京都 ゼロ泊3日 弾丸夜行バス貧乏旅編③ 『ワインショップ エーテルヴァイン』〜 銭湯『船岡温泉』~ 韓国食堂『하하하(ハハハ)』

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

ヤバいわ、下手したら帰りの夜行バス、愉しすぎてパッシングしちゃうかも… 京都は底なしのDanger zone確定だかんね。

アクセル全開になっちゃった…

ええと、錦市場でお昼に鰻食べたの。

で、京都の老舗的なナチュラルワイン屋さん『エーテルヴァイン』に向かったわけ。京都の難解不思議な市バスも、Google mapがあれば余裕じゃんね。21世紀バンザイ!

八坂神社、かな?
空模様がヤバし!

なんかポチポチと雨が降り出したんだけど、涼しくていいじゃんね。『エーテルヴァイン』に到着〜! 

うーむ、これはなかなかのシャレオツ度じゃんね…

湘南には、「予約しないと入店禁止、一見さんお断り、セラーには誰も入っちゃダメ(ってか物理的に不可能)、ワインボトルに触れたらお買い上げ」っていう、凄まじいワイン屋さんがあるとか無いとか、ここ『エーテルヴァイン』は入店したらお姉さんが「どうぞセラーに入ってくださいね」、だって。ほへー。

ドッヒャー!フランス、イタリアだけで2/3以上、かしら。スペイン、ドイツ、オーストリア、東欧、ちょびっと日本。デザートワイン系とか興味深いボトルが綺麗に整理されてて、説明カードもハイセンスじゃんね
広々したレジがある部屋には、食後酒やオリーブオイルとかパスタとか

うーん、思わずクール便で8本買っちゃった… お店のお姉さんに「3本、デイリーな価格でお任せで選んで貰えるかしら?」ってお願いしたら、やけに嬉しそうに選んでくれたわ。確かスペインの白とフランス アンジュの赤と、あとなんだっけ…

本当は、辻堂のシェフに教えてもらった、この『エーテルヴァイン』が経営してるフレンチのお店『DUPREE (デュプリー)』で夕飯食べたかったんだけど、満席で予約出来なかったの。また次回のお楽しみね。

さ、次は… コーヒー飲みたいわね。今度は浅煎りのドリップコーヒー飲みたいじゃん。GOOGLE mapで調べたら、『EL PUENTE COFFEE LABORATORY 古川町本店』ってお店が近くにあるじゃん。

いいじゃん! コロンビアにこだわりなんて、シブい!

てくてく向かうわよ。

しかし、本当にゴージャスなお屋敷が多いわね
つい写真撮っちゃうけど、普通の家なのかお寺なのかわかんない
「満足稲荷神社」… 美味しいお稲荷さん売ってそうな神社ね
ここだ、この「古川町商店街」に目指すコーヒー屋さんがあるみたい。えらく細いアーケード商店街じゃんね
なんかプラプラするにはナイスな商店街じゃんね
発見… アレレ?

到着、したんだけど、お休みかなー。あ、張り紙…

ありゃ、四日前に閉店…

あららー、残念。結構広い店内だし、焙煎機とか投資結構お金かけてるっぽいけど、固定費負担がでかそうなお店だもんね。倒産したのか、移転じゃないみたいだし。観光地エリアからちょっと遠いし… 商売って、厳しいものなのね。

もうコーヒー気分も吹っ飛んだし、銭湯行こっと。事前リサーチで絶対行きたい銭湯ナンバーワンの『船岡温泉』なのよ。

1923年って…99年前じゃん! 古いものだらけじゃんね、京都

Google mapに従ってバス停に向かうわ。

普通に研ぎ屋さんがある町、京都
普通に素敵な小川が流れる町、京都
あら、あの商店街は知恩院の近くだったのねん
おっかないバスも、Googleとパスモがあれば
京都大学の吉田寮… 令和四年に学生運動やってるのね、へー
こっちは同志社大学、へー
なんか大雨降ってきちゃった…

『船岡温泉』の最寄りバス停についたら大雨ジャージャー。タクシー乗って到着したんだけど、京都ってタクシー安いしいっぱい走ってるし、便利じゃんね

オープン15:00だから、10分くらい雨宿り。カミナリもゴロゴロ
さぁ、暖簾も出たし、突撃!

めっちゃ広い浴場で、檜風呂まであるのに、銭湯料金の450円。激安ジャパン、そりゃ円安もあるし、海外からの観光客は狂喜乱舞じゃんね。

あれも銭湯、これも銭湯。京都市内は銭湯だらけ、素晴らしいわ

観光地と銭湯って、相性抜群。

飲食店と銭湯も、相性抜群。

夜行バスと銭湯も、相性抜群。

つまり、夜行バスで観光地に来て、飲み食いしながら合間に銭湯で汗を流す、これは空前絶後の好相性ってことなのね。世紀の大発見だわ…

手拭い一本持ってれば、銭湯でタオル買わなくていいし、すぐ乾くし絞れば何回も使えるし、旅には手拭いも必帯ね。

『SOU SOU』って手拭い屋さんが京都市内にあったから、お土産に数本買ったもんね。

手拭いはいいわよ
一回使ったら、ハンカチなんか不要になっちゃうもん

さて、と。今日二回目の銭湯でさっぱりしたし、そろそろ飲みにいきたいじゃんね。

うーん、どうしよっかなー、知らないワインバー行って今朝の朝食みたいなアクシデントは辛いもんねぇ、うーん…

そうだ! 今日のお昼前に、営業開始前で角打ちやってなかった『前田豊三郎商店』で飲もう❗一本3000円以上ボトルは、チャージ無しでカウンターで飲めるって書いてあったかんね、確か。

本当に、また行くのよ、ふふふ

僕は酒量は少ないの。でも、美味しいワインはまぁまぁ飲むの。ディオニーさん扱いのワインだらけの店内をぐるぐる廻って、選んだのは、この子。4500円くらい、安くないけどワインバーで三杯飲んだら5000円だし、敢えて京都でボトル飲み。ヤバいわね、ただの大酒呑みみたいじゃん、全然違うのに…

パカレさんのボジョレー・ヌーボーシーズンのボトル。2019だったような…

カウンターで飲みながら、ボトルをくるりと回したら、裏面ラベルに「輸入者 : 野村ユニソン」って… ディオニーじゃないの選んでるやないかーい! まぁ、許してね。

グッドコンディションじゃんね、ジワジワ旨いじゃんね。珍しくクイクイ呑んじゃうじゃんね
安いってだけじゃなくって、お客さん来ないから落ち着ける…
チーズも頼んじゃった。ブリーは相性悪いじゃんね

一人でワイン一本飲むほど酒豪じゃないんだけど、パカレさんのワインってサラサラ軽やかで、でもとっても魅力的で、飲み飽きないの。ディオニーさん扱いのアルザスのビネールさんの白ワインよりも軽やかなのよね。気が付いたら空っぽじゃんね。

カウンターに立ってたレディは、ディオニーの社員さんで埼玉県ご出身なんだって。

「どっか、軽く食べれるとこ、ないですかね?」

「どこも予約してないんですか? 」

「はぁ、『DEPREE』ってフレンチのお店、予約できなくって」

「あきまへんな、そのお店はエラい人気どすぇ、数日前の予約じゃ空いとりしまへんがな」

「ほぉー、さよでっか。困りもうした…」

ってやりとりの末、教えてもらったのが二店。韓国居酒屋なのかしら、『하하하(ハハハ)』ってお店と、京都駅近くの『ALKAA』ってワインバー。うーむ、やっぱクチコミ最優先じゃんね。早速行ってみるわね。

と言いつつ、『ハハハ』に徒歩で行く道に、こないだ買った一流料理雑誌『dancyu』の「京都で呑む」特集に載ってた焼き鳥屋さん『おこし』があるから、覗いてみたんだけどね。「すんまへん、いっぱいどす」って。ここも次回の宿題ね。

こんな小路を夕暮れにプラプラすんの、小雨でも愉しいわぁ
焼き鳥ってのも、いいじゃんね。ここは予約しないと厳しそうなロケーションじゃんね

小雨の中、歩く京都も良いものね。ってか、雷もゴロゴロ鳴ってるし、なかなか濡れてきたわね。そして、なんか韓国の町中みたいなディープなお店もチラホラ。関西っぽいわぁ。

全く読めないけど、多分「居酒屋」とか「プルコギ」とか書いてあんのかなぁ

いやいや、期待が高まるアプローチじゃんね。

『하하하(ハハハ)』に到着。運良く、ちょうど帰るお客さんのカウンター席に入れてもらえちゃった。ラッキー!

ドキドキじゃんね
読めないけど、絶対このお店、のはず
うわぁ、グッとくるメニューじゃんね
単品メニューもコリア韓国じゃんね、やべー
マッコリ1択ね

想定外のリアル韓国食堂っぷり。これは濃厚なお店を教えてもらっちゃったじゃんね。飲み物メニューに「ナチュラルワイン(グラス)」ってあるけど、当然マッコリじゃんね。マッコリ チュセヨ(ください)なわけ。

ふふふ、これこれ。乳酸菌の助けがあれば、愉快な韓国ナイトなの

で、すでにウキウキな気分でメニュー眺めても、どれにするべきかサッパリ結論がでないわけ。うーぬ…

目の前で韓国的な土鍋をグツグツ煮込んでるお姉さんに「初めてなんどすけど、どれがオススメどすか?」って聞いたら、「辛いのが大丈夫どしたら、カンテンジャンピビンパがオススメどす」って。じゃあ、それくださいな。

クールだけど的確なオススメのお姉さん。オープンキッチンはもちろん、ばっちり整理整頓清潔なわけ、ホッとするわぁ

あとは白菜キムチ、茹でタコを注文。ワクワク…

おお、定食につく小鉢ね。「大根の蒸しナムル」「大根の葉のキムチ」「海苔の…」
クッパっぽいけど、ピビンパなのね。イカ・エビ・タコがプリプリで、辛くて汗がどばー。ヤバいわ… 海鮮いりこだし韓国味噌スープぶっかけビピンパね
ナイス発酵、ナイス酸っぱい白菜キムチ。自然な発酵のリアルなキムチじゃんね
さーて、混ぜ混ぜすっかね
うはぁ、これは混沌として整然としたマグマじゃんね
茹でタコつまみながらね。この辛味噌胡麻タレが、イカす!
混ぜ混ぜ完了。さぁ行こう!

はっきり言うけど、大変旨いどす。ってか、京都で韓国定食って、想像では「えっ? なんで?」って思っちゃうじゃんね、僕もそうだもん。

でも、マジでリアルに、感動しちゃった。夜行バス→早朝ラーメン→朝銭湯→残念朝食→カプチーノ→関西風鰻蒲焼き→昼銭湯→夕方パカレさんのボジョレー1本、からの胃袋が世界一喜ぶのは、このお店だったのよ。ゼロ泊三日の夜行バス京都旅で、まさかの済州(チェジュ)島までぶっ飛べるなんて、誰が予想できたでしょうか? (いや、予想できない)。

ここだかんね、まさに韓国のシチリア島的な巨大アイランドなの

食べ物に関してだけは韓国偏差値63の僕の心と胃袋を感動させてくれた、この『ハハハ』なるお店に感謝を捧げるため、定食をもう一個注文しちゃったかんね。てへ…

「モンクッ」っていう、海藻+豚肉+そば粉のまったりスープをご飯にドッパーと合体
優しいお味、海藻と豚肉と、済州島にもリアルな旅してみたくなっちゃうじゃんね

このお店に来てよかったー。ディオニーのお姉さんに大感謝!

このお店を出た時点で20:45。帰りの夜行バスは京都駅22:45集合。ヤバいわね、帰りに銭湯『梅湯』で汗流して、番台で売ってた京都の特別栽培米買って、駅前の『ALKAA』で一杯呑みたいのに…

結論から言うと、タクシーで『梅湯』行って、お米を9kg とナス胡瓜買って、

カラスの行水。1日で二回入っちゃったね
こうゆう地元密着の銭湯の番台に、ヘンテコなお米や野菜売ってるわけないやんけ、なぁ…
京野菜売っとるなぁ、ナスと胡瓜をいただきましょか

またタクシーで『ALKAA』行ってシャルドネを二杯(オススメに従って、マコンの酸味がドカンと鋭いのと、ニュイの美しい香りの)飲んで、そのお店もとってもいいワインバーで、

今年の3月にオープンしたヤングなワインバー。元気なお姉さんたちが盛り上がってたわね
こうゆうワインを夜行バス登場直前まで… 京都ワンダフル
元気な京女さんたち、凄まじい魔力を持ってそう
ダールおじさんのワインも呑みたいけど
このマコンがマスターイチオシ。中部フランスの素敵なシャルドネの競演、グラスを夜行バスに持ち込んでグルグル回してれば横浜到着しそうやなぁ
ナイスなセレクトをしてくれちゃったマスター。夜行バス待ちに最適のカウンターじゃんね

で夜行バスで湘南に帰ったわけ。京都はタクシーだらけで、ええどすなぁ。

この「VIPライナー」って、椅子のリクライニングもナイスで、めっちゃ快適だったやんなぁ
乗らないとわかんない夜行バス。「夜行バスミシュラン」とか、ないんか?
さ、寝よか

ちなみに、今日1日を通して、適度な運動と食事と飲酒のバランスが最適だったのか、帰りの夜行バスが素晴らしかったのか(帰りは隣席がラッキー空席)、トイレ休憩も気が付かず爆睡、ふと起きたら横浜YCAT(05:15着)。夜行バス、最高じゃんね。

今回のゼロ泊三日 夜行バスの旅で学んだことは、

・夜行バスは案外楽チン、ただし寝不足で乗らないと寝れなくて辛い場合もあるかも

・京都市内は銭湯だらけ。営業時間を事前チェックして、飲食や飲酒と組み合わせると素敵

・市内移動は郊外移動含め市バスが圧倒的に便利だけどスマホでGoogle map が無いと無理。充電は大事よ

・京都は歩いてるだけで超楽しいから、また行くわ。ただ、危ないお店もあるから、油断大敵だかんね

はぁー、愉しかった❗また来るぜよ、京都はやっぱ京都やねぇ…

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