「贅沢」って人それぞれ 激暑火曜日ハンモック朝昼寝からの昼行水だったり、ジュリアン・クルトワさんの哲学的難解硬質ロワールワイン『Autochtone オトクトンヌ 13』呑んでみたり

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ぐるめ
dav

にゃー🐈 ニャロです。

夏ね。湘南の夏、日本の夏。

台風来ないかなぁ、稲村ヶ崎は平穏そのもの
南風だし
七里ヶ浜も平穏そのもの
そんな日もあるじゃんね
由比ヶ浜も、尋常ならざる平穏な感じ

京都の夜行バス貧乏旅が過激過ぎて、今日はちょっぴりユッタリと過ごすことのしたの。プロフェッショナルなボランティアとしては、当然のフィジカルマネジメントよね。

同じプロフェッショナル同士、休養の取り方もプロフェッショナルに行きたいわよね

平日、朝起きる時間は、北神奈川方面に毎日通勤してたサラリーマン時代とほぼ同じ6:30AMに起床してコーヒーをドリップすんだけど、飲んだらハンモックに飛び込んでテレビ東京の『日経モーニングプラスFT』をチェックしたり、

右端のおじさんの滑舌が良くって、なかなか勉強になるわ

NHKの『ワールドニュース』で世界情勢をチェックしたりすんだけど。

今朝は、コーヒー飲んだあと、おもいっきりハンモックで二度寝してやったわ。

うちのハンモックはこの型式。相当丈夫だから、ゆさゆさしても問題無し

なんせ北風の朝の風の涼やかな心地よさったら、軽井沢とか河口湖の別荘と大して変わんないもん、多分…

このハンモック、めっちゃ通気性がいいの。だから冬なんか寒すぎて、背中毛布しかないと単なる罰ゲーム的な冷たさ。だから、夏場は最高なのよね。

こんな平日午前の過ごし方、単なる怠け者って分析もできるし、懲役23年の地下労働的サラリーマン刑の受刑者だった僕にしてみたら最高の『贅沢』。

人生の残り10000時間を、暑い日も寒い日も通勤して、リーマン給料と交換すんのも、交換しないでハンモックでウトウトしながら夏の北風を感じてボケーっと浪費すんのも自由じゃんね。

北の朝鮮人民共和国とかだったら国家反逆的怠け罪で強制労働所に収監されそうだけど。

安心して。北朝鮮のキムチや冷麺はめっちゃ美味しいし、北神奈川の社食のカレーライスは悶絶旨くてカロリー爆弾級だから

ええと、さすがにお昼12:00には起きたわよ。二度目の起床は爽快じゃんね。

こんな爽快な火曜日のお昼ご飯は、藤沢市民認定の讃岐うどん食堂『うどん王子』じゃんね。今日は暑いけど「あつかけ(並)」でズルズルしちゃったわ。

久しぶりに茹で上げじゃなかったけど、全然オッケーレベルな讃岐テイスト
いりこだしのツユをズルズル飲みたかったから、あつかけにしたわけ。戦略的アプローチよね…

んで、超絶駆け引き無し「エブリデイ ロープライス」なスーパー『オーケー藤沢店』で納豆や夏の生活必需品「スイカバー」買ったり、

ハンモックで食べると美味しさ三倍、1986年デビューから36年経ってもダントツ美味しいスイカバー

その目の前の古着屋さん『SEGAL』でイカしたシャツ買ったり、ちょっと勤勉だったわ。偉いなぁ、僕。

ママチャリ号で汗だく帰宅したら、お風呂にジャンプイン。中古で買った我が家のお風呂は、バスタブが足伸ばせてジャグジー付きなの、ラッキー。

イメージ、こんな感じ。足伸ばして寝れちゃうバスタブ最高

ぬるま湯を浅くいれて、本読みながらボケーっと昼間に三時間 行水。気持ち良いのよね、クーラーなんて要らないわけ。温泉だったら悶絶至福だけど、水道水でもバスタブが足伸ばせれば相当弛緩するかんね。

そして、夕方に夕寝。うーん、怠惰じゃんね。ダメな大人の見本じゃんね。リアルのび太だわね。

時間をサラリーと交換する契約したサラリーマンが就業中に昼寝したら横領罪、無職マンなら当然無罪じゃんね

ってわけで、僕的には『贅沢』な1日だったわけ。これから大船でガソリン給油してから北鎌倉方面で皿洗い修行に出撃するわけだけどね。

電車だと、途中下車って技が使えて愉快じゃんね。大船のクラフトビアバー『NO BEER』で給油よ
ヨロッコビールの「UME」、酸味爽やか、クエン酸も補充できちゃったかも

ってわけで、これが僕の庶民的『贅沢』な1日。人によっては「風俗的なお店でアッフン」だったり、美味しいお鮨屋さんで「ウマッフン」だったり、南伊豆でコマセ釣りで「ガッツリ」だったり、新車買って「ギャフン」だったり、『贅沢』は人それぞれなんだけど。

昨日の鎌倉でボトル飲みしたワインは、なんちゅーか、精神的にも人間的にも『贅沢』だったなぁ。

北鎌倉のドルチェ番長にお声掛けいただいて、某ワインバーで二人でボトル飲みしたんだけど。

妖しさ満点、スピリチュアルな匂いすら漂うラベルじゃん
安心信頼のインポーター、北海道 銭函の『二番通り酒店』じゃんね、フムフム

あのね、僕って、20才くらいからずーっと、ワイン好きなの。好きなワインは「美味しいワイン」。

『バーバリック(茅ヶ崎)』とかの素晴らしく美味しいビールも好きだし、日本酒も焼酎もジンもテキーラもカクテルもお水もジュースも、美味しい飲み物は何でも好きなんだけど、でも庶民だから。

庶民がワインを買うときって、予算編成が難しいのよ。特に「ナチュラルワイン」でそこそこ以上に美味しいワインって、円安な令和四年だと、奇跡的なボトルで3000円弱。そりゃそうよね、欧州の酒屋さんで一本18ユーロだったら、18ユーロ×137円/EUR=2466円。それにリーファーコンテナとかのコンテナ輸送代金、乙仲代金、輸入関税(100円/本)、日本国内での冷蔵輸送、輸入商社の取り分とか考えたら、3000円超えないと成り立たないじゃんね。

だから、酒屋さん価格で一本4000円を超えるワインは、僕の「マイ庶民ルール = ワイン屋さんで買うワインは上限3500円… くらい」的には基本NGなの。全然、3000円/本出せば、素晴らしく楽しいワイン買えるから、全然困らないけどね。

でもね、たまの『贅沢』。大事な友達だったり、旅先だったり、明らかに「こりゃ一期一会的な重大場面だから、ここでこれ飲まないとあの世で後悔すんね」って時は、リミットを解除していいわけ。当たり前じゃんね、お金のために生きてるんじゃなくって、お金は人類の家来なんだから。

家来は寒い日に上司の履き物を胸に入れて暖めとくわけ、それで出世したりするわけ。豊臣秀吉さんみたく。なんか、21世紀のサラリーマンと似てるわね…

話を戻すとね、久しぶりに緊張するくらいびっくりしたワインだったの。この、中部フランス ロワール地方のジュリアン・クルトワさんっておじさんが造ったワイン。

妖しげなラベルなんだけど、最初に嗅いだ香りはカチカチの硬質なミネラリーな上品だけど酸化したニュアンスもあって、めっちゃ興味津々。ググってみるとね、

ロワール流域めっちゃ東西に長いけど、
フムフム、トゥールとオルレアンの中間くらいなのねん
ほへぇ、葡萄はロモランタンなのね
おじさんっていうか、お兄さん的なお写真じゃんね

ってわけでこのワイン、生産量的にもお値段的にも、そうそう飲めるワインじゃないっぽいんだけど、飲んじゃったわけ。そうゆう特別なシチュエーションだったってことね。

でね、なんとも不思議なんだけど、美味しいワイン(ナチュラルなワインである場合がとっても多いんだけど、ナチュラルなら美味しいかっていうとそうゆうわけでも無いんだけど…)を一人で飲むと、空想や想像がぶっ飛んだり、複雑な考えがまとまったり、異常に集中したり、なんてゆうか他のアルコール飲料とは明らかに異なる脳ミソへのインパクトというか働き掛けがあんの。

日本酒だったらふにゃふにゃになるし、ジンだったら気持ちがどんどん大きくなるし、テキーラはグイグイ飲んじゃってバタンキューだし、ビールは幸せな気分になるくらい。

そんな「美味しいワイン」を、大好きなお友達とボトルで飲んじゃったり、まして飲んでるワインについて語り合ったり、その他日常や面白い話や悩み事なんかをワインに助けてもらいながら語らったりするのって、これは確実に『贅沢』。公式『贅沢』に認定します。おめでとうございます。

ってわけで、気象的にも地政学的にも経済的にも政治的にも国際的にも感染症的にも不安定な21世紀だし、たまには『贅沢』をしとかないと、自然災害とか世界戦争とかで地球が割れちゃったらワインボトルもグラスも割れちゃって飲めないしね。

あり得ないって断言できないもんね

ワインと一緒にいただいた、ペラペラに薄いパスタでバジルペーストをミルフィーユみたく層にしたパスタも美味しかったし、

これはいったい、イタリアのどこかの地方の伝統料理なのか、それともビックコミックオリジナルなのか…

僕にはわからないワン。

ワインバーのカウンターで白いワンワンが物思いに更ける時代だかんね、人類も負けずにたまには『贅沢』しちゃってもいいかもね…
長文なのに最後まで読んでいただいて、感謝!
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