にゃー🐈 ニャロです。
ヤバいわ、下手したら帰りの夜行バス、愉しすぎてパッシングしちゃうかも… 京都は底なしのDanger zone確定だかんね。
ええと、錦市場でお昼に鰻食べたの。
で、京都の老舗的なナチュラルワイン屋さん『エーテルヴァイン』に向かったわけ。京都の難解不思議な市バスも、Google mapがあれば余裕じゃんね。21世紀バンザイ!
なんかポチポチと雨が降り出したんだけど、涼しくていいじゃんね。『エーテルヴァイン』に到着〜!
湘南には、「予約しないと入店禁止、一見さんお断り、セラーには誰も入っちゃダメ(ってか物理的に不可能)、ワインボトルに触れたらお買い上げ」っていう、凄まじいワイン屋さんがあるとか無いとか、ここ『エーテルヴァイン』は入店したらお姉さんが「どうぞセラーに入ってくださいね」、だって。ほへー。
うーん、思わずクール便で8本買っちゃった… お店のお姉さんに「3本、デイリーな価格でお任せで選んで貰えるかしら?」ってお願いしたら、やけに嬉しそうに選んでくれたわ。確かスペインの白とフランス アンジュの赤と、あとなんだっけ…
本当は、辻堂のシェフに教えてもらった、この『エーテルヴァイン』が経営してるフレンチのお店『DUPREE (デュプリー)』で夕飯食べたかったんだけど、満席で予約出来なかったの。また次回のお楽しみね。
さ、次は… コーヒー飲みたいわね。今度は浅煎りのドリップコーヒー飲みたいじゃん。GOOGLE mapで調べたら、『EL PUENTE COFFEE LABORATORY 古川町本店』ってお店が近くにあるじゃん。
てくてく向かうわよ。
到着、したんだけど、お休みかなー。あ、張り紙…
あららー、残念。結構広い店内だし、焙煎機とか投資結構お金かけてるっぽいけど、固定費負担がでかそうなお店だもんね。倒産したのか、移転じゃないみたいだし。観光地エリアからちょっと遠いし… 商売って、厳しいものなのね。
もうコーヒー気分も吹っ飛んだし、銭湯行こっと。事前リサーチで絶対行きたい銭湯ナンバーワンの『船岡温泉』なのよ。
Google mapに従ってバス停に向かうわ。
『船岡温泉』の最寄りバス停についたら大雨ジャージャー。タクシー乗って到着したんだけど、京都ってタクシー安いしいっぱい走ってるし、便利じゃんね
めっちゃ広い浴場で、檜風呂まであるのに、銭湯料金の450円。激安ジャパン、そりゃ円安もあるし、海外からの観光客は狂喜乱舞じゃんね。
観光地と銭湯って、相性抜群。
飲食店と銭湯も、相性抜群。
夜行バスと銭湯も、相性抜群。
つまり、夜行バスで観光地に来て、飲み食いしながら合間に銭湯で汗を流す、これは空前絶後の好相性ってことなのね。世紀の大発見だわ…
手拭い一本持ってれば、銭湯でタオル買わなくていいし、すぐ乾くし絞れば何回も使えるし、旅には手拭いも必帯ね。
『SOU SOU』って手拭い屋さんが京都市内にあったから、お土産に数本買ったもんね。
さて、と。今日二回目の銭湯でさっぱりしたし、そろそろ飲みにいきたいじゃんね。
うーん、どうしよっかなー、知らないワインバー行って今朝の朝食みたいなアクシデントは辛いもんねぇ、うーん…
そうだ! 今日のお昼前に、営業開始前で角打ちやってなかった『前田豊三郎商店』で飲もう❗一本3000円以上ボトルは、チャージ無しでカウンターで飲めるって書いてあったかんね、確か。
僕は酒量は少ないの。でも、美味しいワインはまぁまぁ飲むの。ディオニーさん扱いのワインだらけの店内をぐるぐる廻って、選んだのは、この子。4500円くらい、安くないけどワインバーで三杯飲んだら5000円だし、敢えて京都でボトル飲み。ヤバいわね、ただの大酒呑みみたいじゃん、全然違うのに…
カウンターで飲みながら、ボトルをくるりと回したら、裏面ラベルに「輸入者 : 野村ユニソン」って… ディオニーじゃないの選んでるやないかーい! まぁ、許してね。
一人でワイン一本飲むほど酒豪じゃないんだけど、パカレさんのワインってサラサラ軽やかで、でもとっても魅力的で、飲み飽きないの。ディオニーさん扱いのアルザスのビネールさんの白ワインよりも軽やかなのよね。気が付いたら空っぽじゃんね。
カウンターに立ってたレディは、ディオニーの社員さんで埼玉県ご出身なんだって。
「どっか、軽く食べれるとこ、ないですかね?」
「どこも予約してないんですか? 」
「はぁ、『DEPREE』ってフレンチのお店、予約できなくって」
「あきまへんな、そのお店はエラい人気どすぇ、数日前の予約じゃ空いとりしまへんがな」
「ほぉー、さよでっか。困りもうした…」
ってやりとりの末、教えてもらったのが二店。韓国居酒屋なのかしら、『하하하(ハハハ)』ってお店と、京都駅近くの『ALKAA』ってワインバー。うーむ、やっぱクチコミ最優先じゃんね。早速行ってみるわね。
と言いつつ、『ハハハ』に徒歩で行く道に、こないだ買った一流料理雑誌『dancyu』の「京都で呑む」特集に載ってた焼き鳥屋さん『おこし』があるから、覗いてみたんだけどね。「すんまへん、いっぱいどす」って。ここも次回の宿題ね。
小雨の中、歩く京都も良いものね。ってか、雷もゴロゴロ鳴ってるし、なかなか濡れてきたわね。そして、なんか韓国の町中みたいなディープなお店もチラホラ。関西っぽいわぁ。
いやいや、期待が高まるアプローチじゃんね。
『하하하(ハハハ)』に到着。運良く、ちょうど帰るお客さんのカウンター席に入れてもらえちゃった。ラッキー!
想定外のリアル韓国食堂っぷり。これは濃厚なお店を教えてもらっちゃったじゃんね。飲み物メニューに「ナチュラルワイン(グラス)」ってあるけど、当然マッコリじゃんね。マッコリ チュセヨ(ください)なわけ。
で、すでにウキウキな気分でメニュー眺めても、どれにするべきかサッパリ結論がでないわけ。うーぬ…
目の前で韓国的な土鍋をグツグツ煮込んでるお姉さんに「初めてなんどすけど、どれがオススメどすか?」って聞いたら、「辛いのが大丈夫どしたら、カンテンジャンピビンパがオススメどす」って。じゃあ、それくださいな。
あとは白菜キムチ、茹でタコを注文。ワクワク…
はっきり言うけど、大変旨いどす。ってか、京都で韓国定食って、想像では「えっ? なんで?」って思っちゃうじゃんね、僕もそうだもん。
でも、マジでリアルに、感動しちゃった。夜行バス→早朝ラーメン→朝銭湯→残念朝食→カプチーノ→関西風鰻蒲焼き→昼銭湯→夕方パカレさんのボジョレー1本、からの胃袋が世界一喜ぶのは、このお店だったのよ。ゼロ泊三日の夜行バス京都旅で、まさかの済州(チェジュ)島までぶっ飛べるなんて、誰が予想できたでしょうか? (いや、予想できない)。
食べ物に関してだけは韓国偏差値63の僕の心と胃袋を感動させてくれた、この『ハハハ』なるお店に感謝を捧げるため、定食をもう一個注文しちゃったかんね。てへ…
このお店に来てよかったー。ディオニーのお姉さんに大感謝!
このお店を出た時点で20:45。帰りの夜行バスは京都駅22:45集合。ヤバいわね、帰りに銭湯『梅湯』で汗流して、番台で売ってた京都の特別栽培米買って、駅前の『ALKAA』で一杯呑みたいのに…
結論から言うと、タクシーで『梅湯』行って、お米を9kg とナス胡瓜買って、
またタクシーで『ALKAA』行ってシャルドネを二杯(オススメに従って、マコンの酸味がドカンと鋭いのと、ニュイの美しい香りの)飲んで、そのお店もとってもいいワインバーで、
で夜行バスで湘南に帰ったわけ。京都はタクシーだらけで、ええどすなぁ。
ちなみに、今日1日を通して、適度な運動と食事と飲酒のバランスが最適だったのか、帰りの夜行バスが素晴らしかったのか(帰りは隣席がラッキー空席)、トイレ休憩も気が付かず爆睡、ふと起きたら横浜YCAT(05:15着)。夜行バス、最高じゃんね。
今回のゼロ泊三日 夜行バスの旅で学んだことは、
・夜行バスは案外楽チン、ただし寝不足で乗らないと寝れなくて辛い場合もあるかも
・京都市内は銭湯だらけ。営業時間を事前チェックして、飲食や飲酒と組み合わせると素敵
・市内移動は郊外移動含め市バスが圧倒的に便利だけどスマホでGoogle map が無いと無理。充電は大事よ
・京都は歩いてるだけで超楽しいから、また行くわ。ただ、危ないお店もあるから、油断大敵だかんね
はぁー、愉しかった❗また来るぜよ、京都はやっぱ京都やねぇ…
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