にゃー🐈️ ニャロです。
「FIRE」して、あと数ヶ月で丸5年。
最低限、困らない程度に保有株式企業たちの成績表(決算書類)や世界情勢(世界最強資本主義国家の有権者多数に選ばれたトランプさんとか、絶対必要資源 原油が埋もれた中東情勢とか)の確認はチョイチョイしつつ、

当初の想定を超えて、「FIRE」してから、旅ばっかしてる気がするのよね。
少なくとも、サーフィンと釣りはリーマン労働者だった時のほうが、やってたし。
旅っていっても国内外、特に好きなワインがある地域を中心に増えたなー。
ほらほら、まともな感性を持つ人類だったら、馬車馬のように他人のために労働させられたり、鶏舎のメンドリのように産むそばから卵盗られ続けたりしたら、絶対逃げたくなるじゃん。
でも、親の遺産ドカーンとか、宝くじズドーンとか無いと、イヤイヤでも労働して貨幣稼がないと都会じゃ生きてけないし。
だから、湿度98%気温36度でも、首に首輪みたいなネクタイ締めて、お祭りのハッピみたいなスーツジャケット羽織って、外反母趾痛がりながら革靴履いて従属する企業への服従を表しながら残念無念にも通勤するわけだけど。
牢屋の中で、「鮨喰いてぇ、ラーメン啜りてぇ、讃岐うどん…」って妄想するように、通勤の電車内とかで妄想するじゃん、
「株買って10000倍になれば会社辞めて遊び暮らすぜ」
とか、
「いま、預金が3000万円だから、配当利回り5%のA社の株式買えば、毎年配当が150万円じゃん、田舎に引っ越せば生きていけないかなぁ、あ!配当にかかる税金忘れてた…」、
とか。
季節的にも、秋になったら、
「あー、こんなプレゼン資料作ってないで、北海道でぶどう畑で収穫手伝いたいなぁ…」、
とか、
「あー、天然きのこの季節じゃん。秋田の山奥の温泉で2週間くらい湯治して、毎日きのこ三昧で暮らしたいなぁ!」
とか。
妄想はけっこう威力ある行為だから、妄想で終わらず実現しちゃっても、しなくても自由だけど。
僕の場合は、いかに早くリーマン懲役的労働から逃げ出すか、その手段を多く妄想したけど。
同じくらい多く、「旅したいなぁ、イタリアいきたいなぁ、温泉旅もしたいなぁ…」って妄想しまくってたのよね。
イタリアだったら、
「あのワイナリーに行って、畑みてみたいなぁ」、
とか、
「行ったことない、アオスタとかフリウリとかカラブリアとか旅したいなぁ」、
みたいな妄想が、リーマン労働者時代の妄想トップテンの上位だったんだけど。
実際にここ数年、イタリア含め国内外のワイナリーを旅してまわってきて、自分としてはビックな気づきがあって。
それは今回、2年前に数日滞在したモノポリ(MONOPOLI)って南イタリアプーリア州の小さな町で。
前回、来に行って2回夕ご飯食べにいって超楽しかったトラットリア「Da Zi Ottavio」。
どの料理も素晴らしく美味しい郷土料理で、かつスロベニアに長く住んでたっていうイニャッチオさんのサービスとワインが素晴らしくって。

今回のプーリア州、カラブリア州、バジリカータ州の南イタリア旅でいちばん楽しみにしてた再訪だったんだけど。
いざ、お店にいってみたら、イニャッチオいなくて。
店員さんに、
「イニャッチオさんは今日はいないの?」
って尋ねたら、
「彼は辞めたよ」
って。えええええッーーー!
… 結構ショックで。ガーン…
結論、彼は同じモノポリの郊外にある「Masseria Spina Resort」ってリゾートホテルで働いてるって、バーリのワインバーで後日教えてもらったんだけど(次回行かないと!)。
で、そんなに楽しみにしてたお店なのに、今回3回もモノポリにバーリから電車で日帰りで遊びいって、3回ともお昼食べたのは、全く知らなかった「Cime di tapas」っていうナチュラルワイン置いてる小さな食堂。

なんでやねん!ってハナシなんだけど。
自分でも、よくわかんなくって。
だから、モノポリのPorto anticoっていう、なんとも情緒あって、この時期に日陰で昼寝すると、なんとも気持ち良い海風と景色で、大好きな場所で、

昼寝というか、昼飲みした後の瞑想にバッチリのコンディションで、このことについて考えてみたんだけど。



素晴らしく好みのワインを置いててくれた「Cime di tapas」のおかげで、ハッキリした結論が導き出されたわけで。
それは、
「今の時代、美味しいモノはそこら中にあるし、あるレベルを超えた味の違いは正直ボクにはわかんない」
「飛び抜けた感動や喜びが欲しくて旅をするわけだけど、景色や味だけじゃ味わえないドカーンとくる感動は、ずばり『ヒトとの出逢いや再会』にある」
ってこと。
あくまで、僕の場合だけどね。
令和八年にもなると、有名無名のシェフや料理研究家たちはレシピや調理工程、素材なんかユーチューブとかでモロ出しじゃん。
だから、そこそこセンスやヤル気があって、真面目に模倣すれば、そこそこのお料理が独学でもできちゃう令和八年。
その昔(昭和〜平成の時代)、ツアー旅行の食事なんて食餌的な不味いモノだったのが、最近じゃ結構美味しくなっちゃってたり。
コンビニ飯やチェーンの飲食店より格段に美味しいモノを作るのって、素材や調理をよほど吟味しないと難しい時代になっちゃったじゃん、マジで。
そりゃ、現地じゃなきゃ食べれない食材やレシピってあるんだろけどさ。
今回、ヤバかったのが、カラブリアの港町Scilla。
シチリアと最狭3kmの海峡でカジキ突き漁やってんだけど。

そのカジキ突き漁専用のフェルーカっていう漁船⇧が、ほんと目の前200〜300mの漁場でカジキ探しぐるぐる廻ってて。
カジキ探しながら操船できる見張り台は高さ18m、カジキを突く先っちょまでのハシゴみたいな足場は長さ30m。やっべーじゃん。
それを、海見える最高のワインバー「Chest’è 」のテラス席でワイン舐めながら眺めて、


さらに、そこで買ったワインを持ち込んだ海にせり出たレストランで、目の前の海で突いたカジキを、


最高のローカルなナチュラルワインと一緒に、

呑み喰いしたら、そりゃグッとくるけど。
それを超えて感動しちゃうのが、「Chest’è 」の店主のフランチェスコさん。

インスタで旅の2ヶ月前に予約の連絡したら、カラブリア中のナイスなお店情報やら、シッラのオススメのレストラン、駐車事情とか何でも答えてくれて。
だから、今回初めて会ったのに、ずいぶん前から知りあいだったみたいな感じ。
出っ張ってるお腹も、更に愛らしいし。
結局、カジキ突き漁の漁船とかカジキのグリルとか、それにバッちり合った地ワインとか、素敵な思い出だけど、もう1回そこに行く理由は、明らかに「ヒト」なのよね。
ツアーの添乗員バイトやってると、リタイアしてツアーばっか行きまくってる爺さん婆さんとか、旅行大好きで家族残して一人ツアー参加しまくるオバチャンとか、ハナシ聞くと、97.8%以上が
「何カ国行った?ワシは20カ国じゃわい」
「まだオーロラ見てないし、ピラミッドもみてないし、行きたい場所いっぱいあって困っちゃーう!」
みたいな、ポケモンスタンプラリー系列の民族だらけ。まあ、わかるけど。
趣味って、そうなりがちかも。

切手集めでもコイン収集でも、なんとかシリーズ揃えたり。
ワインも、ボルドーの格付け3級以上を全部飲んでみたい、とか。
でもさー、それって、感動とは関係無い気がしない?
他人に説明しやすかったり、何かを制覇するってのが達成感になったりはするんだろけど。
フランスにあるミシュラン三つ星のレストランを全制覇することに僕は興味無いけど、もしフランスに興味があるレストランがあったら月イチで1年間に12回訪問して、季節ごとの料理を食べてみたいかなぁ。
ってか、ミシュランじゃなくて、ピエモンテのあの店とか、ローマのあの店とか、ミシュランの星なんてタイヤ会社のオッサンだかオバチャンが会社が決めた指標で評価しただけの米マークだし
※ ※ ※ ※ ※
それより、自分の指標で自分が好きで好きで、毎日でも食べたいシェフが気合いや愛を込めて調理してくれるお店のほうが絶対いいじゃんね。
それは、猟師さんや漁師さんや農家さんやチーズ職人さんやサラミ職人さんだったり、ワイン農家のあの人やこの人だったり、ワインバーのワインバカたちだったり。
そうゆう感覚が、自分的にだんだんわかってきて。
だから、今回の南イタリアでも、たくさん素晴らしいオッサンやお婆ちゃんやお姉さんやお兄ちゃんに出逢えていっぱい感動があって、また彼ら彼女らに会いに行きたい、って思うわけ。
ポケモンカード集めてるわけじゃないしね。
自分が若干(?)精神的異常要素や痴呆症的要素を持ってる自覚はあるけど、他人の名前を極端に覚えない僕が、まあまあ名前を覚える努力をするようになって。また会いたい人限定だけど。

プーリア州バーリのワインバー「EST!」のマリオさんだったり、


モノポリ「Cime di Tapas 」のピエトロさんとステファニアさんだったり、

みんな大好き、L’acinoのディーノさんだったり、

Acri「Controverso Osteria di Campagna」のシェフ ジャンルイジさんだったり、

Mirabella「Caseificio Santanna」のチーズ職人お婆ちゃん、マリアさんだったり、

Tropea「Salimora」のマルコさんや、

Soverato「VIVENDU」「Vinicolo vineria」「BESTIE」のオーナーワインバカのピエトロとか。

Cirò 「Tenuta del Conte」のマリアンジェラさんとか、

Irsina「Trattoria Nugent」のシェフ マリオさんとか、

Altamura「Caseificio Stella Dicecca」のヤングチーズ職人アンジェロくんとか、

Altamura「Santa Caterina Traditional Bakery since 1306」のテレサお婆ちゃんにも、また逢いたいし。
とにもかくにも、またカラブリアもプーリアもバジリカータも行かないとなー。
日本の鄙びた湯治温泉宿とかは、純温泉としての温泉自体に人格があるような感じだかんね。
僕と旅するなら、気を付けてね。
努力は(ちょっとは)するけど、基本的に「普通」が苦手だし。
景色見たいとか優先順位最後方だから、間違っても
「グーグルに、景色が良いって書いてあるから、ちょっと遠回りして行ってみよう」
とか、
「グーグルマップに、このあたりじゃ有名な、名のしれた教会ってあるから、行ってみたい」
みたいなのは、無視するから。
あらかじめ謝っておきまーす、ゴメンね…


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