にゃー🐈️ ニャロです。
もともとボケボケしてると、時差ボケしなくていいじゃんね。
帰国便フランクフルト➡羽田のANA、搭乗率ざっくり90%だったけど、運良く3列独り占めシートだったから、久しぶりの貧乏ファーストクラス。
往復15万円ちょいしか払ってないのに、フルフラット横になれる欧州線、素敵過ぎ。
ゴロゴロ寝返りうちながら帰国する幸せ。次回も何卒、隣に関脇とか座らず、セコセコに楽チンに空の移動できますように…
かなり濃厚だった今回の中部イタリア旅。
平塚駅前のイタリアンに食べ行ったとき、シェフが「今度サルデーニャ➡トスカーナ➡スペインに行くんですー」なんて言うから、トスカーナって言ったらヴィナイオッティマーナで会ったサンタマリアってモンタルチーノのワイナリーに行く事にしてたなー、って思い出して。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノだなんて、王様の呑むワイン(価格)だから、あまり気にしてなかったんだけど、
“サンタマリア”のブルネロときたら、いざ呑むと素晴らしくって、めっちゃ好みの香り味わいで、びっくりしちゃって。
新樽どころか古樽の香りすらほんのりで、柔らかくふっくら繊細で嗅ぎ飽きない香りと、重くなくタンニン強くなくスルスル呑めちゃう味わい。これがモンタルチーノなら、I love Montalcinoだってんで、畑見に行きたくなったわけで。
しかも、マリーノさんは御歳75才。急いで行ったほうが、いいかなーってタイミングだったもんで即決。
トスカーナの3日間だけご一緒して、安かったANAミラノ直行便にしたから、ミラノからエミリア・ロマーニャ州をウロウロして、南下してトスカーナでシェフたちと合流して、バイバイしたら北上してリグーリア州でジェノバ風ペーストパスタ食べて、更に北上してピエモンテ州の大好きな町で飲み食いして、ミラノ空港から帰るっていう、中部イタリアぐるっと廻るルートにしたんだけど。
10軒訪問したワイナリーはどこも素晴らしかったんだけど、やっぱエミリア・ロマーニャ州を中心としたエリアのグルメ度というか、郷土料理の濃さというか、かなりスゲーなー、って感じだったの。
すぐ記憶無くす僕用の忘備録として、「絶対また行きたい」って飲食店だけ、ざざっとまとめておこっと。
モチロン、ナチュラル系ワイン大好きな僕のお店選びの90%以上は例のスマホアプリ『RAISIN』依存なんだけどね。残りは、近所のワイナリーの紹介だったり、かなー。
5月末にミラノ マルペンサ空港到着して、浪人中のMシェフと合流。激安レンタカーは、FORDの中型SUV PUMA。モチロン、オートマ。
結構ちゃんと走るし、イタリアで結構見るクルマで。たしかシチリアで借りて、良く走った記憶があるから、まあ安心。
で、まず東へ90分。
ロンバルディア州パラッツォーロ・スッローリオにある「Osteria della Villetta」。2年前にも来たんだけど、お任せワインにしちゃったから、まあまあしっかりSO2感じるワインだったんだよね。
ただ、今回事前にお店のワインリストをチェックしたら、結構しっかりナチュラルなワインも置いてるってわかってたから、
旅の始まりを祝って、ちょっとお高いワインをセレクト。これ、美味かったなー、キレキレだけどスルスル飲んじゃうフランチャコルタ地域のナチュラルなスプマンテ。
料理はもともとロンバルディア地元郷土料理バッチリ美味しいから、ワインも美味しいとなれば、
次は、エミリア・ロマーニャ州Piacenza旧市街にある「Vecchia Piacenza」。
ここはね、郷土料理と地元のナチュラルなワインへのリスペクトが凄いお店なんだけど、クレイジーな「SO2ゼロ」マークだらけのワインリストが凄すぎ。僕はめっちゃ嬉しいワインリストだったなー。
同じPiacenzaの郊外にある名店「Osteria Fratelli Pavesi」は今回2回、昼夜連続で行っちゃうくらいお気に入り。累計3回、今後も近く通ったら絶対立ち寄るお店。
今回はゆったりガッツリ飲み食いできたし、2人働いてる気持ちいい料理人日本人とおしゃべりもできて、この店の郷土料理ベースだけどフレンチ技法じゃんじゃん使ってる内訳詳細を聞いちゃったり、ますます好きなお店になっちゃったねー。
同じお店に同じ日の昼夜行くって、僕はとても良いと思ってて。
なんせ、良い店なんてそうそう無いし、イタリアのレストランはメニュー色々あるし、それに昼夜連続で行けば既に常連だし。
で、夜はガッツリお肉まで。
「薄赤」「柔らかくて軽くて美味しいの」って好み伝えて、このワイン⇧が出てくるこのお店は、ホントに凄いお店。
イタリアで、一皿美味しかったり、ワインが美味しければ「良い店だったなー」ってなるんだけど。
ここは、前菜からパスタから肉料理からデザートからワインからサービスまで隙がない異常なお店。強いて言えば「パスタのソースやら美味すぎる」ことがアレかも。イタリアの郷土料理を超えすぎてて。
美食の州エミリア・ロマーニャ州にはまだ再訪したい店があって、モデナからクルマで北に40分のど田舎Entràにある「Trattoria Entrà」。ここも凄い店。
こんなド田舎のトラットリアが満席になっちゃうのも凄いけど、ここのガッツリ郷土料理とガッツリなワインリストは、絶対また行きたいし。
予約のメールやり取りで「日本のレストランで働いてて、イタリアの郷土料理を勉強したい」って書いたからかわかんないけど、「肉料理色々あるから、全部味見ていきな」ってんで、ちょっと盛り3種⇧、これは嬉しいし、なんせ味も量もバッチリ。
エミリアの郷土料理でエトナの赤ワインを頼むのはアレかもしんないけど、合うし美味しいんだからしょうがないし。
ってわけで、前半の二州ですでに4軒。
次はいつ行けるかなぁ…
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