「本気のとんかつ」はご馳走だ〜!今日も『とんかつ檍(あおき) 蒲田本店』特ロースで口内火傷

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

とんかつ、って知ってる?

それは、知ってるし。北朝鮮のスパイだって、北欧からのインバウンド観光客だって「とんかつ」知ってる時代だし。

そうゆうことじゃなくてさ、本質ってか、「本気(マジ)のとんかつ」。僕はずいぶん長い間知らなかったのよね、「残念なとんかつ」しか知らないまま半世紀くらい生きてきてしまったのよ…

子供の頃、親がたまに作ってくれたトンカツ… コロモは油っこいし、子供が苦手な脂身は噛み切れないし、「トンカツソースはごはんに合わないのに、なんでオカズがトンカツなのか」って真剣悩んだの覚えてるし。

「とんかつって、ソコソコ美味しいのかも」って初めて思ったのは、あのチェーン店「和幸」。

「ごはん、キャベツ、蜆の味噌汁、おかわり自由」って意味不明なコンセプトのチェーン店だけど、普通に美味しいロースかつ。そしてチェーン店だけどゴハンが美味しいのよね、精米とか鮮度とか、かなりこだわってそう。エラい!

とは言っても、たまに食べる「吉牛」が普通に美味しいのと同じレベルの「普通の美味しさ」。「ご馳走」って感じも無いし、感動なんて存在しないし。立派なチェーン店だけどね、ブレない和幸のゴハンと味噌汁。

伊勢原地方の某企業のサラリーマンだったとき、ジャンク飯にこだわる部下の男子がいて。常に眼つきは狂気に満ちた、しょっちゅうオフィスで奇声(多分笑い声だったんだけど、周囲の人類には悪魔の奇声にしか聴こえない…)上げてたんだけど。彼に確か教わったのよね。

「やっぱトンカツは蒲田っすね、●●●か●●●●か、すげーっすよ」って。最初、「ケッ、トンカツ如きで悪魔が興奮してるぜ。意味不明だし、僕の人生はそんなヒマじゃないし」って情報をお蔵入りにしてたんだけどさ。

なんかの機会で、そうそう、『キヤノン』の株主総会だかで本社のある下丸子に行ったときに、同じ大田区ってんで、改めて教えを請うて教えてもらったんだった。

そんときは蒲田の『丸一』に行ったんだけど、まぁビックリ仰天したよね。「トンカツって、本気のトンカツはこんなにご馳走でエキサイティングでエネルギッシュなんだ〜♥」って。

トンカツの起源は、おフランスの「cotelettes」なんだって。フムフム…

似て非なるモノよね。ゆっくりお喋りしながら、調理場からウェイターさんがおずおずとお皿運んできて、ワイン飲みながら食べるCotelettesは、程よく冷めてヤケドリスクぜろ。コロモにチーズが入ってたりするから冷めても食べれるし、お肉はサシも脂身も無い仔牛肉を叩いて叩いて薄く柔らかくしてあるし。

紛うことなき日本のローカル料理「トンカツ」。特にカウンタースタイルの「本気のとんかつ屋さん」は、今だからわかるけど、世界に誇れる「豚さん料理の至高の定食」を出してくれる有り難い存在なんだかんね。マジで。

ナニが凄いって、

・ほど良く拘ったロース肉

・ラードでギリギリの火入れ

・揚げたてを目の前のカウンターでアチアチでガブり

・お供のゴハンも豚汁もスンバらしいクオリティ

ロマネ・コンティを愉しみながら愉快に会食、とかにはトンカツ屋さんは向かないけど、一人飯みたいな限定的シチュエーションのみで威力を発揮するのが「本気のとんかつ屋さん」。「ハラ減ったなぁ、ちょっとご馳走食べたいなぁ、ココロが悦びに震えるようなモノ…」ってシチュエーションで無二の破壊力。

しかも、ほんの2000円程度で!ユーロに換算したら、本日の銀行レートで約12ユーロ。パリだったら、ジャンボンと野菜たっぷり挟んだバゲットサンドのお値段。パリのバゲットサンドも美味しいけど、本気のとんかつのシズル感とか、サクサクころもをむしゃむしゃ食べる快感とか。

んなわけで、今日はJR蒲田駅からほど近い『とんかつ檍(あおき) 』へ。

平日13:30だから数人待ちかと思ったら…

あらら。十人待ち。よほどヒマなのか、「本気のとんかつ」に飢えて我慢しきれないのか。多分、両方じゃんね。

でも、お店のお姉さんが、並んでるウチに注文とってくれて、着席前からトンカツ揚げ始めてくれるから、着席してからトンカツが登場するまでのリードタイムが最短なのよね。一流のお店って、素材や味だけじゃなく、スキがないわ。

最近は、1500円で200gのリブロースかつ定食が気に入ってんだけど。量も「ちょい足りない」くらいで、肉質がガッツリしてて肉食べてるぅって感じで。

でも「今日のオススメ 特ロースかつ定食」にしちゃった。だって久しぶりだったし、「今日のオススメ」って書いてあったんだもん。

1〜2キレのみソース、基本は塩。だって、美味しいお肉を絶妙に火入れして、コロモで肉汁逃さない=トンカツなんだもん。4種類もお塩あるけど、僕が「ヒマラヤのピンク塩」が好きかなぁ。

早い!席に着いて4分かからず特ロースかつ登場。ラードからあげてから余熱で内陸部に火を通しながらお客さんの入れ替え待ってる段取りの良さ。

ってか、こんな並んでんのに右隣のヒレカツ定食食べてたお姉さん、僕が入店した時点で残り2切れだったのに、僕が先にお会計って… 愛があるお店には愛を持って接して欲しいわ。もしくはお弁当で自宅かオフィスでじっくり咀嚼して食べるとか。

相変わらず完璧。特ロースだけにお肉が柔らかいじゃんね。好みは肩ロースだけど、ゴージャスだわ。

ってか、熱すぎて口内、上あごがベロベロ。最高の小籠包と同じ、冷めたら別モノ。上あごの薄皮なんて数日で復活するんだから、迷わずガブリと喰らいつくのが、僕は好きだなぁ…

長文なのに最後まで読んでいただいて、感謝!
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