にゃー🐈 ニャロです。
春の嵐的な大雨と、梅雨みたいなシトシト雨が続くじゃんね。別にいいんだけど。
そんな雨予報の土曜日、小田原に向かったの。何故かって、前にゴーンさんの部下として「値下げこそ愛、値下げこそ命、値下げしなけりゃサヨウナラ」なる崇高なタスクを課された某社購買本部でリーマン労働者やってたときに「成果より出張旅」「値下げより釣果」っていう点で一致団結した◯◯リーマンのHさんから誘われたわけ。
「小田原おでんに行こう！」って。
… 何それ？
ふむふむ…
なるほど～、さすがは◯◯リーマンをしっかり継続してるHさん。間違いなく、テレワークとかのメリットを最大限活かして、こうゆう調べ物を勤務時間内にやってるわけよね。敬愛するわ…
確かに、小田原(早川)は水揚げがしっかりある港町だし、城下町だし、でもパッとしないし、こうゆう分かりやすい名産品造りはいいじゃんね。知らなかったけど。
で、遅いお昼に早川漁港『食堂大原』でアジフライ含むミックスフライ定食を食べて、徒歩で小田原方面へ。結構なザーザー降りのなか、途中の「報徳二宮神社」境内のカフェ「きんじろうカフェ」はヤングなお客さんたちで大盛況。
こないだ3月だっけ、寒くてガラガラだったのにね。
この日も寒かったけど、
キウイジェラートとミルクジェラート。何故かミルクジェラートが卵アイスの味で美味しかったわ。
目的の『小田原おでん本店』、夜営業開始時間が16:00なんだけど、当日電話したら「18:00からなら2名様大丈夫ですぅ」って。ふむふむ、おそらくは「鎌倉現象」ね。早い時間は大混雑、夜はガラガラ。
さすがにムサい男子2名でカフェ長期滞在は辛いから、小雨の小田原エリアをウロウロ散策。
で、「松原神社」なる神社を発見。小田原宿総鎮守らしいんだけど、
御祭神が…
ヤマトタケルのみことさんにスサノオのみことさん！？なんとも大物ばかり。
なんかね、この松原神社の真ん前の新規開店居酒屋で一杯だけ、呑んだんだけど。そこは定置網の網元5代目の元気いいリアルな漁師さんがオーナー店長やってて。「魚減るし、うちの定置網は水深45mの遠浅で魚種も限られるし、ガソリンも漁具も値上がり激しいし」っていいつつ、「数年前の台風で網大ダメージで、新規発注したら1.2億円もして。もう一回大ダメージ受けたら廃業だよ」って。って、1.2億円の網買えちゃうのね…
で、そのお店に来てた漁師仲間のお兄ちゃんたちが、「こないだの祭りは燃えたぜー」「うちのお祭りは神輿が走るんだぜ」って。へ？
同じ神奈川県内のお祭りなのに、
聞いたことないわ。
さすがは漁師町。お祭り大好きタウンみたいじゃんね。
でね、この『松原神社』境内に「万祝(まいわい)」なる着物が飾ってあって、
説明書きに「大漁のときには手ぬぐいを作って配った。とんでもない大漁のときには万祝(まいわい)を作った」って。
とんでもない大漁って…
で、おでん屋さん予約までちょい時間があって、GoogleMap見てたら生ハムとワインを引っ掛けられそうな『Quindici(クインディチ)』なるワインバーがあったもんで、行ってみたんだけど。
「予約で満席で」って。お客さん一人だったけど、きっとこれからいっぱい来るんだね。ナウいお店は違うわぁ。
で、レトロな釣具屋さんでエギかったりして、18:00に『小田原おでん本店』へ。
渋いってより…
なんか、ややゴージャスな民家をリノベしたみたい。流行り系じゃんね。
観光客に来てほしいんだもんね。ナイスなデザインじゃんね。
さてさて、おでん屋さんではおでん食べましょう。
洒落たカウンター、威勢のいいオッサンが立ってて、
味噌的な牛スジとか、
5品盛りとか、
お魚の形の練り物、いいわね。
大根が美味しいじゃん。鰹節強めのお出汁も普通に美味しいわ。
追加に次ぐ、
追加。
さらに追加。ごちそうさま〜。
日本酒もお燗も好みに合わせてやってくれるし、京都の玉川酒造の置いてるし。いいと思うわ。
で、〆に、癖が強すぎるワインバー『Wine bar “Le3” ワインバー ルトロワ』でお任せ2杯。
お店とマスターの強すぎるクセに反して、お任せ2杯は普通なドイツの白。いいじゃんね。
ってわけで、小田原は案外未知の町。また探検に行こうっと。
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