にゃー🐈 ニャロです。
『貝だし地鶏』。ノーマルなサラリーマンには、想像がつきにくい名称ですが、それが、ドドドカァン! と全面に押し出された店名、まさに背水の陣とはこのこと。
このお店も、湘南鵠沼界わいの裏情報及びクロダイ浮き釣りのみに精通した「鵠沼海岸の唄う理容師」こと、鵠沼海岸商店街の床屋『423』マスター情報によると、「なかなか好評で、是非言ってみてくださいよぉ」とイッコーさんバリにオススメらしいのよね。
江ノ島裏磯での釣り帰りに、「あ、こんな場所にラーメン屋さん出来たのね」って気が付いてはいたんだけど、キッカケがなくって。
江ノ電の江ノ島駅からだと、『すばな通り』って江ノ島に向かうメイン通りの一本裏だから、ちょっちゅ見つけ難いかも。Google map 先生に助けてもらえば大丈夫。
初めてだったもんで、券売機で『貝だし中華そば(醤油)+ 大盛』を購入。ご飯もののサブメニューも幾つかあって、でもスープは「貝だし」ベースの醤油・塩の二本立てみたいね。
待つ間、謎の「貝だし」スープについて、ググってみると、「干ムール貝+ 3種類の地鶏、豚骨、日高昆布、かつお節ベース」との記載あり。フムフム、台湾の蛤生姜スープみたいな生貝100%スープじゃなく、ラーメン的なスープに干した貝、かぁ。ホタテの貝柱干したのとか、中華料理でスープに使うけど、干したムール貝ってのは初めてだわね。
店内はカウンター7席くらいと、テラスに数席。小さいお店はこだわり料理店の必須条件、でも綺麗に清掃されてピカピカのキッチンに料理人は二人と、サービス一人。愛想良いしゃっきりした感じで、ヤル気満々だわね。むむむ。
細ストレート麺だから、5分くらい? かなりの速度でラーメン登場。
結構しっかりした厚みのチャーシュー二枚、こだわった感じの穂先メンマ二本、ネギ、以上。さあ、いただきマンモス。
スープ、かなり清澄度高いから、スッキリと線が細い味わいを想像しちゃったんだけど、真逆で、かなりガッシリとふっくらとした豊かな味わい。フワッと蛤っぽい香りがするのが干したムール貝のお出しかなぁ。
それが、しっかり目の、やや硬めの細ストレート麺に絡んで、美味しいわぁ。繊細な味のイメージだったけど、まさに「ズーッ、ズーッ、ズズズッ」と食べてしまったわよ。スープもほぼ飲み干しちゃった。
麺が、大盛だったけど、多いのよね。麺大盛派は嬉しいけど、油断すると麺が延びちゃうからご注意あれ。
こだわりの穂先メンマは、味が別にしっかりついてて、ビールのつまみに良さそうだけど、スープとちょびっと喧嘩してるかも… 江ノ島のお店だから、大半のお客さんがビール飲むからよね、うんうん。
チャーシューは柔らかく煮てあって、脂身もしっかり。こっちはスープとの相性グーちゃん。別で「チャーシュー麺」ってあるけど、これが二枚載ってれば僕は満足よ。
最初、腰越商店街で評判の『中華そば トランポリン』に行ってみたかったんだけど、コロナ影響で休業中なんだって。そっちはまたの機会として、この『あん藤』さんでお食事できて良かったわぁ。江ノ島にいらっしゃる機会があったらオススメよ、サイドメニューに、近くの『浜野水産』謹製の釜揚げしらすを使った『しらすバター丼』もあったから。
コメント