スナフキンのように気ままなワイン旅 北イタリア2023 #18 ワイナリー訪問『NICOLINI (MUGGIA, フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州)』

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

旅は、まだイタリア着いて5日目。

1日目 移動➡ボルツァーノ『Tröpfltalhof (ボルツァーノ)』

2日目 ドロミテ ハイキング

3日目 『GRAVNER(ゴリツィア)』

4日目 『BRESSAN(ゴリツィア)』

昨夜は、お腹いっぱい牛肉食べたけど、食後酒の効果かしら。お腹空いちゃった…

今日5日目は、みんな大好きワイナリー『NICOLINI』に行くわけ。鎌倉御成通りのあのワインバーでも、北鎌倉のあのレストランでも、常連ワインとして登場するワインなんだから、楽しみに決まってんじゃんね。見覚えあるっしょ、このラベル。

ゴリツィアからトリエステを越えて、トリエステの南の半島ムッジャへ。ここも、ほぼスロヴェニアじゃんね。

… うっへー!なんなのよ、ムッジャの道は細いし急な登り坂ばっかりだし。加えて270度カーブみたいな厳しいルートじゃん。なんか、伊豆のみかん畑みたい。

おお、この辺でしょ。お願いだから「到着しました、お疲れ様でした」って言ってよ、GoogleMapさん。

ここじゃん。なんか、別荘なのか住宅なのかわかんないけど、おうちだらけ

しかしまぁ、風光明媚。トリエステの港を見下ろす高台じゃんね。

周りは、普通に住宅地。ここなの?

うーむ、なんかビックリ。こんな住宅地の中なの?

奥様のロッサーナさんが、お昼ご飯用意してくれて。ってか、田舎の実家じゃん、ワイナリーなの?

お手製のイワシ塩漬けオイルをパンにのせて、ロゼっぽい「Piccola Nera」と一緒に。旨、旨っシモ。当たり前じゃんね、当主のジョルジョさんが、「うちの白は魚介と合うけど、イワシみたいな青魚には、このロゼが最高なんだよ、はっはっは〜!」って断言してたし。

なんかさ、ロゼって日本だとあんまり主役じゃないってゆうか、新興のオレンジ醸しワインよりマイナーだけど、こうやって造り手さんから「コレにはロゼ、間違い無し」って言われると、なんか気にしちゃうわ。

ご自宅=ワイナリー、は葡萄畑に囲まれてて。

おじいちゃんお婆ちゃんのおうちに遊びに来たみたい。天気もいいし。

やんちゃなワンワンが二匹。

なんつーか、「本当にここが、あの『NICOLINI』?」って感じ。だって、どう見ても普通の(より大きい)おうちなんだもん。

結構ゆっくりお昼ご飯(+試飲、ってか食事)して。ジョルジョさん、シャツの胸ボタン4番目まで開けて、マルヴァジアとか炭酸水でドパドパ割って。「午後畑仕事あるからな、酔っ払っちゃまずいんだよ。寝ちゃうし。スプリッツァー(ワイン+炭酸水)にしても旨いぞ、夏だし」… そうなのねん、流石にもったいないからスプリッツァーにはしないけど、でもそうゆう日常なのねん。

で、(自宅兼)ワイナリーへ。

… って、改めて「ここが、あの『NICOLINI』…」。

家じゃん!

家じゃん!

家じゃーーーーん!

なんか、グラッパの話になって、「手間かかるし、大変なんだよ。しかも蒸留器が古くってメチルアルコールが1.5度くらい残っちゃうから、日本に輸出できないんだよ…」って。そう聞くと買いたいじゃんね。

木樽もチョイチョイあるし、ご自宅の1階部分がワイナリーなのかしら。冷房はしてないんだって。涼しいじゃんね…

しかし、小さいワイナリーだわ。

レフォスコとかの大樽、っていっても天井低いから、中樽ね。親子3人でやってるんだもんね、なんか、もっと好きになっちゃったなぁ、ニコリーニのワイン。

場所がない(拡張スペースなし)から、資材置き場とラベル貼りは、テント。「ボーラ」暴風でぶっ飛ばないといいんだけど。

瓶とか資材全般が「インフレで値段が倍くらい、エグいぜ」って言ってたわ。

モリモリ元気な葡萄の木々。ナゾの枝折れがあって、

「今日は穏やかだけど、ボーラが吹くと葡萄の枝が折れたりするんだぞ」、って。うそーん!しなやかな葡萄の枝が折れるって、どんだけ強風なの!?

雑草もっさもっさ。「雑草刈るヒマないんだよ、親子3人でやってっから」って。

このトリエステを見下ろす景色。そりゃ人気の住宅地よね。

他のフリウリ、ボルツァーノと同じで、まさに開花時期。強雨強風来ませんように。

ここも、来れて良かった。正直で真面目なジョルジョさんロッサーナさん達の「素直で正直な味わい」のワインなんだなって、思っちゃった。

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