にゃー🐈 ニャロです。
春だわ。うちのデラウェアも萌芽de’bourrementしたわよ。
世の中には、多種多様な「お酒」があるけど、葡萄から造る「ワイン」ほど人間同士を繋いだり、思考を宇宙まで拡大させるお酒は無いんじゃないかしら。
なんせ、ワインと人類のお付き合いは10000年以上だってんだから、人類が『スラムダンク』や『資本論』書いたり『サーフィン』で波に乗るなんて遊びを思い付いたのも、ワインによる泥酔起因の脳粒子波増大が背景にありそうね、多分ね。
そんな「ワイン」の世界も、20世紀末には「権威至上主義」が主流だったのよね。
フランス ボルドーの一級格付け赤ワインが偉くて、チリの安いワインは偉くない。ブルゴーニュの特級畑のシャルドネは、プロヴァンスの地酒より偉い。
江戸時代の士農工商みたいな封建的ワイン社会だったのよ。人類って、序列大好き、勝ち負け大好き。未だに戦争殺し合いで勝ち負け争いしてんだもん。
例えば、このフランス ボルドーの「格付け」、1855年に決まった階級が160年以上経った令和四年の現代も基本的に変わってないんだから、実力的には… どうなのかしらね。誰か、暇とお金と興味があったら検証してみてね。
一方で、キューバの伝説「チェ・ゲバラ」さんみたいに、世界各地で闘い続けてるナチュラルなワイン生産者さん達がいるのよね。
「VIN NATUREL ナチュラルワイン」とか「自然派ワイン」とか、「BIO ビオ」とか「ビオディナミ」とか、やたらややこしいのは当然で、「権威」や「序列」や「法律」や「マニュアル」に従ってるわけじゃない自然で自由で造り手の信念で千差万別のワイン達なんだから。
だから、「ナチュラルなワインって何?」って悩むのは当然。考えて答えが出ない領域の飲み物なんだから、飲むしかない。しかも地図の無い航海なんだから、優秀で頼れる船頭さんのいるお店飲みに行く、のがいいんじゃないかしら。
ところで、宇宙物理学でいう「ラグランジュ・ポイント」って知ってるわよね?
「地球の重力、月の重力、地球を公転する運動で発生する遠心力が釣り合う点」のこと。常識よね。
湘南エリアの東側、古都 鎌倉。ここは、不思議なことに、「自然なワイン」の強烈なラグランジュ・ポイントなの。理由は知らないけど、宇宙物理学的に、リアルにそうなんだもん。多分、百年後には解明されるわね。
その中でも、異常な引力を持つのが、ワインバーみたいなお店『SO SAN 祖餐』。世界中の異常なお店で飲み歩いて29年、ここは世界トップ3に確実にランクインする「異常の中の異常」「ワインに限らず、あらゆる変態の溜まり場」「自然なワインのフォースを操るヨーダがいる店」。
そして、今回2回目の訪問だった、『TRES』。ファンが多いワインバーで、両方のお店に通ってるお客さん多くって、よく「TRESから来たの」「今からTRES」って耳にするの。
某 北鎌倉のドルチェ番長から、「今の季節、TRESの『クレソンのスープ』は美味しいの~♥️」って伺ったもんで、スペシャリティ コーヒーの師匠、AKINA先輩をお誘いして、行ってきたの。大雨の中、『SO SAN 祖餐』から『TRES』まで、徒歩5分。
この前の日曜日の夜、『粗餐』の二階は大変なことになってて。
そもそも、その日曜日のお昼、北鎌倉でのご婚礼 仕出し弁当のちょっとしたお手伝いが楽しかったから、気持ちも盛り上がってたんだけどね、
ね、ヤバいでしょ。自然なワインが苦手だったら、絶対に鎌倉には近付かないほうがいいわよ。知らないかんね、一回「暗黒ナチュラルワイン面(ナチュラル ダークサイド)」に落ちたら、馬鹿げた自然なワイン中毒患者仲間入りしちゃって、毎週 鎌倉にお遍路参りするハメになっちゃうかんね。
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