にゃー🐈 ニャロです。
台風7号は関西方面で大暴れしたみたいだけど、湘南方面では… 植木が喜ぶ雨を久々に降らせてくれたじゃんね。
そろそろ、うちの庭のデラウェアも収穫が近いじゃんね。秋も近いわね。
そんな台風通過したお盆休み期間中の水曜日。都内の実家に顔出すついでに、蒲田で途中下車。ちなみに、神奈川県民には馴染みなさそうな蒲田、所在地は東京都大田区だかんね。
蒲田、お昼ごはん、と来れば、とんかつじゃんね。これは鉄板。
だから、とんかつの名店『檍(あおき)』の開店時間11:00に合わせて藤沢を出発したんだけど。
ボーッとボケてて、横浜駅から乗った京浜東北線快速、間違って川崎駅で降りちゃって。改札出て、「あれ？なんか、蒲田駅と景色が違う…」。ありゃりゃ、やっちまった。
で、結局『檍(あおき)』に着いたのは11:06。そして、驚愕の行列20人以上。もう一回転目の十人くらいが入店しての待ち人数。うわー！こりゃ、開店時間11:00じゃ、すでに30人待ちだったわね。やば…
なんかさ、ニッポンの夏って蒸し暑いじゃん。一般的には食欲落ちて、とんかつより冷やし中華とかもり蕎麦とかを選びガチじゃんね。
しかし、とんかつ星人たちには、そんな一般論は通じないのね。夏も冬も「とんかつ至上主義」を貫くとんかつ魂。痺れるわ。
で、蒲田で次点のとんかつ屋さん『丸一』へ。
徒歩5分っていっても、灼熱かつ空気が淀んだ蒲田中心部の5分だかんね。でも、もうアタマも胃袋もとんかつ以外は受け入れない体制だし。ふらー、ふらー…
で、丸一についたら、いつもの行列が無くって。そして「夏期休業」の張り紙。砂漠の蜃気楼じゃん、ガックシ…
ここでとんかつギブアップするか、ロッキーの如くダウンを拒否するか。とりあえず、GoogleMapさんに近くのとんかつ屋さん情報をお尋ねすると、
ムムム？あの『檍』の支店？わかんないけど、遠くないし、これでしょ。てくてくと、台風一過的猛暑の蒲田を…
京急蒲田駅から続くアーケードに。あ、あった。ここじゃんね。
ふむふむ、行列無し。11:20くらい。
店内のカウンター席は数席空いてて、券売機で「特ロースカツ定食」を購入して、サクッと着席ナイス！
ふむふむ、カウンター内にお兄ちゃんたちが四人。さっき行列の濃さにギブアップした本店は、シェフのオッサンともう一人の助手オヤジ以外はオバさんばっかりの家族経営テイストだから、かなり雰囲気違うじゃんね。
でも、パッとみた感じ、揚げ場のラード油といい、SPF林豚肉といい、本店とそんな違う感じはしないような…
揚げてるお兄ちゃんが、油に集中してない感じはちょっとあったかも。立ち姿に気合いが感じらんない…
ってか、本店のシェフのオッサンは怖いほど油とか揚げてる豚達を凝視、ってか睨みつけてるから。それと比べたら…
で、十分経たずに「特ロースカツ定食」見参。
衣の揚がった感じや色合いは本店と同じなんだけど、
… 明らかに、本店より火が入ってるじゃんね。
⬇が以前、本店でリアルに食べたとんかつ。
うん、食べた感じも、明らかに本店で過去に食べた記憶と比べると、お肉が硬く感じるじゃんね。微妙っちゃ微妙な違いだけど、とんかつだけを食べに何度も蒲田くんだりまで出張ってんだから、そのへんが大事じゃん。
「普通に美味しい」とんかつと、「感動する」とんかつの違いじゃんね。エサじゃないんだから。「普通に美味しい」モノだったら、モスバーガーでもコンビニスイーツでもいいし、自分で作るし。
うーむ、とんかつクレイジーたちの味覚は侮れないわね。あの灼熱の蒲田駅前エリアで11時前から寡黙に行列に列ぶのには、明確な意味があるのね。うーん、マンダム…
とっても勉強になったわ。
「良いお肉を適切な材料で適切に調理したとんかつを、少しでも早く列ばず食べたければ、支店」
「気合い入ったとんかつ食べたければ、本店」
あ、ごはんも豚汁も本店とおんなじだったし、支店で目の前で調理してたカツ丼はとっても美味しそうだったわよ。結構注文してるお客さん多かったしね。
で、こんなわけで、300g 「特ロースカツ」はやや僕のお腹には重かったし、脂汗なのか豚汁汗なのかわかんないけど、汗ダクなんだけど。
でも今日は安心。だって、定休日ナシで毎日10:00〜24:00営業の銭湯『蒲田温泉』に行くんだもん。
JR蒲田駅から徒歩12分… いやいや、僕のノンビリ歩きだと15分以上。
うわ！民家建ち並ぶエリアにドドーンとアーチが。
ママチャリ族が集まってるじゃんね。大田区は多摩川沿いで平坦だかんね。
ここの温泉って、戸越銀座商店街の温泉銭湯とか、稲村ヶ崎の温泉施設と同じで、真っ黒っぽい茶色のヤバいお湯。
アルカリ性が強くって、「キツいオイニーをこそぎ落とす効能あり」みたいな売り文句、確か横浜市のどっかであったじゃんね。真夏のとんかつアガリにぴったりフィットじゃんね。ナイス！
ぬる湯も、水風呂もあって。サウナは別料金だけど僕は興味無いから問題無いし。この銭湯は、蒲田の一流とんかつ屋さんと提携したほうがいいじゃんね。
とんかつ
⬇
蒲田温泉
⬇
蒲田の中国系餃子屋さんでビール
みたいな方程式が成立するんじゃないかしら。これぞ、まさに「豚豚🐷蒲田行進曲」じゃんね。
はぁ〜、とろけるぬる湯だったわ。
ん？
うわー、もう14:00だってのに、まだ並んでんじゃん、『とんかつ檍 本店』。豚信仰心に、お盆休みとか関係ないじゃんね…
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