にゃー🐈 ニャロです。
日本には四季があって、湘南の四季は何というか、ほんわか穏やかな四季よね。
夏も、海風のお陰で、都内みたいな熱帯夜って感じじゃないし、
真冬でも、寒くて早朝の外気温 3度くらい。雪が積もるのは年に一回あるかないか、10cm積もったら大騒ぎ。同じ神奈川県でも山間部の伊勢原や秦野と違うのよね。
そんな湘南に都内から引っ越ししてくる人は、コロナ騒ぎが一段落しても止まらないみたい。きっと、みんな海の近くに住んで、毎日釣りとサーフィンがしたいのよね、わかるわかる。埋め立て地コロニー「高層マンション」より断然素敵なライフが待ってるわよ。
そろそろ12月になると、江ノ島 裏磯でのオカッパリ ルアー釣りは一時休業になるんだけど、安心してね。藤沢市の誇る「片瀬漁港」には5つの遊漁船宿があるんだから。
もし「富豪さん」で、マイカーとか持ってたりして、毎年 自動車重量税とかガソリン税とか税負担してくださってるなら、ちょいと90分 海沿い134号線を西に向かえば、冬中 港内でカマスルアー釣りやエギング楽しめる伊豆 伊東港に行けちゃうわよ。
南東方向に60分ドライブすれば、1月でも港内でスミイカ狙える三崎港に行けちゃうもんね。ママチャリ号だと、ちとキツいわね…
そんなわけで、都内在住の海釣りラヴな釣り師さんたちは、地価高騰する前に湘南 海沿いエリアにテレワーク的お引っ越しするのも悪くないわけよ。
あ、気をつけてね、何故か、愛甲石田っていう戦国武将みたいな名前の駅の近く、神奈川県北部厚木市~伊勢原市近辺の自動車販売店に「湘南」がついた名称の店舗があるから。
釣り師によって好みは色々、鵠沼海岸商店街の一流床屋さん『唄う423』のマスターは、クロダイ釣りマニアだし、琉球空手の同僚小学生は投げシロギス、イシモチに夢中みたい。ご参考までに、僕の釣りカレンダーはこんな感じよ↓
3月
天ぷら屋さんで季節にしか味わえない『稚鮎』が遡上前に河口付近をグルグル廻る季節。勿論、稚鮎は神奈川県の『海面漁業調整規則』っていう、自治体ごとに決められているルールで捕獲禁止されてるから、誰も釣りなんてしないけど、『子イワシ』が釣れるのよね。
『子イワシ』は、河口域ならどこでも釣れるけど、江ノ島 白灯台の護岸は足場も良いし、トイレもあって、初春の暖かい日には愉快な小物釣りよ。
ちっさくても、唐揚げやかき揚げにすれば、晩酌のお供になるし、副業でタコ釣りもできるしね。仕掛けは、市販のこんなヤツ↓、長目の延べ竿をタックルベリーで1000円くらいの安いの買えば、それでオッケー。餌不要だかんね。
4月
4月の中旬くらいになると、徐々に『子イワシ』が消えていって、代わりに『カタクチイワシ』の群れが卵と白子を抱いて江ノ島 裏磯に回ってくるの。
投げサビキで沢山釣って、お刺身・つみれ・唐揚げ、何でも美味しいし、イタリア料理に必須のアンチョビも冷蔵庫で簡単に作れちゃうわよ。
この季節は、投げサビキに食ったカタクチイワシに、シーバス(鱸)やヒラメが喰ってくることが多いから、油断大敵。イワシ喰ってるシーバスは美味だから、釣ったら即 血抜きしないとね。
アオリイカも、産卵でデカイのが浅場に上がってくるから、エギングで狙ってみるのも楽しいわよ。
5月 ~ 7月
回遊続けるカタクチイワシに、時として真鯵や青鰺、鯖が混じることがあるから、主力はジグサビキ。エギングのアオリイカも、遅めの産卵で6月一杯までチャンスはあるわよ。
7月に入ると、15cmくらいの『ワカシ(ぶりのお子ちゃま)』が回りだして、小型のジグに喰ってくるから、ルアー初心者には良いタイミングだわ。ワカシは脂乗ってないから、お刺身より唐揚げのほうがオススメね。
8 ~ 10月
台風や、潮の回りの度に、『イナダ』が大きくなっていくわよ。9月頭くらいからは、ソーダ鰹が回りだすから、青物狙いで弓角って種類のルアー専門の釣り師も増えてくるわね。
今年は珍しく、8月から『タチウオ』が回ってきて、深夜の裏磯は大盛り上がりで困っちゃったわ、まあ楽しいし美味しいし、タチウオさん人気者だからねぇ。
そして、9月中旬くらいから、コロッケサイズの『アオリイカ』がエギングで上がり出すわね。小さくても美味しい高級食材だし、案外簡単な釣りだから、一回チャレンジしてみたら?
11 ~ 12月前半
江ノ島 裏磯 オカッパリも、12月になって気温も水温も下がり出すと、いよいよ釣果が寂しくなってくるわ。大きめの『イナダ』に混じって、50cmオーバーの『ワラサ』なんか釣れちゃったら、大興奮だけど、そうそう簡単には釣れないかんね。
アオリイカも水温が20度以下になると深場に落ちていくし、タコ(真蛸)は残ってるけど活性低いから難易度高いわよ。
12月後半~2月
運良く、カマスの群れが腰越漁港とか片瀬漁港の港内に入ってくれると、夜釣りでカマスのライトルアー釣りが楽しめるわよ。5cm未満の長さの細いルアーなら、噛みついてくるし、でも朝マズメ以外の時間帯はなかなか針がかりしなくて、おもろいルアー釣りなのよね。
伊豆 伊東港内には毎年、物凄い数のカマスが溜まってて、サイズも30cmオーバーだから、めっちゃルアー釣りが楽しいんだけど。去年の1月に甘鯛乗合船で14:30くらいに片瀬漁港に帰港したときに、港内でライトルアーでカマス釣ってんの見ちゃったのよね。だから、この冬は朝マズメで狙っちゃうかんね、ウヒヒ。
なんてったって、裏磯まで山登りしないでも、片瀬漁港で釣りできるなんて、お手軽で最高。
あと、冬限定で、僕は『甘鯛』と『カワハギ』の乗合船、数回は乗るの。どっちも、なかなかの腕前だって噂なんだから。多分12月には出撃するから、ちゃんと釣果報告するかんね、ドキドキ。
どっちもコマセ(寄せ餌のこと)使わないし、仕掛けがシンプルでお魚さんのアタリが繊細だから、腕前の差が釣果にモロ影響するし、どっちも食べて美味しい高級魚だかんね。
『釣割』の「前日割」で予約できれば、カワハギは5500円、甘鯛は6500円。裏磯ならゼロ円だけど、甘鯛は水深50m~110mの中深場に在住だし、カワハギも夏~秋に裏磯で釣れるけど、風・波・潮の条件が揃わないと難しいし、餌釣りは難易度高いのよ、裏磯。白灯台はお子さまカワハギばっかりだし。たまには優雅に船で釣りに行くのも、悪くないわよ。
食味だとカワハギに軍配があがるけど、大物釣りって意味では甘鯛は燃えるわよ。50cmオーバーなんて、潜水艦釣ったみたいな引きで、「ぼっこん」って水面に上がると強烈に感動するわよ。
仕掛けは、天秤に錘、二本針にオキアミ。微かなアタリを取れないと、キング50cmオーバーはまぐれじゃ釣れないわけよ。ムフフのフなわけ。
さあ、湘南 鵠沼で新居探しましましょ。オススメの不動産屋さんは『明治地所』よ。
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