にゃー🐈 ニャロです。
ねぇねぇ、サラリーマンだったり、毎日脳ミソ酷使したり、腰骨疲労骨折寸前まで肉体労働したりしててさ、疲労困憊しちゃうことって、あるじゃん。肉体的にも精神的にも。
え? 「あたしは大丈夫」って?
ちょいちょいちょい、鏡見てないんじゃないの、最近。お疲れ顔してるわよ…
そんな少し切ない2月、立春は過ぎても雪がいきなり降ったり、湘南はまだまだ寒い真冬。北部神奈川は、厳冬でしょ?
そんな時に、家族や上司から、「疲れた顔してるから、貯まった有給休暇取得して、熊本の温泉でも行ってゆっくりしてきたら?」なんて言われたら、嬉しい? わよねぇ。
え、「やりかけの仕事が残ってるし…」「来週、大事な打ち合わせがあるし…」「自分だけ有給休暇取るなんて、なんか気まずい…」
何言っちゃってんの。サラリーマンが一人、数日不在になったって、会社も取引先も何とも思わないもん。それこそ、流行りの高位呪文「濃厚接触でテレワーク」って、今はフィーバーしてるし。
しかもさぁ、去年秋の北海道『登別温泉』は素晴らしいお湯だったし、札幌ナイトもワンダフルの連続だったけど、
熊本阿蘇空港からレンタカーで80分、「黒川温泉」の素晴らしいのは、30軒ある温泉旅館全てが日帰り入浴を受け入れてて、「ワンチーム」活動を実践してるらしいの。
銀座 数寄屋橋にある『銀座 熊本館』で、事前に情報収集したんだけど、
熊本県民の住民税で作成したらしい、緻密な構成の小冊子を頂いたんだけど、
これによると、熊本県には温泉だらけ。活火山の阿蘇山がある県だもんね。
そして、緻密な分析資料ページによると、7種類も泉質がある偉大な温泉地、それが「黒川温泉」なんだって。はい、最初の目的地決定!
僕には、誰も「疲れた顔してるから、温泉行ってきたら?」なんて言ってくんないから、自分で言うもん。「熊本の黒川温泉に行っておいで」「はーい❗」
阿蘇くまもと空港までは、羽田空港から90分のフライト。
新型コロナ騒ぎが続いてるから、航空券もレンタカーもかなりお安いし、成田空港からなら激安LCC『ジェットスター』も飛んでるわよ。成田は遠すぎだけどね。
熊本には、『ホンダ』の「熊本製作所」があって、自動二輪(バイク)を製造してんだけど、海外に製造移管が進んじゃって、生産台数が寂しくなっちゃってたんだけど、最近の円安で国内生産も増えてるみたいね。
一回、サラリーマン時代に、熊本のプレスメーカーの工場見学って理由で出張『旅』したことがあって、ホンダ系サプライヤーさんの製造ラインを見に行ったんだけど、
そんとき、熊本市民で食べた「馬刺し」「球磨焼酎」「辛子蓮根」は衝撃的に美味だったし、当時人気があったスザンヌさんの家族がやってる『キャサリン’s BAR 』で盛り上がったり、熊本の夜は最高に楽しかったのよねぇ。
だから、初日の宿泊は、熊本市内。馬刺しと球磨焼酎のマリアージュからの熊本ラーメン、ってのも魅力的だもんね。
さ、旅の始まりは立春直後の日曜日。朝6時に駅に向かうと、気温はマイナス2度、早く温泉に入らないと…
横浜駅で京急に乗り換え。間違えて三崎口行きに乗っちゃダメダメ。
羽田空港も、熊本行きANA便もガラガラ。マンボー恐るべし… アメリカ同時多発テロ直後の搭乗率より悪いんじゃないかしら。
欠航させて、飛ばさない塩漬け駐機してるジェット機が20機体くらい並んでたわよ。
快適な空の旅。雲が無い日の地上見るの、大好き!
フライト時間90分、熊本県に入ると、山頂付近真っ白。えええ!
阿蘇くまもと空港に、定刻10:15に無事ランディング。やっぱ、ANAは良いわぁ、あの搭乗するときの曲がいいのよ。
目指す「黒川温泉」は北東方向、阿蘇をかすめて行く感じ。
「黒川温泉」の旅館30軒の中で、絶対に外せないって確信したのが、日本秘湯を守る会 会員の『旅館 山河』。
数時間の登山をしなければ辿り着かない一軒宿とか、自家発電のみ、固定電話無しの宿みたいなマニアックな会員宿が多いから、僕も人生で数軒しか行ったことないんだもん。気になるじゃんね。
混浴露天・源泉かけ流し・単純硫黄泉、文句ある?
温泉好きなサラリーマンの心臓を鷲掴みのクリティカルワードの三連コンボ。この温泉に日帰り入浴500円だなんて、大正時代みたい。
阿蘇の赤牛ステーキ屋さんにお昼ご飯 寄り道したもんで、黒川温泉に到着したのは14:00。黒川温泉近辺にある人気のお蕎麦屋さん『そば屋 沙羅』にも寄ったら、4組待ちだったから、諦めたもん。
さあ、大人のディズニーランド『旅館 山河』に到着よ。
黒川温泉中心部から車で5分、まぁまぁ細い道だけど、「秘湯」に行くんだから当然よね。ってか、もっと細い道を頂戴! 多分、「より細い道」=「より秘湯度アップ」なんだから。
まあまあ高級宿で、駐車場はお泊まり客用と入浴だけ庶民用に別れてるけど、そんなオッケー牧場だもん。
「立ち寄り湯」は、男性は一ヶ所のみ。もちろん、源泉かけ流し・硫黄泉・混浴、だかんね。
女性は、この混浴のお風呂か、女性専用の露天風呂か、選べるかんね。
そんなに濃い硫黄臭じゃなくって、仄かに香る程度。さらっとしてて、なんか「ふぅぅぅ~うぅ🎵」って鼻息が漏れちゃう心地良さ。
源泉かけ流し部は熱め、離れた場所はぬるめで、お風呂一ヶ所でも問題無し。そして…
この源泉かけ流し硫黄泉打たせ湯は、反則スレスレの危険技。首や背中に当ててウトウト… タイ チェンマイのお寺で味わう露天トクセン(tok sen)に合い通じる気持ち良さ。
打たせ湯を占拠すること70分、もうストレスの「ス」の字も消え去って、車まで歩いたら、羽が生えてるみたいだったもん。
許されるなら、ずーっと打たせ湯やってたかったけど、お客さん増えてきて、二軒目にいきたかった『山あいの宿 山みず木』、電話したら「日帰り入浴は15:00までなのねん」って。
黒川温泉中心部には、地元の方々の銭湯もあり、『地蔵湯浴場』は200円。時間あったら入りたかった…
黒川温泉 二軒目は、同じく「日本秘湯の会 会員」の『山の宿 新明館』。温泉街ど真ん中なのに、「日本秘湯の会 会員」。気になるわよ。ここの泉質は「ナトリウムー塩化物・硫酸塩泉」。舐めたら、土&金属っぽい感じ。
なんでここが秘湯?
ここの洞窟風呂、ある一ヶ所で女性風呂と男性風呂を繋ぐ覗き窓があるから、要注意だかんね。
僕の大好物、「アルファ波」が駄々漏れ。ふぅ~、いいわ。次回は5月中旬に来たいわ。一泊してもいいなぁ、「黒川温泉」。
コメント