ワインに関わる仕事してて。アンジョリーノおじい様はなんか幸せな表情だなぁ、って思ったりしたのよね。とっても穏やかな顔してて。

モチロン、旅の一行はビアンカーラへの愛が強すぎて、ココロもカラダも畑に一直線。

そりゃそうよね。そうそうヴェネト州のガンベッラーラまで来れないしね。

ノロノロ散歩から自宅兼ワイナリーに戻ってきて、

リビングから螺旋階段を降りると、

むむむ!

なんか、シブいヴィンテージのワインが並んだ棚があって。少年のように眺めるムーミンパパHさんがいて。

そして、ワイナリーへ。

ステンレスタンク、壮観じゃんね。

ここは出荷場なんだって。

日本向けが半分くらいあったわ。

瓶詰めマシン周辺をお掃除してたのも、アンジョリーノさんの4人息子の一人。

ここは、ワイナリー内の試飲ルーム?なんともゴージャスな造りのワイナリーだわ。

ワイナリーというか、アンジョリーノさんたち家族の歴史が並んでるのね。

で、木樽が、おっきい木樽がならんだ熟成庫。

うーむ、この木樽の数。歴史じゃんね。

ほとんどの木樽には2022年収穫の葡萄で仕込んだワインが眠ってて。色々、ってかほとんどの樽から試飲させていただいちゃって。

… ええっと、お昼ご飯で色々食事と一緒に試飲して、ビール醸造所で試飲して、そしてここで… モチロンどのキュベにも興味津々だし、美味しいから飲んじゃうんだけど、

えーっと、

うんと、

その…

多分、

20以上の木樽から、

試飲を、

すると、まあまあ酔うじゃんね。

試験的に醸造してる●●●とか、

永遠に続きそうな、熟成庫での試飲とワイン談義。あの甘いワインでようやく終わったみたい。

リビングに戻ると、外は雷雨で真っ暗だし、カミナリがゴロゴロうるさいし。お茶いただいて、酔いが完全に冷めてから宿に戻るわね。

そういや、こないだ北海道で畑のお手伝いしたときに、ワイヤーに葡萄の枝を誘引する作業したのよ。針金をクルクルってワイヤーと枝に巻き付けてカットする、の繰り返し。

⬆のハンディ自動機使ってんだって。1台1000ユーロ≒15万円。高いけど、便利グッズだわ…

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