にゃー🐈 ニャロです。
神奈川県って、案外広いもんで、東は多摩川の手前の川崎市、北は相模湖、西は箱根や湯河原まで。そういや、秦野なんてゆう北神奈川プロヴァンスも神奈川県に属してるらしいし。
そして、強力な大名だった北條さんの居城といえば小田原城。猿人 豊臣秀吉に負けちゃうまでは、なかなかの勢力だったらしいじゃんね。
そんな小田原市、小田原駅のお隣の早川駅はさ、東海道本線の駅だってのに無人駅。
そんな鄙びた早川駅から徒歩5分で、リアルに漁業やってる早川漁港があるわけ。西湘バイバスの終点あたりの大橋の下に見える港なんだけど。
雨模様の土曜日だったんだけど、そもそも江ノ島で釣りしたいのに雨だからってんで、サラリーマン時代の同僚サボり友達から「小田原におでん喰い行こう!」ってお誘いされて。そうゆうバカげたお誘いは最優先じゃんね。
で、こないだ早川で残念な「半生アジフライ」食べたときに行列見かけたお店にも行きたい!ってカウンタープロポーザルかましてやったの。だって、気になるんだもん。
そのお店は『食堂大原』。渋すぎる外観なんだけど、12:50過ぎに着いたら当然大行列。ってか、名前書いて順番待ちするシステムだから、サッと名前書いて、お隣の魚介お土産屋さんの裏手にある「無料お試し干物自分で七輪で焼いて勝手に喰っていいよ」システムへ。
これがさ、この無料試食の干物がね、バカげた愉しい旨さなのよ。やっぱ自分で炭で焼くと、大抵のモノは旨いに決まってるみたい。
マルアジとチダイかしら、売り物にならなそうな切れっ端を焼き放題食べ放題。日本酒持ち込めば、ここで飲み会は完結できちゃうじゃんね。そんなこと、僕クラスの一流の人類はやらないと思うけど。
で、二人でフッと我に返って。「干物で満腹はマズいぜ…」。で、小雨の早川漁港を散策。
西湘バイパス高架の下で雨宿りしながらトリックサビキ釣りしてたり、魚市場内は翌日の「早川鯵祭り」の準備で大漁旗を飾り付けしてたり。
そろそろ順番?12:50に名前書いて、さて…
うはぁ、全然進んでないし。うーむ、これは参ったじゃんね。
しかも、お店のおばさんが「お待ちの皆さんにアジフライ食べていただきたいので、メニュー絞ります~」って。ふむふむ。
それでいいと思うんだけど、アジフライ3枚のアジフライ定食にしようと思ってたから、こうなると「ミックスフライ」の一択じゃんね。アジフライ、海老フライ、マグロフライそれぞれ一個ずつ。
結局、お店に入れたのは14:00過ぎ。お店入って分かったんだけど、席数がとにかく少ないのね。カウンター2席、テーブル3卓。こりゃ、なかなか順番来ないわけだわ。
そして、かなりじっくり揚げてるのかしら。なかなか時間かかるけど、丁寧な調理ってそんなもんじゃんね。
「キャンセルが出たので」ってんで、アジフライ一枚追加できたわ。ナイス!
ふむふむ、アジフライ2枚に海老フライとマグロフライが1個ずつ、ご飯とお味噌汁。お味噌汁とっても美味しいじゃん!
これで2050円。こないだの蒲田での肩ロースかつ定食300gで1800円だったわけだけど。
どっかの半生アジフライと違って、キッチリバッチリ揚がったアジフライ。噛むとサクっと衣が気持ちいいじゃんね。そして鯵はふわふわ系。結構大きめの鯵半身、マルアジかしら。
海老も正統派ストロングスタイルの海老フライなんだけど、問題はマグロフライ。
何が問題かって… デカいの。イメージとしては拳くらいの塊のマグロフライなの。すげ~食いでがあるマグロフライ。ワイルドだわ。
えーっとね、2時間待つのはイヤだけど、名前書いて無料干物バーベキューしたり釣り眺めたり、早川漁港は愉快な場所だし。
開店前から少し並んで食べに来ればいいじゃんね。アジフライレベルはバッチリグーだし、鯵が水揚げされる漁港の食堂でアジフライってノスタルジーも含めて、ここは人気なの納得だわ。
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