海外を旅すると日本の良さ「出来立てアツアツ」文化に改めて感動 『とんかつ檍(あおき) 蒲田本店』

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

イタリアで2週間、飲み食いばっかしてると、どうなるかって。そりゃ、決まってんじゃん。

海外でブログ更新がブロックされちゃうもんで、ってか毎晩呑み歩いてベッドで失神の連続だから更新できなそうだけど、ともかく日本に帰ってきたわけ。飛行機って墜落しないもんね…

今回は初アブルッツォだったんだけど、正直毎日毎日羊関連のお料理を食べてると、なかなか胃袋が疲労してくるというか、うん、なかなかガッツあるエリアだったわね、アブルッツォ。

アブルッツォでお腹疲労度マックスで向かったナポリでは、一気に胃袋の疲労回復しちゃったもんね。

トバシトバシで3泊したローマも、全然胃袋疲れなかったし。

やっぱ、日本もイタリアもフランスも、面白いのはド田舎なのね。次回は、シチリアをウロウロしたいじゃんね。未知の料理や美味しいワインやオモロいシチリア人たちが待ってるはずだし。

そういえばさ、今回改めて思ったんだけど。

イタリアの庶民の文化「パスタ」って、実に麺喰い日本人に合うというか、素晴らしく美味しい手打ち麺キタッラのアブルッツォソースを食べると幸せになるし、

ピッツァも「パスタ」、特にナポリのピッツァのモチッとフワっと切れ味もある生地も、実に飽きない味わいだし、

乾燥パスタには乾燥パスタの味わいがあって。ちょいとアンチョビで味付けしたバターを絡めるだけで食欲マックスになっちゃったり。

で、一方でイタリアのお肉料理。

元々「貧乏でお肉だけだとお腹いっぱいにならないからパスタが…」なーんてイタリア料理の本に書いてあったりするけど、

そりゃ、アブルッツォの子羊グリルとか、

羊の串焼きや、

ローマ風トリッパ煮込みとか、

アバッキオ スコッタディートとか、

どれも美味しかったけど、なんつーか、日本との文化の違いをひときわ感じたのよね、今回。

んで、思ったのが、「イタリアの料理って、アチアチじゃない」ってこと。

ナポリのピッツェリアで、窯の至近距離のテーブルで焼き立てピッツァや、揚げたてピッツァフリットを即パクっと食べると口内火傷必死なのは例外として。ピッツァはテイクアウトしても美味しいしね。

でもさー、日本のカウンターや屋台文化っての?揚げたての天ぷらや焼き立ての焼き鳥、そりゃ焼き鳥も天丼もお持ち帰りもするけど、いつまでも冷めない激アツのラーメンとか、眼の前に熱源があるお鍋とか炉端焼きとか、なかなか「食べ物の温度」にこだわる民族なのかなー、って思ったわけ。

でね、お肉で、日本ならではのアツアツで提供される肉料理といえば「とんかつ」。起源はヨーロッパのコートレットだってんだけど、

イタリアのでっかい貴族階級のレストランで、厨房から給仕係へ、おずおずとテーブルで「こちらこそは、ムニャムニャ〜でありますぞ」なーんて説明されたころにはフライパンで揚げてから3分は経過しちゃってんじゃんね。

しかも、一口ごとにワインをズズズ〜と飲んで、テーブルでのお喋りにも精をだして。それはそれでいいんだけど。

日本には、パン粉つけてラードで揚げた肉塊を、カウンターで揚げたてから油きってとんかつサクサクっと切って、ほんの30秒で眼の前に提供されちゃうっていう、恐ろしい「カウンターとんかつ」文化があるわけで。なんか、無性にとんかつ気分。出撃〜!

鵠沼海岸から至近の超一流庶民派とんかつ屋さんといえば、蒲田の『檍(あおき)』か『丸一』。うーん、今日は『檍』にしよー。

土日じゃなけりゃ、案外待ち時間短い『檍』。水曜日の12:30過ぎ並んで、店内に入ったのは12:58。ヘタなとんかつだったら断食したほうがベターだって考えるタイプだったら、全然オッケーだし、

食べ終わって1:15にはお待ちゼロになってたし。

ここ『檍』さんの凄いのは、マジでスキの無いとんかつ屋さんだってこと。

林SPF(今日は何故か特ロースは鹿児島黒豚だったけど)のお肉も、お肉の火の入り具合も、ザクザクのパン粉の揚がり具合も、ムシャムシャ食べちゃうご飯も、細切りキャベツも、どれも幸せなハイレベルのオンパレードだし。

とんかつでお肉の味を味わうなら「塩とレモンだけ」っていう味沢匠シェフの金言通り、とんかつのお皿には大きめのカットレモン、カウンターには複数種のお塩たち。

豚汁がまた、豚汁専門店で超大盛りで食べたい激クオリティだし。豚汁でご飯食べるの我慢しないといけないのがツラい、くらい美味しい。

しかも、並んでるうちに注文取って、早めに分厚いお肉ちゃんたちを揚げ始めるキッチンとホール(兼 行列さばき担当のお姉さん)の連携もお見事。座った瞬間に、注文した「肩ロース定食」が出現したもんね。お見事!

イタリアで胃拡張甚だしいだけに、可愛らしく200gの肩ロースにしたんだけど、ご飯と豚汁と、このとんかつがピッタリのボリューム。大人のボリュームじゃんね、てへ…

しかし肩ロース、とんかつの為の部位じゃんね。しっかり歯応え噛みごたえ、でもサックリ噛み切れて、脂身少なくって超好み。塩とレモンで倍食べたくなっちゃうけど、そこを200gで抑えることで食後感も抜群。牛の脂と違って豚さんの脂は口にも胃にも残らないもたれない(個人的所所感)。実にナイス過ぎるお昼ごはん。

これで1500円 ≒ 9.6ユーロ、イタリアだったらトラットリアのパスタ価格。『檍』の存在がインバウンド観光客バレたらヤバいじゃんね…

揚げたてって言っても、揚げ油からあげたら少し休ませて油切りとお肉を軽く休ませて、サクッとカット。これも、おもてなしじゃんね。ナイフで自分でミラノ風カツレツみたく切ったら、衣が剥げたりトラブル続出だしね。

ってわけで、海外を旅すると日本の良さも見えてきたりもして、やっぱたまには海外も旅したいじゃんね。うんうん!

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