2024花巻〜盛岡 真冬の温泉&呑んだくれ旅 #5「オレは三陸の海鮮の修羅なのだ!」『吉浜食堂(盛岡)』

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

やってきました盛岡、ずいぶん久しぶりだわ。7〜8年前に、秋田県の南十和田ってとこにお仕事出張で行ったとき、新幹線で盛岡駅まで来て、高速バスに乗り換えて南十和田に行ったのよね。

秋田県鹿角市の龍門亭千葉旅館なるゴージャスな温泉旅館に泊まったんだよなぁ、

取引先の手配で。新幹線正規料金も宿代も経費で賄われるリーマン出張旅行、悪くないけど、僕は自腹でも自由気ままな『FIRE』旅のほうが好みだわ。

今回、盛岡で2泊する宿は、なんと民泊でもユースホステルでもなく、ホテル。スッゲーじゃんね。『北ホテル』って名前の、一泊素泊まり5500円の宿。

盛岡駅から徒歩25分って遠いけど、盛岡城址公園とか役所のある盛岡の中心部にあって。今回ご一緒してる怪しい人「S田さん」が「一階に『北の光原社』が入ってるし、朝市にも近いし、ここが良いと思う」ってキッパリ言うから、ここにしたの。

ってわけで、新花巻で美味しいお蕎麦をお腹8分目まで食べてるし、

腹ごなしも兼ねて盛岡駅から宿に向かって歩きだしたってわけ。

北上川水系に囲まれた盛岡市街は、真っ平ら。

都会だけど、旧びた建物が混在してて、なかなか歩いてて楽しい街。剣道漫画「六三四の剣」で度々登場する岩手山が見れるといいなぁ。

盛岡駅からテクテク歩いてると、盛岡城址公園の立派な石垣が見えてきて、そしたらS田さんが「同僚に教わったお店行きたい、sトマトスープスパゲティが旨いらしい」って。

昭和喫茶店テイストなお店『モンタン』、もう15:00過ぎだし、今夜予約してる『吉浜(きっぴん)食堂』が楽しみでしょうがない僕はコーヒーとケーキでおやつタイム。

S田さんは、「ア・ラ・モンタン」なるトマトスープスパゲティをご注文。

「盛岡の五大麺を食べ尽くしたいのだ!」って強い意志を持ったS田さん、立派だわ。めっちゃ嬉しそうな顔をチラ見しながら週間モーニングをパラパラ読みする僕。

なんとも、トマトジュース的なスープに柔らかそうなスパゲティがプカプカ浮いてる「ア・ラ・モンタン」。コーヒースプーンでスープだけ味見させてもらったけど、麺には手出ししなかったわ。

盛岡の地ビール「」のシードルと「ア・ラ・モンタン」のマリアージュにうっとりしながら食べ続けるS田さん。僕は週間現代のグラビアページをパラパラと。

なかなか食べ終わらないみたい。お顔は満面の笑み、まず盛岡五大麺を一つ制覇できて良かったじゃんね。

ちなみに、S田さん情報によると、盛岡五大麺とは「ジャジャ麺」「盛岡冷麺」「ア・ラ・モンタン」「キムチ納豆ラーメン」「椀子蕎麦」なんだって。椀子蕎麦は花巻で食べたから、あと三つじゃんね。

僕は、以前盛岡で乗り換え待ちのときに駅前にあったジャジャ麺のお店で食べて以来、「ジャジャ麺は、もういいかな…」派閥に属してるもんで、アレなんだけどね。

さ、ホテルにチェックイン。レセプションに24時間ヒトがいるホテルに宿泊なんて、贅沢にもホドがあるけど、今回は嬉しいことに「無料レンタサイクル」サービスが付いてるらしくって。雪もないし、お借りして散策に出撃したの。

ホテル一階に「光原社」って民芸雑貨のお店が入ってて、まずそこでインドのインコの木彫りを購入。家族にお土産、めっちゃ喜んでたし。

んで、その「光原社」の本店へ。レンタサイクルで5分、らっくちーん!

「光原社」さんは、宮沢賢治さんの生前唯一の童話集[注文の多い料理店]を発刊した会社なんだって。へー。今は民芸品のお店で。

「モーリオ」ってのは、あのワインバカのあだ名じゃなくって、盛岡のことを宮沢賢治さんが「モーリオ」って呼んでたからだとか。ってか岩手県、宮沢賢治さんの存在感ハンパないね。

伸び切ったスパゲティで胃が凭れてるのか、S田さんはまだしょぼくれてるけど、なかなか面白い雑貨屋さんじゃんね。危うく「宮沢賢治かるた」とか、タイ製の木のレリーフとか買いそうになったけど堪えたわ。

んで、とにかく寒い盛岡。花巻も大沢温泉も寒かったけど、とにかく風が重く冷たいの。レンタサイクルで指先凍傷寸前だし、これはアソコに行かないとね。

日本中の銭湯が大好きな僕。岩手県は、まだ入湯料480円、ここ「梅の湯」はビルの2階なんだけど、昭和レトロなお風呂で、かなりイイじゃんね。

全然塩素臭く無いし、熱めのお湯のほうのお風呂でエネルギー充填完了。寒い盛岡散策の合間に熱々の銭湯、最高。唯一の弱点は、営業日が少ないことと、営業時間が〜19:00って早いこと。盛岡のサラリーマンには残業とか無いのかなぁ…

さ、17:30に予約してるお店に向かうわよ。

『吉浜(きっぴん)食堂』さんは、山陸の漁師さんがトレトレの魚介を出してくれるらしい「漁師の肴と日本酒の店」なんだって。めっちゃ楽しみなの。

黒板メニューは「御写真ダメダメ」って書いてあったからアレなんだけど、お風呂あがりだし、まずは盛岡の地ビール「ベアレン」のクラシックを小瓶で。美味しいね〜。

突き出しの新ワカメも嬉しいじゃんね。まだ柔らかく細くってか細い感じがハシリって感じ。

このお店、ナチュラルなワインもあるらしいんだけど、黒板メニューを見た感じだと日本酒が良さそうなの。

花巻の酔右衛門をヒヤで。

「お任せお魚のコンフィ」は真鯵とクロソイ。

三陸の生牡蠣。

こないだ食べた的矢牡蠣よりもスッキリ軽やかな印象じゃんね、そしてやっぱ日本酒いいなぁ。

肉厚な椎茸のステーキ、シットリしててナイス。

この、月の輪生酛純米生原酒。紫波町の月の輪酒造の御酒なんだけど、地元産美山錦使ってるんだって。このお燗が飛び抜けた旨さで。

「今日はこのお店では、ワインじゃなくってこの御酒だけで行こう〜!」って腹くくっちゃう旨さ。おかわりお願いしたら、「残り1合しか…」って。うーむ、お土産に買って帰りたい。

地元野菜のピクルスとか、

うわ、お刺身盛り合わせ2人前… カレイとアイナメが特に好きだなぁ。流石は漁師さんのお店じゃんね。

月の輪が無くなりそうだから、グラスで白ワイン頼んで、

お任せ焼き魚はアイナメ。これも良い焼き加減。北国でアイナメは嬉しいじゃんね。

日持ちしそうなフリッタータが終盤で登場。

そして、S田さんも僕も楽しみにしてた塩雲丹。次回は夏に、生雲丹食べたいじゃんね。ホヤも。

かなり美味しかったのが、「タラコのせごはんとアラ汁」。

ピシっと〆て、さあ二軒目どうしよ。理由は忘れたけど、ナチュラルなワインバー「MINE」じゃなく、2km離れた「こてぃ」へ。

レンタサイクルだし、余裕だと思ったら…

わぉ!大雪なんだけど…

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