にゃー🐈️ ニャロです。
人類って、他の野獣と違って、本とか情報で脳内ヨダレが止まらなくなっちゃうじゃんね。
敬愛するグルメ釣人 兼 作家の開高健さんの小説に出てくる食べ物は、お見事なまでに「食べたい欲求」を掻き立てちゃうし、
「マンガじゃないと、絵がないと読めない…」って小学生でも、名作必読グルメ教本マンガ『美味しんぼ』の京極さんの涙を見たら、稚鮎の天ぷら食べたくなるじゃんね。
壮絶な人生だったらしい織田信長さんは「人生五十年」って詠ってたのに47才で部下にぶっ殺されちゃったわけで、50才になったらしい僕としても「生きてるうち、健康なうちに食べておきたい」リストを潰しこんでいかないとって焦る日々なんだけど。
北海道の南、函館から北にクルマで2時間弱の八雲町って場所で、とっても気になる肉牛が育てられてるって情報があって。気になるじゃんね。
その牧場は『北里大学 獣医学部 附属フィールドサイエンスセンター八雲牧場』。
なんか、「院長先生の総回診」的な、おっかない名称じゃんね…
この牧場、名門『北里大学』の所有する牧場なんだって。あの相模原のでっかい病院の。
細かい背景はわかんないけど、広大な牧場の化学肥料や農薬使わない有機牧草だけ食べる、北里八雲牛(日本短角牛母体の交雑種)の雲古(開高健さん風表記)、
つまり完全有機曇古で完全有機堆肥を作って、それを牧場に蒔いて、完全有機牧草を育てて、牛はそれだけを食べる… わけわかんないけど、要は↓なのね。フムフム…
こないだ熊本の阿蘇の山奥の牛のお肉やモツも、素晴らしく美味しかったけど、あそこは冬は少し穀物飼料を与えるって言ってたけど、ここは日本初の「有機畜産物JAS認証」取得した牧場なんだって。ほへぇ~。
情報の入手源はオフレコなんだけど、ここの牧場の何が凄いって、牛舎内の糞尿ぐしゃぐしゃが、臭くないの。別に、僕が変態だからじゃなくって、多分…
その「臭くない」理由が「穀物ゼロ、有機牧草オンリーの有機草タリアン牛」の曇古だからなのか、理由は全く不明なんだけど、いわゆる「牧場臭」「堆肥臭」がしないの。変ねぇ…
そして、その曇古を毎日混ぜ混ぜして、発酵してホカホカ60度超えで悪者菌が死滅した有機堆肥ったら、なんだかナチュラルなワインに香るような乳酸発酵みたいな柔らかい青草のような香りもあって、手で触ってもホカホカでしっとりサラサラの土。これが… あの、ぐちゃぐちゃしてた曇古? うそーん、ビックリ❗
札幌で超絶一番人気(自分調査データ)の某筋肉ナチュラルワインバーでも、臭い系のワインが出てくることがあるけど、筋肉マスターが「これ、クッさ、クッセェ、クセェなぁ、酸っぱ、酸っぱいし。クンクン… やっぱクッさ、どうぞー」って。そんな筋肉マスターが稀に出すグラスワインのスメルより臭くない牛の雲古… 気になるじゃんね。
牛さんたちは、快晴の道南の青空の下で、好きなように歩いて草食べて、寝そべって居眠りしたり、
子牛の出産も、屋外での自然分娩なんだって。昨夜産まれた子牛がママ牛と寝転んでたり、
食べたこと無いわよね。ね? こんな牛のお肉って、どんな味がするのかしら。
食べたくないわよね? 僕は… たーべーたーいーーーーー!
財政的理由もあるけど、我が家の購入するお肉は豚80%で鶏19%。焼肉屋さんにも滅多に行かないのは、特に和牛的な牛さんの脂が僕の胃袋内部で冷えて固まるのが重くって。脂身は僕のお腹周辺にタップリあるしね、テヘ…
ここの「ノン霜降り赤身」お肉をさ、腕利きのシェフが仕込んでさ、ジューっと焼いてくれちゃってさ、ほんの数切れでも、ほんの数キロでも、モグモグはむはむと、ムヒムヒむほほほぉーっと、噛んで噛んで噛んで噛んで呑んで噛んで噛んで、目を瞑ると八雲の牧草と空。ううううう、食べたーいーよーーーーーーーー!
風の噂で、ここのランプ肉が、今月のコースのメインで使われるらしいのよね、某北鎌倉あたりの名店で。うひー、食べたいなぁ、食べたいなぁ、食べたい… なぁ…
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