にゃー🐈 ニャロです。
参議院選挙じゃんね。7/10投票日だって。
税金の使い途を決める代表者を多数決で決めるのが「選挙」。なのに、不思議なことに税金を年間数万円しか払ってなくても、年間数千万円~1億円以上税金払ってる人と同じ投票権っていう、超不平等ルール。
だから、納税額が少な目の庶民にはお得なルールなのに、なぜか投票率は毎回半分ちょい。税金で稼いでる企業や、年金暮らしで20年後のことなんてどうでもいいジジババは、自分のために一生懸命投票するじゃんね。
日本の「地下労働者」って、実に「都合のいい有権者」なのね。
人類って面白くって、税金の使い途には興味なくても、「好きなモノ」には猛烈な興味と情熱をガンガンぶつけるわけじゃんね。
特にヤバいのが「嗜好品」。ググってみると、
で、「嗜好品だと思うものは?」って暇な調査した結果が↓
そうよね。コンビニのコーヒー100円、『スタバ』のブレンドコーヒー300円、喫茶店『ルノワール』のブレンドコーヒー600円、鎌倉『 VERVE』のドリップコーヒー600円~、鎌倉『A Cup of Journey』のドリップコーヒー600円~、『KOFFEE MAMEYA -Kakeru-』のコロンビアゲイシャ セロアズールコース5000円。嗜好品は上限ノーリミットだもんね。
ワインもビールも嗜好品だもんね。理解できるんだけど、
人生49年目にして初めて驚いちゃったのが、「パスタ」。イタリア料理が人類に愛される最大要因と言っても過言じゃないパスタ料理の肝的な食材よね。
「パスタ」にも色々あるけど、今回は特に「ロングパスタ」「乾麺」なんだけどね。
我が家の標準装備は「DE CECCO」のスパゲッティーニの11番。以前は、太めのスパゲッティだったんだけど、茹で時間が正味6分ちょいで短いし、アルデンテを決めやすいスパゲティーニに替えたのよ。ね。ディチェコのロングパスタは表面がザラザラしてて好みなもんで。
先週の「讃岐うどん研修」だけじゃなくって、蕎麦打ちもするし、生パスタも打つし、ラーメンにも煩いし、人類=麺類だって主張する「湘南ズルズル団」の一員として、「麺類は常食かつ嗜好品」って立場を主張してきたのにね。
なのに、この麺類の中でも超主力メンバー「乾麺ロングパスタ」について、あまり深く考えないで人生を送ってきたみたいなの。
こないだ、ボランティア活動先のお店で、「ディチェコ」のロングパスタを使ってボンゴレ&ズッキーニのソースで賄い料理を出したんだけど、食べてくれたオジサンから「これ、パスタは何?」って質問されて。
最初ね、「何だ、このマズい料理は!」って意味かと思ったんだけど、そうじゃなくって、「どのメーカーのパスタなの?」って質問だったの。
ほへ?ああ、「ディチェコです!」って答えたんだけど、出したお皿を見ると無農薬甘夏ジュースをお酢代わりに使ったグリーンサラダは既に完食してて、パスタは…
パスタのソースは、自分で言うのもナンだけど、ほどほどのお味だったと思うし、その「どこのパスタ?」って意味は「ディチェコは…」って意味だと推測するわよね。
親友のプロ料理人 兼 湘南ズルズル団 団員に相談してみたら、
「じゃあ、このパスタ使ってみたら?」
「製粉・製麺工程で熱が粉にかかると、パスタ茹で工程で更に熱をかけることになるから、小麦粉の風味が…」
「素材へのこだわり…」
うはぁ、言われてみれば。パスタソースやらオリーブオイルやらチーズに夢中で、麺類の本質「麺そのものの味」って、何故かパスタ料理に関しては唐変木だったわ。こりゃ大いに反省して、勉強に取り組まないと。
ってわけで、まずは分けてもらった中部イタリア トスカーナ地方の「Martelli」のパスタで、「ディチェコ」との味の違いを探検してみるわね。
でね、そういう「嗜好品的深みへの傾倒」と同じくらい大事だと思うのが「庶民的フード」。僕の考える「究極の旨いモノ」って、庶民の日常食なんだもん。
讃岐のうどん、ナポリのピッツァ、タイのカオマンガイ、台湾の滷肉飯、庶民生まれで良かったもんね。
そんな庶民派の町中華が藤沢駅前の名店ビル地下一階にあるわけ。『味の古久家 こくや 藤沢店』 。なんたって、通し営業11:00 – 19:30で定休日無し。
ここの「中華焼きそば」、優しいあんかけなんだけど、程よいの。海原雄山先生だったら、アレだけど。
お店の雰囲気も、テイストも、昭和50年代から変化ゼロ。文句あんの?
ってわけで、「こだわり尽くし」つつ「庶民的フードに舌鼓を打つ」のは自由。自由の国に生きてて良かったわ。
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