スナフキンのように気ままなワイン旅 北イタリア2023 #15 2ランク上の本気ジェラート屋さん『Gelateria Glida(GORIZIA, フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州)』

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

『BRESSAN』であんなに熱心に試飲して、

みんなの顔が赤いのは、フリウリの風土病を罹患したからで、決して飲み過ぎじゃない、はず

誰が運転したのか知んないけど、戻りの車中で「やっぱ、喰って呑んだら〆はジェラートだろ」「ジェラート♫ジェラート♫!!」の大合唱。こうなると、この食いしん坊メンバーは止められないし、止まらないわけ。

クルマで5分走れば隣国スロヴェニアに突入できちゃうゴリツィアの町。今回のレンタカーの規約に「イタリア以外で以下の他国への乗り入れには、別途1日あたり+10ユーロ…」って書いてあったのよね。多分、自動車保険理由。

ちょっと覗きに行ってみたかったんだけど。国境ってったってゲートも何もない、藤沢市と鎌倉市みたいなもん。スロヴェニア語は読めないけど、GoogleMapが助けてくれるし。

そんな国境タウンのゴリツィアには、凄まじくジェラートに本気(マジ)なジェラート屋さんがあるって『GRAVNER』で教えてもらってて。

『Gelateria Glida』ってお店、めっちゃ町の中心部から離れた住宅街にあって。モチロン、余裕で路上駐車。イタリアの田舎町、最高!

あったあった、ここじゃん。

スッキリ洒落た外観じゃんね。フリウリの6月の太陽はギンギラギンだし、さっさと入ろう!

むむむ!ガラス張りの厨房では、ピスタチオ味の仕込み中じゃん。うほ〜、旨そうなピスタチオじゃんね。殆どの日本のジェラート屋さんはピスタチオペーストだから、こいつは早くもワクワクじゃんね。

およよ、なんとも明朗会計。1種類で1.8ユーロなのね。えーっと、円換算なんてしないかんね。だって、ここはイタリアだもん。

流石は、みんな鼻が利く猟犬の如し。食べる前から「ザワザワ…」。そりゃね、ピスタチオを生豆からローストするとこからジェラート作りしてんだから、もう、そりゃ、ねぇ。

大人の僕は、控えめに3種。ピスタチオ、FIORE DI LATTE、ザバイオーネ。フルーツ系はイチゴくらいで、ここはクリーム系が本業とみたんだけど。

うはぁ、こりゃ凄い。レベルが違うわ。ジェラートマシン使いこなしてる + 素材のお味が素晴らしいもんだから、これはジェラート界の最上級「ジェラーティッシモ」だわ。すっげー。

生クリームとかもだけど、素材の違いが分かり易いのがピスタチオ。日本で「ピスタチオは+150円」とかって、やたらお高いけど、そんなにお店間で味って変わんなくない?

ピスタチオペーストをぶち込む量で味の濃淡は変わるけど、ペーストの味は一定じゃんね。

ここのピスタチオ、脂肪分がふくよかな完熟ピスタチオで、柔らかいロースト香も魅惑的。こりゃ「素材にコダワッテリッシモ」だわ。ウマすぎ。

オッサンたちが女子高生みたくジェラート舐め合い。気色悪いけど、止められないのね。

高級駄菓子屋状態。

はい、僕は気がついたらおかわりジェラート。今度は控えめに2種類、チョコレートと、なんだっけ?覚えてんのは、「まだあと十個食べれる旨さ」だってこと。

ほんと、ジェラートへの愛と猛烈なこだわりがビンビン伝わってくるし、こんな郊外でお店やってんのもシブいわよね。

まったく、イタリアの田舎町ってのは、お宝だらけ。酔いも冷めたし、さてさて次はどこ行こっか。

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