にゃー🐈 ニャロです。
使え切れないほどお金があっても、幸せには直結しないのね、って、ZOZO創業者の前澤さんの「お金ばらまき」ニュース視る度々に思うのって、私だけ?
20数億円をSNSでばら蒔くって、良いと思うけど、僕は小物だから2億円もあれば自分で使うほうに専念しちゃうだろなぁ。人間の大きさが違うのかしら… 僕は、四国にお遍路行ったり、冬に温泉民宿湯治したりできれば幸せなのねん。
ってわけで、『FIRE』はしたけど、『株式投資』はもうちょっと資産積み増ししたいから、継続してるわけです。
特に、コロナ下落で一稼ぎ出来た『石油メジャー』で、もう一稼ぎ出来る可能性が高いと個人的に想定してるもんで、全株式資産の1/3を、2銘柄で保有継続「波待ち」してるんです。現状から2年内くらいの期間で+1000万円程度がゴール設定。
コロナ騒ぎで、原油先物価格は2020年大荒れして、これとの連動性が超高い『石油メジャー』各社の株価も大荒れしたわけです。詳しくはこの記事にまとめたわよ。
新聞やネットニュース記事をサラサラと読み流してると、イメージとして「石油の時代は終わった、電気自動車(EV)の時代だぜ」「地球温暖化を食い止めるため、石油なんて将来が無い。ソーラーじゃろ」「ESG投資のトレンドじゃんね」って。
でもでも、便利な21世紀の暮らしに石油は不可欠なのが現実なのよね。このデータ、アメリカ・欧州・日本なんかの先進国はエネルギー消費量を抑えつつあるけど、主に中国・インドを含む「アジア太平洋」の伸びが凄いわよね。これからアフリカ・中南米・ロシアも、伸びると思わない?
で、エネルギーの主役は、相変わらず石油。天然ガス比率が増えてるけどね。太陽光発電なんかは、一番上の「他再生エネルギー」の内数よ。
地球の未来のために、「再生可能エネルギー」の割合を増やすことには、多くの国も企業も賛成してるけど、魔法使いサリーちゃんの魔法でも一瞬で状況を変えるのは無理みたい。
ここまでは、日本の経済産業省のキャリア役人なら誰でも知ってる話。
僕が、しつこく「石油でもう一稼ぎ」、って考えてる理由は、まず化石燃料には限りがあるってこと。広いインドでいきなり電気自動車が80%シェアになったり、しないわよね。インド人みんな「ズルい! アメリカもヨーロッパも日本も、昭和の時代に散々石油燃やして儲けて先進国になったのに、なんで俺達には駄目出しすんだよ。温暖化ガスは先進国が何とかしろ」って、思ってるわよね。みんな自分勝手だから。
で、実は化石燃料って、まだ深海だったり、北極海や南極海、まだまだ掘りまくれば、出るのよね。世界最大の産油国アメリカだって、例の『シェールガス・オイル』は、まだまだ掘れば出るわよ。
でも、「石油の時代は終わった、電気自動車(EV)の時代だぜ」「地球温暖化を食い止めるため、石油なんて将来が無い。ソーラーじゃろ」「ESG投資のトレンドじゃんね」って声が政治からも市場からもあるもんで、もの凄く原油発掘への新規投資がしにくくなってるってのがポイントだと思うの。
『OPECプラス(石油輸出国機構=OPECと、非加盟国で構成される組織)』の大規模な減産継続も要因の一つなんだけど、産油国としては限りある資源を安売りしたくないじゃない。だから、供給がタイトでも、なかなか減産を解除しないのよ。当然よね。
アメリカは、自分の国の石油は、あまり掘りたくないだろうしね。環境対応もあるけど、いざ戦争となったら石油無いと『F35』は翔べないからね。電気飛行機でマッハ出せるのは、当面先だろうし。
って状況で、今のASEANのコロナ騒ぎに一応のメドがついたり、欧州とかで大寒波が来たりすると、一気に需要が拡大して、原油価格があがる可能性があるっぽいのよね。ヨーロッパの暖房、石油かガスだもん、ほとんど。
こんな僕のヘボい予測と同じことを真似したのが、石油メジャーの一社、『シェブロン』のCEO。
アメリカの一流金融情報企業の『Bloomberg』のインタビューに対して、シェブロンのマイク・ワースさん(CEO)が、「石油と天然ガスの主要生産会社が新規の開発プロジェクトを抑制していることによって、世界はしばらくの間、高いエネルギー価格に直面する」って見通しを示したんだって。今週の記事よ。やだ、真似した?
〈記事抜粋〉 ワース氏は15日、ブルームバーグ・ニュースのニューヨーク本社でインタビューに応じ、天然ガスと液化天然ガス(LNG)、石油の相場は少なくとも当面高止まりすると予想していると語った。具体的な期間の目安は示さなかった。
まあねぇ、新型コロナ変異株がフィーバーしてるから、原油先物価格は直近では下げてるけど、僕の受け止めは「こんなに状況酷いのに、こんなに下げ渋ってるって、原油強い❗」、です。
ただ、リスク高い投資なのは間違いなくて、僕の保有してる『エクソン・モービルx4000株』と『ロイヤル・ダッチ・シェルx4400株』はコロナ下落で安く買えてるし、上がらなければ気長に『波待ち』して配当金頂き続けるって保険もかけてるから勝負できるのよね。ヤングサラリーマンは、迂闊に「俺も全財産を石油株で勝負だぜ」ってのはオススメできないわよ。
今の原油先物価格70ドル/バレル前後が100ドルまで行けば、二社の株価も+20%ちょいくらいは伸びるかな、と。そうしたら売却ってのが、今の僕が考えてる投資戦略です。
上手く行ったら、北海道 銭函の超一流ワインインポーター『二番通り酒店』で、ちょっと良い自然派ワイン買っちゃおっと。上手くいかなくても買っちゃうけど。
〈9/19 追記〉
やだー、今日の日経新聞電子版みたら、クリソツな記事発見。パチられた?
『資源の「需給断絶」防げるか 脱炭素へ問われる知恵』(チャートは語る、ってコーナー)って記事。この記者、『Bloomberg 』のシェブロンCEO インタビュー見て、この記事まとめたんだろなぁ。フフフ。
さすがは「後追いで状況・情報をまとめるのが上手」な日経新聞。この一節は、なかなかポイントを突いてるわね↓
〈記事抜粋〉「国際エネルギー機関(IEA)は5月に公開した温暖化ガス排出「実質ゼロ」の工程表で世界の石油需要が50年に20年比で76%、天然ガスは56%、石炭は89%それぞれ減るシナリオを明記した。
ただIEAの予測は「実質ゼロ」を実現するための理論値との指摘も多い。日本エネルギー経済研究所の小林良和氏は「50年の需要はあまり減っていないはず」とみる。」
フムフム、2050年って、そのころには僕は77歳で、サーフィン引退して湯治&自然派ワイン生活してたいわね。ヤングサラリーマンは60歳くらいだから、『新定年75歳』まで残り15年か…
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