にゃー🐈 ニャロです。
鵠沼海岸って、いい場所よ。住むなら、暴走族が五月蝿い小田急線路南側よりは、少し静かな北側がオススメだけどね。
一応、「鵠沼海岸商店街」なる通りには、高価格普通品質スーパー『相鉄ローゼン』とか、肉屋・八百屋・魚屋・飲み屋・郵便局・銀行とか数件ずつあったりして、こじんまりした田舎の風情なんだけどね。
そんな真夏の海水浴田舎者大集合シーズン以外は静かな鵠沼海岸商店街に、珍しく行列ができてたのよね。一流クロダイ釣り師 兼 床屋さん『423』の隣の飲食建物の二階なんだけど。
冬だったかなー、去年だったかなー、並ぶの苦手だから待ってたら、こないだ床屋さん行ったときに並んでなかったから、お昼ごはん食べてみたの。
なんかね、ナウいってか、店内の空気感が… 正直 怖い感じ。別にボッタクリバーとかそうゆうんじゃなくって、自分の場違い感ってのかなぁ…
カウンター内にヤングでいかついお兄さん二人と、ヤングレディ一人の三人体制みたい。たしか金曜日の13:00だったんだけど、店内に先客二人だったような。
「薬膳」って、漢方薬を振りかけてあるのかなぁ、とか思いながら、口に出したらぶっ殺されかねない空気感。余計なことは言わず、「薬膳麻婆麺定食」を注文したわよ。大盛りとか頼む空気感じゃないし。
なんかね、調理場のいかついお兄さんたち、入れ墨バリバリなんだけど、別に茅ヶ崎の『ゴールデン・バブ』でも、海外のお店でも、入れ墨でビビったり焦ったりしたこと無いんだけどね。
なんだろ、なんか「ヤンキー抗争中のヤンキー本拠地」みたいな雰囲気っていうか… まぁ、とにかくお昼ごはん食べないと退店もできない空気感だし、ひょっとしたら一口食べて「うまい!」って呟いた瞬間に店員さんたちがニコニコしだすかもしんないし。さ、来たわね。
なるほど、麻婆豆腐っぽいスープというか餡というか、辛くもスパイシーでなく、優しい餡かけソバなのね。フムフム。
どの辺が「薬膳」なのかわかんないけど、うーんと…
そもそも「薬膳」って何?
別にいいんだけどさ、雰囲気的に「薬膳」って書けば鵠沼海岸のお昼に暇暇してるマダムたちが食いついてくるんだから、極めて知性的戦略的お品書きだけどさ。
そもそも、「麻婆豆腐」として残念なもんで、なんてゆうか、例えばメニューに「※注記 : 本格派麻婆豆腐とは一線を画した、21世紀の新しい薬膳雰囲気な麻婆豆腐雰囲気な麻婆豆腐じゃない一品です」、とか小さく書いてくれると、いいなぁ…
食べたわよ、麺は完食したし、「自称薬膳な自称麻婆豆腐な餡」もそこそこ食べたし。
しかし、なんでこんなに怖いの? 夏前は階段の行列が消えたから?
… お店のインスタントグラムを帰宅してからググってみたら、
多分、謎が解けたわね。あのお店は、ラッパー御用達のお店だったんじゃないかしら。
「YO! 薬膳だYO! 🎵」
「YO! 麻婆豆腐だYO! 🎵」
ってノリで、明らかに「アンチラップ」な雰囲気の僕が入ってきたから、店員さんたち硬直してたってわけね、多分。
ってわけで、今回はお互いに不幸なランデブーだったみたい。ごめんなさい…
湘南ズルズル団 調査報告
調査対象 : 『蛙吽 -WAON-』
このまま行列が復活しなかったら、新しい薬膳的雰囲気な新メニューが登場するのかどうか、よくわかんない度 ☆☆☆
薬膳のリアルな効能 ? ? ?
ラッパーたちの聖地ってことで、ラップ苦手な昭和loverたちは近寄るとケガするかんね。気をつけてね…
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