にゃー🐈 ニャロです。
残り僅かの京都生活で、ミスは絶対に許されないわけ。夕ご飯のお店選びは緊張の極致だわ。
「京都で間違いないお食事処」って言っても、その人の好みや体調や気候や腹減り具合や諸々やけど、真冬の京都で庶民的幸せを味わうなら、断然「濃厚韓国料理店」だってのは、個人的には当確なわけ。
そして、いわゆる「リアル韓国の焼肉」として頂点に君臨するのが、『水月亭(東九条)』。予約必須だけど、味・雰囲気・お値段・純韓国指数、ほぼ全指数で満点を叩き出す、京都韓国焼肉界のマイケル・ジャクソン的スーパースターなんだけど。
講習会の仲間が宿まで遊びに来てくれたから、かろうじて電話予約できた『水月亭』に連行したわけ。
店内写真撮影厳禁のお店だから、残念ながら証拠写真は皆無だけど、マッコリ・塩豚蒸し・水キムチ・白菜キムチ・ヒレ肉・頭肉・ハラミ・モツ盛り合わせ・ビピンパ・クッパ。まぁよく食べたわ。そして一人3500円って… 20世紀のお支払金額じゃんね。
その翌日。講習会も残り2日ってことで、
講習会終わりに、銭湯『桜湯』に行ったメンバー四人で、
こないだ、無惨にも「第三水曜日定休」で侵入に失敗した、あのお店に行ったの。桜湯から徒歩13分なのに、「今は四人空いてますけど、予約は受けてまへん」ってんで、タクシー初乗料金460円で急行したわけ。
ここ『ピニョ食堂』は、通いに通った韓国郷土料理『ははは』のシェフに教えてもらったお店で、同じオーナーなんだって。
もうワクワクしか無いじゃんね。なんて書いてあんのかわかんないけど、
いつもはマッコリ純情派な僕だけど、
「ホンチョサワー(ザクロ酢のサワー)」にチャレンジよ。
さてさて、お食事だけど、ここは基本的にも応用的にも定食屋さんみたいね。だから予約も受けてないし、定食以外の一品ものは⬇の5品だけ。
今日は4名もいるし、全部注文しちゃえ~!
で、肝心の定食選びよ。
分析に分析を重ねたんだけど、定食は6種類あるみたい。
迷うわけは無いんだけどね。だって、『ははは』のシェフから「コンビジチゲを食べてみて」って、熱いアドバイスを受領してんだもん。だはははは!
メンバーは、1名がスンドゥブ定食、2名がソルロンタン定食。ナイスチョイスね。
「スユ」って、ググッたら、煮豚って書いてあるけど、これはゼラチン部位が入ってる、ディープな感じの「スユ」っぽいわ。
大好きな「水キムチ(ムルキムチ)」が来たわ。四人でシェアできる、いい感じの量だし。
しかし残念なのは、人類の韓国料理への興味が薄いこと。みんな「水キムチってナニ?」「なんか酸っぱい汁だ!」「なんか旨いな」とかって、誰も知らないんだもん。めっちゃ手間かかるキムチなのに…
水月亭の水キムチより甘くて酸っぱくて、好きだわ。
そして「ピニョ特製ミニマンドゥ」。皮に少し米粉が入ってるのかしら?
丁寧に作られたマンドゥじゃんね。美味しさには理由があるかんね。
そして、「ヂョン」。
これも、韓国料理経験値レベル2のメンバーたち「旨い旨いまいう~まいう~」ってパクついてたわ。
さらに「韓国おでん」。
定食屋さんって言っても、こんだけオツマミがあれば食いしん坊バンザイじゃんね。
で、真打ちたちが土俵入り開始。
ソルロンタンのスープは、そこらの豚足ラーメンのスープなんて目じゃない高貴さと実直さ、豊かな透明感。自分で塩で味付けするってスタイルもイカすわ。
スンドゥブチゲは王道ど真ん中。サイドメニューとして僕追加注文しそうだったわ。
で、マイの定食「コンビジチゲ」。すりおろした大豆、いりこ出汁、白菜キムチ、豚肉のまろやかクリーミーな一体感。ほぼ和食なのに、韓国料理。果たして日本食と韓国食の国境はどこにあって、国境警備隊はどこに配置されてんの?
モチロン、全員「包み野菜付き」にしたから、御飯と味噌とキムチやアミエビの塩辛を乗せて包んでクルリンパ。
実にワンダフルなお食事だったわ。日韓通貨スワップ協定は締結しなくていいけど、日韓定食スワップ協定は無期限締結したほうが良さそうね。
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