江ノ島 裏磯で魚釣り 釣りデビュー初心者だったら、穏やかな波の日の明るい夕方の「ジグサビキ」がいいんじゃないかしら

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釣り

にゃー🐈 ニャロです。

人類の持つ本能的な狩猟本能なのか、無職無所得生活に魚介類を食したいからか、はたまたお魚さんと綱引きだけがしたいゲーマーなのか。理由はヒトそれぞれだけど、とにかく「釣り」って悪魔的な遊びなのよね。マジで。

僕の場合、やっぱ小学生低学年とき、チャリンコで自宅から30分、大井ふ頭でハゼ釣りやって、めっちゃ楽しかったのがキッカケかなー。

大井競馬場前駅近くの、清流では決してない、運河の浅瀬でハゼ釣り。ゴカイっていう宇宙生命体みたいな餌釣りでゲットした獲物は、パパがアタマ落として内蔵掃除して、唐揚げでパクパク。さすがは江戸前天ぷらの花形素材、マハゼの唐揚げを舐めたらアカンかんね。

そして、釣りに興味のあるちびっ子は、想像力(妄想力)が釣りに興味無い子の5倍以上だって説も。なんせ、経済力も移動手段も無いちびっ子ができることは、「釣り入門」とか眺めてウットリ妄想することくらい。そりゃ、脳の妄想器官が異常発達するじゃんね。

さらに、児童館とかに置いてある漫画といえば、「マンガ日本の歴史」「はだしのゲン」「火の鳥」「釣りキチ三平」。圧倒的に面白くって大興奮なのは矢口高雄先生の傑作釣りマンガ「釣りキチ三平」に決まってんじゃんね。

三平くんの釣りシーンだけじゃなく、

鮎川財閥のボンボン、魚紳さんとか、

一平爺さんが、良いこと言うのよ。道徳の授業の教材にすべきだし。

子ども心に「酒は、旨いもの、みたいだ」ってサブリミナルに植え付けたりもするし。

最近じゃ、ユーチューブとかで釣り動画が流行ってるらしいけど、僕の持論は「釣りは想像(妄想)から」。海の中の見えない魚介類を、どうやって釣り上げて美味しく捌いて食べるか。当然じゃんね。

で、江ノ島裏磯で「食べるための疑似餌釣り」を始めて16年。魚紳さんの教えに従って、このブログで釣り場や仕掛けや釣果を隠さずシェアしてんだけど。

●ん●がアオイソメみたいに細くてセコい釣り人の中には、「釣り場に釣り人増えちゃうから、他人の釣果まで晒すなよ」ってヒトもいるみたいだし、僕も前はそうだったけど。そんなセコい人類は「釣りキチ三平」を読み直したほうがいいわね。当然じゃんね。

で、毎年のように、主にお子様たちから「釣りに連れてけ」ってご要請があるのよね。で、知り合いのお子様をたまーに江ノ島とか釣り船に連れてって、禁断の遊びを教えちゃうわけ。一昨年は北海道知床まで鮭釣りに連れてったし。

釣りに大人も子どもも無いわけ。経済力以外には…

結構アルアルなのが、お子様に同伴してきたお父さんお母さんが釣りにハマっちゃうパターン。結構、お母さんが釣りにハマるのよね。お魚屋さんで値札見てるからかしら。

まぁねぇ、ジグっていう、金属の小さな塊に針がついてて、それを竿でちょいっと投げて、巻いたらブリのお子様のワカシとか釣れて、グイグイ引きを味わって、自宅でお刺し身にしたら美味しかった、なんてさ。そりゃ、大人も子どもも関係ないじゃんね。

そんなお盆明けの火曜日、鎌倉在住の小学生男子の希望により、江ノ島裏磯にて釣りデビューのお手伝いをすることになったわけ。台風7号が来る前から言われてたんだけど、台風ウネリで流されちゃったら困るもんね。

幸い、台風通過後の江ノ島エリアはチャプチャプ波。今日は少し波が上がったみたいだけど、波高0.5mならオッケー予報。

午前中北風だったのが夕方に南風に変わるっていうヘンテコな天気だけど、

南風微風だし、少し小雨降るくらいのほうが涼しくって安全じゃんね。お子様を熱中症とかで病院に搬送しないようにしないとね。

潮回りはまあまあ。大潮満潮とかだと足元濡れ濡れになっちゃうけど、こんな感じなら場所選べれば大丈夫っしょ。

ちなみに、ガイド無しでの江ノ島裏磯での釣りは、危ないかんね。去年、ベトナム人つり倶楽部のお兄さんが亡くなってるかんね。マジで。

憶えてるんだけど、台風のウネリが来てた週で、波高予報0.8mだったんだけど。よく十人くらいのベトナム人グループが、磯に簡易テント建てて(既に激ヤバい)、夜通し釣りとかバーベキューしてたのよね。あの事故以来、ベトナム人グループ見なくなったんだけど。

海の波とか、株価と一緒で、いきなりドカーンとお化け波が来るかんね。江ノ島周辺のサーファーならご存知だけど、釣り初心者にはわかんないだろし。磯も細かく場所によって、波被る場所と安全度高い場所、手前に根があって根掛かり頻発の場所、隣とオマツリ(仕掛けが絡み合って地獄行き)しやすい場所、あるかんね。

ってわけで。今日は江ノ電の江ノ島駅から裏磯に向かうわけ。

まだ世間の学生諸君は夏休み。僕は一年中お休み。そんな江ノ島の「すばな通り」は迂回して、境川沿いに江ノ島大橋へ。

ママチャリ号ならすぐだけど、歩いて渡る江ノ島大橋も悪くないじゃんね。

参道をてくてく、ちょいと雨雲が来てるけど、鳥居方面へ一直線。

何回か、どひゃーっと通り雨。むしろ涼しくてナイスだし。

お盆明け火曜日だけど、観光客いるじゃんね。でも、交番まで我慢して歩けば、

交番を右折。生活道路は空いてるから。海を見下ろしながら急な登り坂をエッチラオッチラ。

生活道路の終点=参道にぶつかったら、右折。江島神社の「奥の宮」に向かうわけ。

奥の宮手前のお手洗いは24H営業。蚊が多いかんね。

きちんと奥の宮では帽子脱いで一礼しないと、しらないかんね。「迷信だろ」って?ふふふ、釣りの釣果なんて8割は迷信みたいなもんだかんね、マジで。

ちなみに、今日の大漁は、深々とアタマを下げて大漁祈願したから、じゃないかしら…

で、奥の宮を左へ。「船着き場」「江ノ島岩屋」に向かう下り階段をてくてく。

おおー、この景色。何回みても感動。

で、ここの下り階段を降りて右へ。渡船は波の穏やかな、基本的には土日祝日しかやってないんじゃないかしら。結構気まぐれ運行だし、営業時間も短いから、釣人にはあまりご縁がない渡船なの。

で、今日はとにかく「食べれる獲物最優先」。ってことは、アレじゃんね。江ノ島裏磯伝統漁法「ジグサビキ」しかないじゃんね。

魚紳さんの教え通り、隠さず教えちゃうかんね

雨上がりの裏磯、観光客はいるけど、つり人は数人だけ。深夜〜朝マズメはぎゅうぎゅう満席だから、これは初心者だけじゃなくトップアマチュアにも絶好じゃんね。

しかしまぁ、さっき奥の宮で猛烈にアタマ下げて大漁祈願したからか、台風一過で海水の濁りも取れて荒食いなのか。はたまた、さっきの通り雨で警戒心が薄れたのか。真実は定かじゃないけど、

いきなりヒット。釣り初めてボーイだから、仕掛けが長いジグサビキを投げるのだけ僕が代打ちしたんだけど、

仕掛けを底に落とすカウント、シャクって巻く、シャクって巻く、を6回繰り返したら、リールから糸を出して再度仕掛けを海底へ。そして、ヒットしたら、口が弱い真鯵をバラさないようにそーっと巻き上げ。

が出来ちゃってて。そしてしっかり釣れた魚を磯にドン。ってか、

鯵なのよ、真鯵。しかも、お刺し身で最高に美味しい14〜16cm平均の金鯵が、いきなり一荷で。

こりゃタマランわよ、混ざってカマス(20〜25cm)、ウルメイワシ(13〜19cm)、鯖(22〜24cm)。もう、お刺し身とフライはバッチリ確定じゃんね。

あんまりにも上手く釣るから、交互釣りするルールに。なかなか、いいセンスしてんじゃん。独自の誘いとかしちゃって、ナマイキじゃんね。

もう、釣りまくり。

そして、初心者の番に、おっきい引きが。そして…

うほー、こりゃヒラメかしら。ううう、僕の番だったら…

その後も、釣り始めの16:30から1時間、時合フィーバーは続いて、

やたらサビキのハリスが切られまくるのは、結構大きくなってきたカマスの仕業。

雨も止んで、空は美しく、

釣りデビューの小学生もカッコよく、見事な釣りデビューを飾ったわけです。

あんまり大漁だから、ジグサビキを切り上げてタコ釣り。こちらは雰囲気抜群だったけど、不発…

でもね、こんだけ釣ったら、もう食べ切れないし。真鯵・ウルメイワシ・カマス・鯖を内蔵出してウロコ取って、裏磯を後にしたの。

そりゃ、ガッツポーズもでるじゃんね。頑張ったじゃんね。

で、

鯵、カマスはフライに。

江ノ島の金鯵のお刺し身が美味しいのは当たり前なんだけど、ウルメイワシも美味しいねー。

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