マニアックなイタリア旅 アブルッツォ州をウロウロして、ローマとナポリで飲み歩いて #0 12月のアペニン山脈、雪降ったらジ・エンド

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

もう2023年も11月末じゃんね。

ってことは、いよいよ、めっちゃ楽しみなイタリア一人旅。ってか、あのラウラ・パウジーニさまに会える日が近づいてきたじゃんね。絶対コンサートで泣いちゃうじゃんね、しっかりニューアルバム聴き込んで準備しないとね。

こないだ6月の北イタリア旅と同じトルコ航空で、羽田空港を12/7の深夜便➡イスタンブール乗り換え➡ローマ フィウミチーノ空港に12/8の朝09:55到着予定じゃんね。半年近く前に買ったから、往復20万円ちょい。直前の今買ったら28〜37万円だから、ナイス早割じゃんね。

あ、最安値かつ客室最大騒音なエアチャイナは、当分自粛するわね。

今回、旅の前半12/8〜12/12はレンタカーでアブルッツォ旅、12/13がローマでラウラ・パウジーニさまのワールドツアーコンサート。12/14〜15の2日だけナポリ飲み歩きにちょいお出かけして、残りはローマ市内で飲み歩き。12/18に帰国するって駆け足な旅なんだけど。

1番ドキドキ心配なのが、クルマの運転。っていっても、ローマ テルミニ駅のレンタカー営業所からのローマ市街地運転はなんてことないんだけど。なんせ、先月のパリ モンパルナス駅周辺の運転に比べれば、チョロいもんだし。

僕がビビってるのは…

山、12月のアペニン山脈越えからの、アブルッツォ山岳エリアに積雪が無いか、ってこと。

なんせ、富士山ほどじゃないけど、標高3000m弱の山々が連なるアペニン山脈の裏側に、今回2泊するアブルッツォ州のグアルディアグレーレ(GUARDIAGRELE)村があるんだもん。

この村自体が、最寄りな「モンテ・アマーロ」なる山(標高2700m以上)、ちょい北の「グランサッソ(標高2900m以上)」、の麓にあって、グアルディアグレーレの村自体も標高600m近い高地なんだから。

一発雪降ったら、全然溶けなそうじゃない?これ⬇、アルプス山脈じゃないかんね。アペニン山脈だかんね。

忘れてないもん。島根県の三瓶山の麓で、大雪降って、レンタカーがスタッドレスタイヤ履いてたのに、なんども駐車場から出れなくなったり、坂登れなかったんだもん。

今回も激安レンタカー仲介会社なんだけど、

VW POLO同等クラスって、またSKODAかなぁ、FIATかなぁ。フルカバレージ=保険はマックスの条件で、

丸々5日間で、

17500円ってヤバくない?1日あたり3500円、まさに「ニコニコレンタカー」価格。

で、問い合わせデスクにメールで「12月だし、ローマの東隣のアブルッツォ州に行くには雪山越えなんだし、スノータイヤ(スタッドレスタイヤ)だよね?」って確認したら、

返信が早いし英語なのもグーだけど、回答は「スノータイヤなんて履いてないし。欲しけりゃスノーチェーンは載せとくけど、欲しい?」、だって。トホホ… 品川生まれ品川育ちの僕がタイヤにチェーンなんて巻けるわけないじゃん。

ってわけで、ここ数日気が重かったの。高速道路は、雪降ってなければ除雪バッチリだろから、得意の臆病運転で乗り切れるだろけど、グアルディアグレーレとか周辺のワイナリーやど田舎トラットリアに向かう田舎道や山道は、ヤバいわよね。ううぅぅぅ…

ってビビってたんだけど。

さっき、最新のグアルディアグレーレ村の2週間天気予報みたら⬇、

おおお〜!最低気温が3度。ってか12/12なんて最低気温11℃、最高気温18℃じゃん。やったー!地球温暖化バンザイ!

山の天気は変わりやすいから、油断禁物だけど、この天気予報がキープされんなら全然余裕じゃんね。

ちなみに、人口9000人のグアルディアグレーレ村、なんでそんな ど田舎に2泊もするかって、そりゃ、この村にあるリストランテ「Villa Maiella」こそ、あの横浜 平沼橋のシェフ さっちゃんが修行したお店だからじゃんね。常識。「イタリアの最も美しい村」の一つ、だからじゃないかんね。

なんか、去年のミシュランで星一つ取っちゃたみたいで、全然予約できなくって。何回かメールでやり取りして日曜日のお昼の予約取れたんだけど。コースが80、90、120ユーロ。1ユーロ=100円って考えれば、リストランテだし、そんなもんじゃんね。立派なワインセラーがあるらしいんだけど、ナチュラルなワインもあるわよね、きっと…

更に、さっちゃんが断固としてオススメしてくれたトラットリアは、村からモンテ・アマーロ山にグググッと登ったとこにある「Hostaria Elisa」。ここの「Sagne e Fagioli」なる、うずら豆とショートパスタの郷土料理は絶品だから食べてらっしゃいって、さっちゃんシェフが教えてくれて。雪降りませんように…

土地勘があるピエモンテ州やトスカーナ州、エミリア・ロマーニャ州やカンパーニャ州と違って、マジで「ほぼ予備知識も土地勘もゼロ」のアブルッツォ州。羊がいっぱいいる山岳地帯が多い州ってくらいしかしらない(サルデーニャ州と同じ!?)んだから、さっちゃんシェフ情報以外に頼れるのは、アプリ「レゾン」しかないし。

この「レゾン」に掲載されてるお店を飲み食いして廻るレンタカー旅になりそうじゃんね。ど田舎アブルッツォ州に、飲酒運転を取り締まる州警察要員がいるとも思えないし、とにかく安全第一な運転を遵守するんだけど。

最初に一泊するのは、アブルッツォ州の西の端にある「Cansano」って村。なんでかって、「Locanda Cansanese」なるお店で夕御飯食べたいからに決まってんじゃんね。

ここはメールでやり取りして予約オッケー。「電話番号教えないと予約受けない」っていうから、日本の格安SIM電話番号教えたら、マジでショートメールに「予約オッケー」って連絡来たし。

二日目と三日目はグアルディアグレーレ村の民泊。「アブルッツォ州で9番目に人口が多い」だけあって、村の中心エリアに2軒「レゾン」掲載店があって。近くのナチュラルなワイナリーのアポイントとか、とれるといいなぁ。

4日目は、海の近く、せっかくアドリア海に面したアブルッツォ州に行くんだから、一泊くらいはアドリア海の潮風を浴びながら白かロゼワイン飲みたいじゃん。

僕でも知ってたアブルッツォ州の海沿い最大の街「ペスカーラ」には立ち寄らないかも。やっぱ旅は田舎にこそお宝があるわけで。

クルマでアブルッツォ州の北隣のマルケ州ギリギリまで見に行って、宿泊は「Giulianova」って村の予定。「レゾン」に載ってる「Aprudia」ってお店で魚介とナチュラルワインでヘベレケになりたいじゃんね。

で、アブルッツォ州最後の夜は、アブルッツォ州の州都かつラクイラ県の県庁所在地「ラクイラ」。何軒か「レゾン」掲載店があるんだけど、行ってみたいのはワインバー「Le Petit Clos」。

そんな感じでアブルッツォ州をウロウロと飲み食いして旅しようかな、って。

12月中旬ってのは、雪のリスクを除けば、イタリア飲み食い旅にはナイスな時期なのよね。クリスマスを過ぎると冬休みだったり、1月2月は閑散期だから「お店一ヶ月クローズ」とかアルアルだけど、12月のクリスマス前に長期休暇とる飲食店はレアじゃんね。

ただ、ローマみたいな大都市だと、人気店のテーブル予約の難易度がクリスマス直前期間ってことで上がっちゃうけど、ワインバーはしごしまくればいいじゃんね。最新のローマのナチュラルワインバー事情を調査しないとダメじゃんね。

羊はアブルッツォで食べまくるし、12月のローマっていえば… あれか、あのお野菜じゃんね。「プンタレッレ」、最近日本でも見ることあるけど、なんか亜種っぽいっていうか、やっぱ本場でシャクシャク食べたいじゃんね。

ローマは大都会っていうか、大古代都市だし、久しぶりだし、下町を歩いて歩いてヘップバーン気分を味わうのも悪くないじゃんね。

コンサート後にポッカリ空いた2日間、新幹線でエミリア・ロマーニャ州でグルメ三昧ってのも魅力的だけど、「ナチュラルな名店はど田舎にあり」の格言通り、レンタカーが無いとアレだし。たった2日間じゃエミリア・ロマーニャ州はもったいないし。

ラツィオ州の北外れの「黒トリュフの村」ってのも12月だし気になるけど、なんせローマからの公共交通機関アクセスがやっぱ最悪で。それに、もしその村のトラットリアとかにカチカチのノンナチュラル系列なワインしかなかったら、切ないお食事になっちゃうし。

だから、今回はサクっと一泊でナポリに行くことにしたの。なんせ新幹線でローマから1時間、時刻によって料金変わるけど安いと片道20ユーロだし。

久しぶりに本場でピッツァ食べたいし、揚げ揚げピッツァフリッタも本場で食べたこと無いから食べてみたいし。そして、何より、「レゾン」のマップ上に、ナポリ旧市街周辺に結構な数のトラットリアやワインバーがあって。

ナポリ=カンパーニャ州。カンパーニャ州といえば「カンティーナ・ジャルディーノ(通称「カンジャル」)」。カンジャルのワイン、どれも好きだし。ワイナリーはかなりカンパーニャ州の山奥ど田舎だから今回は無理だけど、カンジャルのあるカンパーニャ州のナチュラルワインバーを呑み歩くと、なんか面白いことがありそうじゃない?

こないだ、フランスのジュラにワイン旅したじゃん。おそらく、ワインだけにフォーカスするならジュラこそが至高のデスティネーションだってのが僕の現時点の結論なんだけど。

ピッツァを生んだカンパーニャ州、南イタリアだから半乾燥トマトとかアンチョビとかレモンとか、魚介とかハーブとか、「ワインと食べ物」のタッグマッチだったらイタリアは愉快過ぎる旅先なわけで。ナポリのナチュラルワインバーのオツマミメニューとワインの組み合わせを現場で調査するって、とっても有意義っぽいじゃんね。間違いないわよ、きっと。

まー、なんつーか、23歳の時から聴き続けてるラウラ・パウジーニさまのライブお姿をお初に拝見して、今までの感謝を含めて盛り上がっちゃうってのが旅のキッカケだけど。でも、今年2023年も僕はとってもマジメに遊んで忙しかった一年だし、自主的慰安旅行ってことでキッチリしゃっきり旅してくるべきだもんね。

さ、頑張って事前準備しよっと。

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