にゃー🐈 ニャロです。
毎年の事で馬鹿らしいんだけど、やっぱ3月は「暖かくなったり」「急に寒さが戻ったり」の繰り返し。毎年の事なのに、一年経ってるから、何となく忘れてて「寒い〜！先週は20℃超えた日もあったのに…」、なんて呟いたり。
昨日の沖縄空手の稽古は、「具合悪くて」ってお子様続出しらしく、僕含め生徒たった6人。みっちり稽古してもらえてラッキー、風邪ひいた子供たちは免疫力アップできてラッキー。みんなラッキーじゃんね。
そして、「寒い」といえば…
温泉、純温泉に決まってんじゃんね。旅だぜ、冷える初春の温泉旅。イェイ！
先週の伊勢参りのついでに寄った「なばなの里(三重県)」、
にあった日帰り温泉施設「里の湯」は、循環・加水・加温＋軽い塩素臭の、完璧な「非純温泉」。別にいいんだどね。
でもさ、わざわざ湯治に行くなら「純温泉」一択じゃんね。掛け流し・無加水・無加温の純温泉パワーを感じたいじゃん。そうじゃんね。
4月は2週間ちょい北海道にぶどう畑のワイヤー張り合宿に行くし、今回はあんまり長い湯治はアレだから、3月2泊プチ湯治に行くことにしたの。寒い時は湯治が一番。
そうなると、行き先はかなり絞られちゃうじゃんね。狙ってる八戸周辺とか酸ヶ湯温泉とか、青森県に行くには短すぎて勿体ないし。
箱根湯本の天山の宿泊施設「羽衣」は満室だし。
こないだ七里ヶ浜でのワイン勉強会で教えてもらった山梨県甲府方面がいいかなぁって、山梨県の増富温泉 不老閣に予約問い合わせしたら「満室」。
うーん、首都圏から遠くない公共交通機関で行ける純温泉、かつ安い湯治ができる宿は、急に「そうだ！湯治に行こうか！」って思い立っても、部屋がね。空いてないのよね。いっそコロちゃん復活大流行でもしてくれたら、って思っちゃうわ…
ウソはつけないわ、ホントに思っちゃったんだもん。コロちゃん自粛自粛フィーバーのお陰で、あの頃はホントに旅人や鵠沼サーファーにとっては奇跡的なガラガラ期間だったもんなぁ… なんて不穏なコトを考えてしまう性悪な僕。これはマズいわね、純温泉でココロとカラダをリフレッシュしないと、ダークサイドに堕ちちゃうわ。
東北本線の各駅電車と路線バスで行ける那須湯本は… あ、来週末のお彼岸お墓参りのついでに一泊するのよね、那須湯本の「北温泉旅館」。掛け流し温泉プール⬇で泳いでみたいじゃん。だから、だめねぇ…
うーん、どうしよう。伊豆？北陸割で新潟県？
あ、そうそう、忘れてた！前から行きたかった温泉があるじゃん。人為的原発災害で酷い目にあった福島県双葉郡の福島原発跡から南にほんの60kmのいわき市。そこには「スパリゾート ハワイアンズ(旧常磐ハワイアンセンター)」含めた「いわき湯本温泉」があるんだけど、
僕が狙ってたのは「ホテル住乃江」っていう、かなり質素な温泉ホテル。
遠いのよ、いわき市って。福島県ってでっかいし、その手前の茨城県も、どでかくって。藤沢から東海道線で上野へ、そして常磐線各駅停車で水戸、いわきへ。片道4.5時間。もちろん、貴族の乗り物「特急列車」なんか論外だしね。
しかも、鈍行列車でも藤沢駅から湯本駅まで片道4500円。夜行バスで横浜から京都に行けちゃう価格じゃん。うーん…
なーんて悩んでたら、「あ、青春18きっぷ！」って思いついて。上手く二回分だけ安くチケットショップで買えれば、安くっていいじゃんね。宿も「空いてますよ〜」って。よし、決定！いわき市に行こう！いわき湯本温泉へ。
しかしまぁ、ずいぶんとご無沙汰してるのよ、福島県。大学の旅行研究会っていう名門サークル入って最初の冬旅行は「裏磐梯クリスマス温泉青春18きっぷ旅」だったしなぁ。青春だったわ… 2011年3月以降、福島県には新幹線や夜行バスで通過しただけで、一回も行ってないわ。
福島県といえば、世界的に有名になっちゃった、原発爆発で被爆しちゃった県。大嘘政治家たちと官僚、インチキ学者たちと営利目的企業たちの大嘘による福島原発人為的事故で、2011年に原発大爆発して放射能バラ撒かれて、来週でまだ13年じゃん。たった13年…
「原子爆弾反対！」とかって騒いでる米国謹製憲法九条愛好会の方々は、何故か原発の危険性には触れないけどね。エアコン止まったらイヤなんだろね、贅沢ワガママ爺婆集団だしね。
福島の原発が爆発するまでは、「チェルノブイリ(現ウクライナ)級の事故が起きたら、300年は草木一本も生えない…」って普通に言ってた日本の学者さんとかは、政府にポアされたのか知らんけど、
なんで福島原発の爆発についてだけは例外みたく、やたら「もう13年も経ってるんだから、福島の魚は安全だ！風評被害だ！」とか、なんか大東亜戦争のときの新聞みたく、「連戦連勝、破竹の勢い。放射能なんてもう(政府が猛烈に基準値を拡大した安全基準値よりは)無いし、無い無い、まるで無い」「放射能汚染どうのって口にするヤツは非国民」って報道ばっかり目に付く気がすんだけど。気の所為かしら？
「風評被害」じゃなく「被害」、原発が大爆発するって、どう考えても被害、大被害。原発推進させたくて「安全安全超安全のノーリスク」ってウソばっかついてた御用学者に政府、官僚たち責任の災害だし被害、ダメージ。違うかしら？
冷静にならないとさ、「魚が売れない」「果物・野菜が売れない」ことは政府責任の被害の結果であって、問題は「放射能汚染水・一部放射性物質を除去して一部残ってる処理水」が大量に13年間発生し続けてること、海に捨てるしかないようなコントロール不可能な危険な発電方式を導入しちゃったことじゃん。
だからさ、明らかに「風評被害」ってコトバはおかしいと思うのよ。だって、実際にゼロじゃないんだよね。残留放射性物質。物理的におかしいじゃん、ゼロだったら。
「風評」… 辞書には、
風評＝「世間の評判」。それって、根も葉も無いウソなら「風評被害」だけど、実際には「国の(怪しい)基準値よりも放射能レベルが低ければ問題無い」ってのは、まさに「風評」＝世間の評判としては大問題よね。
原発推進してて、とっとと再稼働させたいお国の決めた基準、もう政府は前科一犯(絶対事故無いって虚偽説明して、大爆発)だし、「海洋放出問題ゼロ」なんて政府の説明は信じねえよって世間の評判、当たり前じゃん。
それを「風評被害です、ウソなんです、全然問題無いんです」って… そんなの信じるのは「聖水、聖なる壺、家売って壺買えば…」って、統一教会の信者と一緒じゃん。また政府に騙されるなんて、僕はイヤだし。世間もイヤなんだろね。
悪いのは、福島の漁師さんたちじゃないかんね。悪いのは、原発事故起こり得るのに「絶対絶対安心、二重三重四重五重の安全対策してっから、全く避難計画もヨード配布も不要だしー」って大嘘コキマロだった政治家、役人、御用学者たち。福島県民はナンも悪いことしてないのに、
⬆最近じゃ、ついに政府はウソつくの止めて、「おめーら、原発コントロールできてねえのに、再稼働とかバカ言ってんじゃねえよ、これ以上オレっちたちの故郷を放射能まみれにするなら電気止まったほうがマシやで！」って国民の意見に対して、政府の回答は「日本には資源が無いし、脱炭素だし、コントロールできなくても再稼働っしょ」、だって⬆、確信犯。
そんなわけで、日本政府はアメリカの犬だから、原発推進止めれるわけなくって。与党政治家なんてそんなもんなんだけど、問題だと思うのは福島の漁協さんたちのアクション。
毎日検査してんだったら、お客さん(消費者)視点で考えたら、「検査結果を絶対値のまま毎日公表して、北海道や九州や能登の同じ魚種の検査結果との差異を見せればいいのに」、なんだよね。インスタントグラムとかフェイスブックとか、手段はあるんだから。当たり前だけど、実際に魚を口に入れる消費者に対して隠すデータじゃないんだもんね。
「地元漁協が自主的に定めた値」ってのも、「国が定めたユルユルな基準値よりも厳しい」ってだけじゃ、それって、消費者視点では意味ないよね。福島県の各漁協が、仮に、独自に「世界で一番厳しい基準値」を採用するとしても。実際はそうじゃないし。
福島原発が実際に大爆発して、濃厚な放射性物質が津波の引き波や大雨や処理水海洋放出で福島近海にたっぷり垂れ流された事実を消費者は知ってるんだから。事実をデータをハダカでお化粧無しで見せ続けないなら、当然「風評」＝世間の評判は、悪いわよ。そんくらい怖いものなんだから、放射能って。
なんで事実を無視すんだろ。放射能値を数字で示して、ロジカルに説明すりゃいいのに、「日本海側の魚から検出される放射性物質よりちょびっとでも濃い結果がでたら、福島県の漁業は壊滅だ！そもそも、お国の定めし『安全基準』内の抜き取り検査結果なんだから、数字なんか出さずに『安全〜！』なんだよ、ポアするぞ！」みたいな、ヘンテコな忖度というか。
大嘘こいて大事故起こした政府や役人が責任とるべきなのに、残留放射性物質の比較データもない「福島じゃない魚」と「福島の魚」が店先に並んで、「福島じゃない魚」を選ぶ消費者が「風評被害」って責められる、間違ってると思うんだけど。
那須エリアの道の駅、原発爆発後の数年間は、それぞれの農産物に「放射性物質測定データ」を貼り出してたんだけど。それもいつの間にか撤去されて。「時が解決」したのかしら？未だに山間の谷間では結構な数値が測定されてるって地元の方から聞くんだけど。見えないから黙っときゃ問題無いって？
海だって、山あり谷あり、なんだよなぁ…
「どんだけ放射能が検知されようと、福島の魚を食べてもらう、漁業を続ける」ありきの論理は、ロジカルじゃないかんね。「癌」が日本人の死因の何位なのか、原発爆発後の風向きで濃厚放射能を吸い込んだ子供たちに、甲状腺異常とか全く出てないんだっけ？怖いに決まってんじゃん、特に子供にとって。
そうなのよ、そもそも人類がコントロールできない原子力を使った発電したくてしょうがないバカ政治家やバ官僚や、大儲けしたい地元の建設会社や地主が、「絶対事故は起こりえない(って御用学者が言ってる)」って、それで起きた国が責任の原発事故なんだから、国は『エセ安全基準』をユルユルに緩めるじゃん。だって、補償金足りなくなっちゃうし。
福島県の漁師さんに非は無いんだから、安全基準値内の放射能値でも、「この僅かとはいえ、数字が出てるために福島県の漁師は商売にならないんだから、完全に日本海側と同じ放射能の数字に戻るまで100年でも200年でも補償継続しろ」、が正しい対応なんじゃないのかなぁ。
だって、日本の消費者には選ぶ権利があるんだもん、北朝鮮だったら、政府が魚を分配する仕組みを発動させて、「イヤなら魚喰うな(金一族とかは、もちろんアレだけど)」ってできるけど、資本主義で自由主義経済なんだから、「品質と安全性と価格で、買う物を選べる国」なんだからさ。
中華人民共和国の「日本産水産物の輸入全面停止」も、逆の立場を想像すれば、極めて普通の措置よね。
仮にね、中国の海岸沿いの原発が13年前に大爆発して、中国政府はいまだにデブリ取り出しも出来ず、処理してない放射能汚染水をいまだに漏らしまくって(＝海に流して)、「処理水」なる、放射性物質が完全には除去されない水を海にじゃぶじゃぶ流してたらさ、中国産の水産物、買わないよね。元々買ってないけど… ただそんだけのハナシ。
⬆ホント、原子力って「コントロールできない」じゃんね。2051年(今から26年後！)に廃炉出来る目処もたってないし、廃炉したからって放射性物質の残留は続くんだし。
どの自動車メーカーも、飛行機メーカーも、「絶対に事故も故障も無い」なんて馬鹿げた非論理的・非科学的な事言わないじゃん。なんで原発だけ「絶対安全、事故なんて起きるわけが無い、ノーリスク」って言い切ってたのかしらね。「バカだから」か「ウソつき」、どっちかじゃんね。
普通に考えたらそんな重犯罪的虚偽を騙ってた政治家も学者も官僚も故意殺人罪で無期懲役が妥当なのに、誰もが声揃えて言うのは、
「未曽有の…」「ミゾウの…」「みぞうの…」
まともな学者だったら、「事故の可能性は、ゼロじゃない。だから、事故が起きたらこうなる」⬇、リスクを理解した上で…
って、金融商品とかタバコと同様に、爆発して放射能バラ撒く原発なる発電設備は、地元住民に人命に思いっきり関わる事項なんだからきっちりリスク明言すべきだし、故郷も故郷の人間のつながりもめちゃくちゃなっちゃうし。
その前提で政府も地元自治体も地元住民も日本国民も、議論して多数決民主主義で決めればいいのにね。福島原発であんだけリアルに人為的大事故起こしたってのに、責任取らされるのは東京電力の役員たちだけだったけどね。
さ、百聞は一見にしかず。現地入りして、チャンスがあったら地元の方たちのリアルなお話聞いてこようっと。
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