サラリーマンには『10倍成長株』より『波待ち投資』のほうが「低リスク安定リターン」じゃないかなぁ、って考える理由をシェアしちゃうわ

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株式投資

にゃー🐈 ニャロです。

人生初の『AIR DO』搭乗して、行くわよ北海道。ワイン用葡萄の収穫お手伝いで腰を痛めないように、まずは名湯 登別温泉でウォームアップだわ。

硫黄の臭いプンプンの乳白色湯、自然派のオレンジワインやクラフトビールの「HAZY」にも通ずるものがあるじゃない。勉強だわ、勉強なのよ

搭乗待ちしながら、『10倍株でドーンと儲けるオススメ株銘柄なんとか』ってネット記事を読みながら、「あぶねーなー、こういう記事って、株式投資経験値が低すぎて『ドラキー』にも負けるヤングサラリーマンが鵜呑みにしがち」だよねーって、ゾクッとしたわ。

ドラクエで『ドラキー』の抹殺された『勇者の子孫』って、世界中で10人くらいよね

だってさ、そんな確度の高い、高確率で数年以内に株価10倍になる銘柄情報があるなら、僕だってドーンと儲けたいもん。インサイダー情報みたいな濃い情報ベースで、3年後に40%の確率で10倍になる銘柄を5社知ってれば、それぞれに1000万円×5銘柄、合計5000万円投資して、3年で2億円以上、年率の損益成績が+100% (税引き後約+80%)なら、とても良い投資だわ。

でもさあ、純粋無垢で騙されたことの無いヤングサラリーマンは、「10倍! ぴぃえぇ~‼️ ええと、今の全財産は、『結婚式積み立ての150万円』だから、これを勝負しちゃえば… 10倍で1500万円じゃんね。結婚式費用300万円だけじゃなく、ハワイヘハネムーン100万円と、秦野の中古マンション駅徒歩35分1000万円まで即金で買えるし、残った100万円で中古のエルグランドまで… 人生楽勝じゃんね」、なんて、頭の中で脳内麻薬が暴走しかねないじゃない。

リーマングラップラー『バキ』になっちゃったら、もう帰ってこれないわよ。深呼吸して、鵠沼海岸で波にのって、落ち着いて

いいのよ、富士吉田の凄腕ギャラリーみたく、侠気勝負で一発ドンッ。持ち前の鋭すぎる勝負師の感性で勝負に勝ったら、更に10倍勝負へと永遠に勝負。だって、ギャンブラーがギャンブル勝ち逃げしたら、ギャンブラーじゃなくなっちゃうもんね。

そうよね、『勝てる』って妄想なしにキャッシュをベットできないわよね。稀有な人種、「ギャンブラー」、カジノや競馬競輪ボートレース界のパトロンよ

堅気のサラリーマンが、会社では地道に給料稼いで、投資だけはギャンブルって、バランスが変よね。

何度も繰り返しちゃって恥ずかしいけど、『絶対10倍になる株式銘柄』があったら、その人が自分の肝臓と腎臓と、家族の網膜と両親の実家の登記謄本全部を現金にして、買えばいいんだもん。はっきし言って、オッズ(ギャンブルの配当倍率)が10倍の馬券を「走るよ、血統もジョッキーも勝つために生まれてきた、もう鉄板レース」って叫んでるのと違いが無いような… どう思う?

まあ、詐欺師は相手を騙すのが『業務』だから、別におかしくないわよね。「騙されるほうが悪い…」、うーん、弱肉強食ですわ。

じゃあ、『波待ち』株式投資は間違いなく儲かるのか、って? あーのーねー、何度も言うけど、世の中に「間違いないもの」なんて無いんだかんね。旅客機だって落ちるし、国だっていきなり消滅するって、いい年ぶっこいて、まだわかんないの?

今年の8/15、いきなり政府が消滅したアフガニスタン。そしてタリバン政権が… びっくりしたでしょうね、アフガン政府で給料高かった役人とか、せっかく色んな権利を手にした女性とか

ただ、儲ける確率を上げたり、負ける確率を下げることは可能だし、課長までしかやってない「遺産ゼロ、文学部出身の趣味最優先サラリーマン」が、一億円以上まで金融資産を儲けたのは事実だから、自分の備忘録として、そのあたりをシェアしちゃってるだけよ。やだ、読まないでぇ…

で、『波待ち投資』。前に記事で、名門企業『三菱倉庫』を事例にあげたけど。

理想的な『波待ち』投資候補、ほんっと企業価値の向上を史上命題とするアメリカ人経営者が社長になったらどんなアクションとるのかなぁ…

でも、この会社の含み資産は『不動産』だから。都心を巨大地震が直撃したら、株価大暴落って可能性はあるのよ。それに自動車部品メーカーで営業やってたりすると、『不動産ビジネス』とか『物流ビジネス』なんて、相当難解だろから、自動車部品で稼いでる企業を事例に、なんで『波待ち』株式投資が『低リスク安定リターン』なのか、僕の考えをシェアしちゃうわね。いつも通り、ライヴァルには内緒よ。

僕が信頼してやまない、葛飾柴又帝釈天から川を渡った千葉県松戸市に本拠地を構える『マブチモーター』、僕は「高リスク高リターン」狙ってるから買い増しはスルーしたけど、岸田新総理相場で下がった『マブチモーター』は、鉄板の『低リスク安定リターン』そのものだったわ。自分の石油株大相場で熱々だったから、記事にするの遅くなってゴメンね。

9月末から岸田さんへの応援下げ相場、みんな買ったでしょ?

この10月頭の3600円は、まさに『波待ち』の超引き波、車が電気自動車(EV)になろうと、ハイブリッドが復権しちゃても、水素エンジンはたまた500ccエンジンで石油燃やしてくれる『e-Power』が宇宙を制しても、この『マブチモーター』の、一個あたり平均単価100円弱の小型モーターが、車一台あたり10個どころじゃない数が搭載されるんだもん。

トヨタの目先の減産(部材不足起因)にも株価下げ基調だった要因はあったんだろけどね

さっきの株価推移は、『マブチモーター』の今年2021年7月から4か月間の推移なんだけど、もうちょっと長いスパンでの株価推移は、こんな感じよ↓

『マブチモーター』が株価8000円を超えた2015年の決算や、自動車業界でどういう状況だったか、ネット時代はサクッと調べられるから、良い時代だわ

これみると、『三菱倉庫』ほど、株価推移の上下レンジは定まってないけど、大きく上下してるでしょ? こんな『波待ち』銘柄の真逆で、天井知らずの『Google』なんかは、成長継続するとは思うけど、今の株価が安いのか高いのか、僕にはマジでピンと来ない=「わかんない」=「わかんないモノには投資しない」。

『Google』過去6年の株価推移。宇宙船発射みたいな曲線だけどね

僕が理解できるのは、自動車部品の中でも、技術革新によって不要となるかもしれないガソリンエンジン関連部品が今後の売り上げが落ちること(水素エンジンが仮に今後の主流になるとしても、時間かかるわよね)、自動運転みたいな技術が、全ての新車製造数分母としたときの搭載比率を考えたり、技術トレンドで勝ち負けが決まっていくことで、勝ち組メーカー(ハード、ソフト共に)と負け組がでてくること、そして、『マブチモーター』みたいに、どういう技術トレンドになっても、全方位的に使用されるし、切り替えされにくい『コスト競争力、品質力、開発力、マネジメント力』を持った自動車部品メーカーは、株価以前に企業としての価値の安定感が『低リスク良リターン』だわ。他でいうと、トヨタ系なのに、他の日系自動車メーカーにおけるシェアも圧倒的な『小糸製作所』なんかも素敵よね。EVだって自動運転車だってランプは必要だし。

下がりきらないのよ、優良企業だって知られ過ぎてて

ってわけで、うかつに「10倍オッズの馬券」銘柄を、オススメに乗って買うのは、そういうリスクがあるってことと、こういう『波待ち』銘柄を購入するなら、自分で過去の決算の数字(売上、利益)を確認したり、今後の決算見通しの数字を確認して、今の株価(波の高さ)が、自分の想定する妥当な株価と比べてみないとね。株式投資は勝っても負けても自分責任なんだから、誰かのブログや雑誌情報鵜呑みにしてると、泣くかんね。

『羅綾(らりょう)』の技さえあれば、余裕でパープレイできそう。寒くなる前に、またゴルフ行きたいわ

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