文学部出身が脳ミソ絞って考えたんだけど、「猛烈な円安」で困るのって年金暮らしの爺婆だけじゃないの? なのに円安誘導の与党自民党が大勝した不思議 - ニャロの『FIRE』スローライフ

にゃー🐈　ニャロです。

色々な意見や考え方がある令和四年の世界だけど、間違い無く一番楽チンな生き方は「思考停止して、ただ生きる」。

楽チンなのよね、体の疲れは栄養補給と休養で回復するみたいだけど、心の疲れや脳ミソ疲労ってね。なかなか回復しないことがあるもんね。

ヤングサラリーマンが、やっと課長になって年俸も900万円くらいになって、ホッとできるかって言うと、アレよね、ブルシットジョブのオンパレードに醜い叩きあい…

だから、メンタルなタフネスが虚弱なヤングリーマンは「出世したくないでーす、残業代貰えないし、大して給料増えないし、17:00キッチリ終業して自宅の猫にチューしたいでーす」って、そんな令和四年じゃんね。

自分の10年後がアホな部長、20年後がショボい執行役員、いい年こいた爺いが外人社長や副社長にヘコヘコしてるザマを目撃してんだもん。まぁ、そういう選択肢もアリよね

サラリーマンのキャリアプランは自由だけど、今30才のヤングリーマンが「どうせ日本企業、上司にも同僚にも部下にも忖度しまくって、脳ミソ稼働最小限にして、ゆるーく働くぜ」って、定年70才まで40年間もそれを継続できるなら、それって才能よね。超高性能ロボットなのか、超思考停止型地下労働者なのか…

昭和の初期、タイプライターを打つ専門職「タイピスト」って仕事があったんだって。へー

Googleが凄まじい速度で賢くなってるじゃん、外国語翻訳とか軽めのAI機能とか。車についてる純正ナビゲーションシステムよりGoogle mapのほうが的確だってんだから、今あるサラリーマン業種が5年後10年後に化石になってないか、どうなのかしらね。

例えば、そろそろ課長かもって年齢とスキルのヤングリーマンがいて、「このまま日本の田舎のメーカーが永遠に存続する前提で、上司にヘコヘコしたり大上司にひきつったりしながら、そこそこ無難な国産脳ミソ低稼働型忖度ヘコヘコリーマン継続(定年まで会社や職が存続する保証なし)」するのも、「海外の親会社に転籍するチャンスに挑戦して、海外での生活&仕事のキャリア積んで、インド人や中国人やフランス人なんかのドライかつリアルなインターナショナル環境で実力付けて、日本の自動車製造業が崩壊しても日本国が破産しても余裕でグッドジョブをゲットできるレジュメの仕事特化型脳ミソリーマン」にスキルアップするのも、自由だもんね。

こんだけ世界経済の国境が無い時代、ライバルは隣の席のおっちゃんじゃなくって、インド人や中国人やフランス人やアフリカ人やGOOGLE なんだから、「精神と時の部屋」に飛び込んでスキルアップしとかないと、自分が40才になったときの自分の価値を想像してみても、いいかもね

そんな自由てんこ盛りの令和四年参議院選挙の結果は与党自民党の大勝利。税金の使い途や外交なんかに関してグイグイ遣りたいことをやれる権力を握ったわけよね。

「なぜ」って… そりゃ、まともな対立政党が無いからじゃんね。「心底愛してるぜ自民党、ラブユー♥️」なんて熱烈ファンは少ないだろうけど、僕みたく「中国共産党の日本支部は論外、以前政権取った時にマニフェスト破り散らかしたままのxx民主党も論外、消費税ゼロとかバラマキは困るからメロリンキュー新撰組もダメ、NHKは壊さなくていいからアレも論外」みたいに、「ベストじゃないけどベター」だからじゃないのかしらね。大手企業優遇も円安誘導も継続するだろうから、特に輸出型製造業所属のサラリーマンにもお得だし。

不思議でならないのが、与党の「アベノミクス的経済政策の継続 ≒ 金融緩和継続 ≒ 円安継続」で困るはずの年金生活爺婆たち有力有権者軍団。

年金だけで生活してたら… 輸入品やらエネルギー価格上昇で家計が苦しくなるんじゃないの?

「価格高騰」「円安進行」「給料アップ… あまり進まない」って、今回の参議院選挙であーだこーだ議論されてたけど、どう考えてもヤングな輸出型製造業リーマンには「円安」はお得なのよね。シンプルに、円高で日本国内生産の自動車なんかの価格競争力が落ちたら、国内工場閉鎖なんだから。日本の人口が減る一方だって小学生だってググればわかるんだし、需要は国内では萎む一方じゃんね。

それどころか、2030 ～ 2040年には全日本人口の労働力は半分以下。少ない子供たちと大量の爺婆だらけ社会。今32才のヤングサラリーマンは、自分が40 ～ 50代の納税や社会保険料はそういう負荷強めな感じになっちゃうわけ。