にゃー🐈 ニャロです。
はっきり言っとくけど、僕は一人呑みのエキスパートだかんね。
お気に入りの呑み屋さんでみ自宅でも、勝手気ままにグラスぐるぐる回しまくったり、料理が来るまで図書館で借りた公安警察ものを読んだり、お店で起きる色々な事件やハプニングを横目でチラ見しながらニヤニヤしたり。
たまに遭遇するのよ、「やだー、絶対ムリ〜、一人で外食なんてありえなーい」とか「どうすんの？無言？罰ゲーム？」みたいな、一人苦手族のメンバーさん。
自由じゃんね、一人呑みも二人呑みも1000人宴会も。ただね、僕は一人呑みのエキスパートだけど、一緒に呑みに行くと意味不明に愉快な友達って、いるのよね。ほんの僅かだけど。
なんつーか「空気が保たない」とか「なんの話題振ればいいのよ…」ってケースもあるんだろうけど、なんつーか、理由はわかんないけど一緒に呑んでて心地良いお友達ってのは、存在するのよね。稀に。そんなリアルに気が付いたの、最近なんだけど。
そんなレアなお友達から招集がかかったら、心臓移植手術並みの重大要件が無ければ、駆けつけちゃうわけ。行きたいから行くってだけのハナシ。単純よね。
その日は、辻堂方面のあの『パンチョ』で、一人呑みしてて。クラフトビールをほんの大2杯呑んでたんだけど、「腰越ナウ」って招集かかったら、そりゃカール・ルイスかって疾さで腰越に向かうに決まってるわけ。
背中に夕焼けの富士山を背負って爆走。
江ノ島が大きくなってきて、
クラフトビールをほんの2パイント呑むと、膀胱タンクが破裂しそうになるのは自然の摂理、ナチュラルじゃんね。片瀬漁港入口に公衆トイレがあるんだけど、初めて利用しちゃった。
で、腰越の現場に到着。そこは、相模湾 腰越漁港で水揚げされる地魚をリアルに美味しく出してくれちゃう『旬魚菜しら川(腰越)』。なんか、ついこないだヘベレケになったばっかりじゃなかったっけ…
先に呑んでるお友達は、オトコらしく瓶ビールを… それは今の僕にはノーサンキューじゃんね。だから「バーバリック2杯呑んできたから…」って遠慮なく言えるわけ。言えない空気だったら、そもそもアレじゃんね。
もう、シェフのお酒選びは信頼してるから、お任せしちゃった。
で、出ました！本日のびっくりドッキリメカ！
… じゃなくって、本日の悶絶びっくり旨すぎメニューが発進じゃん。これはヤバいわ…
えーっと、魚卵って美味しいじゃん。タラコとかイクラとか。小料理屋さんとか行くと、限定メニューで「真鯛の卵の煮付け」とか、ゾッとする旨さじゃんね。
で、⬆なんだけど、「太刀魚の卵と煮こごり」なんだって。うわぁ〜、見た目だけで悶絶。
真鯛の卵より二回り小ぶりな粒粒がね、プチプチとｐ堪らない食感だし。そして高高度に凝縮した旨味ゼラチンといい、あっけらかんと美味しいけど、これってそうそう作れる煮こごりじゃないわ…
本当に本当に美味しいと、ガツガツ食べれないのよね。なぜか、なかなか無くならない煮こごり、お友達に「あと食べていいよ」って言われて幸せの天使が降りてきたもん。
わさび菜と大根おろしの…
日本酒じゃなくってご飯でもばっちり合うはずだけど、目の前にあるのは冷酒。徳利からお酒が減る分、僕は酔い進んでいくシステムのこのお店。不思議ね…
そりゃね、ここに来たら「刺し身盛り合わせ」は絶対じゃんね。東京ディズニーランドに行って「キャプテンEO」観ないわけないのと同じじゃんね。
今日もアンビリーバブルな「愛」に溢れた、腰越地魚への「愛」はマイケル級のこのお店。
真鯛もモンゴウイカも素晴らしいし、そもそも腰越で鱧が水揚げ？それをしれっと骨切りしちゃってるシェフがグレートなのは言うまでもないんだけど。
カイワリ… 晩秋に小型がルアーで釣れたり、でも越冬できないって聞いてたんだけど。ばっちり越冬して、いいサイズに育ったカイワリ… 旨いし。
で、「鯵フライ食べたい〜!」って声が上がって、鯵が揚がるわけ。
自宅で揚げ揚げするの大変だし、後片付けもお掃除も大変だし、ここの揚げ物は大変美味しいし。
野菜天ぷらまで頼んでるし。揚げ物があると日本酒が加速…
僕の好みじゃないけど、「辛いの〜」ってリクエストに出てきた長野県のお酒、辛口だけどボディも筋肉質。僕みたい…(ウソ)。
〆に卵焼き。シェフが「甘口？だし巻き？」って。今夜はだし巻き、甘口でもだし巻きでもお酒のラストスパートを後押しするだけだし。
はぁ、もう写真撮れないし。なんでナチュラルなワインだと飲むほどに思考がクリアーになるのに、日本酒は蕩けるんだろ… 困ったお店だし、困ったお友達だわ…
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