秋の秋田 プチ湯治旅 #8 最終回 秋田県は湯治最適地、ただし体重管理は至難な『玉川温泉』食事付きプラン

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

「湯治(とうじ)」… 案外、市民権獲得してないコトバなのね。こないだ、「秋田の“ユジ”、どうだった?」って聞かれて、「???…、ああ、トウジ」の事かぁ、って。

湯治、「少なくとも一週間以上」って言われると、なかなか見た目健康っぽいサラリーマン労働者には難しいわよね。

でも、「特定の疾病(しっぺい)」ってのは、地球上に生きてるニッポン人なら誰だって持ってるわよね。「なんか疲れた病」「腰が痛い病」「蒸れると股間が痒い病」「なんか寝付きが悪い病」「お通じが悪い病」。療養したいじゃん。

別に、お医者さんの診断書なんか無くたって、自分が「うーん、これはカラダかココロが不調じゃないか、困るなぁ」ってのが疾病なんだから、急いで湯治に行かないとさ。

僕の持ってる疾病は、

・年に数回以上、「純温泉(源泉掛け流し、無濾過・無加水・無加温のナチュラルな温泉)」に行きたくてしょがない病

・やたら食欲があって、なぜかオナカ回りが太くなっていく病(単なる成長?)

・軽微なイ●●ン

軽微なインリン… 台湾への愛を感じる疾病じゃんね。

そんな、今んとこはほぼ健康な僕。健康診断や人間ドックに言っても、コロナワクチン級に不可解な「BMI」とかって馬鹿げた基準で「やや肥満だ」とかってマヌケな問診で言われるくらい。

ってか、なんなの?「日本肥満学会」って?ヒマンな人たちよね。

筋肉量とか一切無視したアホっぽい「[体重(kg)]÷[身長(m)の2乗]」だなんて計算、勝手にさせときゃいいんだけど。BMI=バカな・無意味な・インケン基準値。

でもさ、世界には、まだヤングなのにシリアスな癌とか大病を患っちゃって、内科外科どっちの先生も「…残念ながら、現代医学では…」って患者さんが存在するわけよね。なんともアレなんだけど。

そんな癌患者さんたちに、

今回四泊した『玉川温泉(秋田県仙北市)』、癌患者さん業界では、相当に知られた温泉みたいなの。

玉川温泉の湯治客の8割が癌患者さんたち… 確かにね、お風呂とか岩盤浴してると聞こえてくる湯治客同士の会話が、なんてゆうか、病院みたいというか、明るい癌自慢大会みたいな感じなんだもん。

「ワタシは●●を全摘出したのよ」

「オレなんか、放射線治療したらツルッパゲになっちゃったぞ」

「僕はね、僕は…」

なんつーかさ、健康でいる期間って、人間だったら異常に長くて70年、セミだったら一週間。決して100年200年も健康な人間なんて存在しないんだけど、それでも「少しでも長く生きたい」って人間もいれば、通勤時間の小田急線に飛び込む人間もいて、人間って不思議なんだけど。

ここ玉川温泉は、「生きたい」人類のための純温泉。なんせ、受信料制度なる金銭徴収制度のお陰でスポンサー様に忖度無く番組作れちゃうNHK、八百長大相撲だろうと放送し続ける国営放送が⬇

ドキュメント番組放送しちゃうくらい、そうゆう純温泉なのよ。

そう、カラダ中のキズというキズ、粘膜という粘膜、弱って白癬菌に侵された部位、とにかく滲みに滲みる狂気に強酸性ペーハー1.2掛け流し純温泉も尖ってるけど。

ここ玉川温泉に本気湯治にくる湯治客たちの本命は、ナチュラル岩盤浴。だって、マジで他に類をみない戦慄の岩盤浴なんだもん。今回、実感しちゃったんだもん。

だってさ、風向きがアレだと、ゴジラの沢庵屁みたく噴出してる硫黄臭バリバリの蒸気が顔に当たって、肺の養生に効きそうな雰囲気だし。逆の風向きだと北秋田の山奥の澄んだ空気がマイナスイオンっぽいし。

背中や腰や脚足には、ジワジワと地熱が絡みついてきて。でもカラダの反対側は秋風が涼しくって。熱くなったら寝返りうつも良し、地熱の弱い場所にブルーシートをずらすも良し。

目に見えないラジウム的な放射線… 見えないモノはココロの目で感じれば良いし。当たり前じゃんね。

とやかく言わずとも、気持ち良いんだもん。めっちゃ、離れたくないわよ。最高。マジで。

実際、灼熱の日中まで、朝8:30から14:00まで、宿の貸し出し雨傘で日差しを遮りながらナチュラル岩盤浴灼熱編だった日があったんだけどね。

理由はさっぱりわかんないんだけど、気持ち良いの。寝ても寝ても、まだ寝れる。汗かいてシャツもロンパンもビッショリなのに、寝れる寝れる。最高。なんでだろね。風は涼しかったし。

日が陰る夕方も最高。どんどん気温下がって、地熱の心地良さが倍増。徹夜というか、夜通しナチュラル岩盤浴やってく夜釣りならぬ「夜岩盤浴」、めっちゃやってみたい。多分熟睡。

ってか、ナチュラル岩盤浴エリアは公共の場所だから、電車バスでたどり着けば、大雨とか降らず食料が保つ限り、永遠にナチュラル岩盤浴続けれるし。公衆トイレもキレイだから水は確保できるし、温泉卵も釣り竿があれば作れるし。

毎晩、夕飯終了ギリギリまでナチュラル岩盤浴やってて。素泊まりだったら、まじで徹夜夜岩盤浴やってたわね、うん。

起きたら真っ暗、カラダスッキリ、だからココロもスッキリ。はっきり言って、他に類をみない快楽。こりゃ、癌患者さんじゃなくても病みつきになるじゃんね。

玉川温泉内には屋内岩盤浴施設もあって、予約制の50分一本勝負なんだけど、

ゴザも貸してくれるし、大雨でも大丈夫だし、

清潔だし、羽虫もいないし、日焼けもしないし、熱すぎたり寒かったりしないし。でもさ、そんなの、ナチュラルな岩盤浴の快感を一回味わっちゃったら、もうね、アレね。マジで。

そんな、いくらでも喜んで湯治(ナチュラル岩盤浴含む)しちゃう玉川温泉の湯治ステイ、唯一の困り後は、

「夕食付」にしちゃうと、きりたんぽ鍋の永久輪廻にハマって、ポンポコお腹がどんどん成長しちゃうこと。ふぅ~

三日目夕方に、ちょいとお隣の「新玉川温泉」へ。

宿泊料金もご立派だけあって、ピッカピカなロビー。

お風呂は、露天風呂(屋根付き)があるくらいで、玉川温泉と同じ源泉で同じお風呂バリエーション。別に行かなくて良かったかも。やっぱ、歩いてナチュラル岩盤浴にサクッと行ける玉川温泉泊が最高だと僕は思うわね。

ってわけで、

あっとゆう間の四泊五日のプチ湯治、最高。+秋田市内に一泊も、居酒屋『酒杯』最高。

秋田空港への帰り道、途中の道の駅『協和 四季の森(大仙市)』もお土産調達に最適。お惣菜、豆腐、お徳用家庭用稲庭うどん、野菜に果物。買いたくって唯一無かったのは、おコメ。

謎の「日本タンポポソフト」は、

ほぼココア味だったけど(美味しかったけど)。

秋田空港には、エビちゃんの竿燈。こんなでっかい竿燈が、250台も出るお祭りって、すんごいんだろなぁ。

こんな鬼がいまだに実在(なまはげ)する秋田県、実に貴重な県じゃんね。

空港の稲庭うどんは、残念。

ってか、あの秋田駅前の西武デパートの地下の稲庭うどん屋さん『佐藤養助 秋田店』が相当ハイレベルだったのか。謎だわ。

あー、帰りたくないけど、帰りたい。

だって、サーフィンも釣りもしたいし、再来週には北海道に…

秋田県、また来たいし、次回は男鹿半島にも行きたいけど、湯治シリーズとしてはまず福島県、そして岩手県に行かないと。それに能登半島も、熊本県と鹿児島県も。あ、熊野古道も歩きたいし。うー、忙しいじゃんね。

まったく、『FIRE』すると、「旅」だけでも忙し過ぎるわ…

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