『ウクライナは俺のモノ俺のモノは俺のモノ』ロシアのプーチンさんがウクライナに軍事進攻する確率めっちゃ高そうなんですけど… - ニャロの『FIRE』スローライフ

にゃー🐈　ニャロです。

朝のテレビ東京の経済番組、釣りに行かない平日は視ることが多くて。今朝は、昨夜のアメリカ株式市場が元気良かったことがメインニュースだったんだけど、

一晩で株式時価総額が＋500万円、暴れん坊な株式市場は疲れるわよね。AI (人工知能)取引が株価変動幅を拡げてるってことよね、やだわぁ

今朝の特集は「ロシアの軍事的な欧米との対立」、特にウクライナ情勢。ロシアがウクライナ国境に9万人以上の軍事部隊を集結させちゃってんだもん。『信長の野望』だったら、これって超露骨な「脅し」よね。

11月には中華人民共和国の習近平さんと電話会談したバイデンさん。こっちも、台湾進攻とか新疆ウイグル情勢とかキナ臭い議題よね

これって、とってもシンプルな背景で、元々はソヴィエト連邦に属してたウクライナが、「NATO（北大西洋条約機構、要は『ヨーロッパと北米の30カ国による政府間軍事同盟』）」への加盟を強く求めてて。そりゃそうよね、「クリミア危機」でウクライナの領土だったクリミア半島がロシアに実効支配されちゃったのって、ほんの7年前の2014年なんだもん。

緑の丸が「クリミア半島」。ロシア語が第一言語の割合が75%以上で、「親ロシア」な人が多いんだって。国境が地続きの欧州や旧ソヴィエトって、難しいわよね…

そして、そのとき、アメリカとEUは「経済制裁」を実施したんだけど、ウクライナにしてみたら「ドンパチに参加してよぉ!、助けてよぉ!」、よね。あれ、なんか似てない? 「ウクライナ・クリミア半島・ロシア」と「日本・尖閣諸島・中国」。

「日米安保条約」の破棄を主張する日本共産党、「社会主義・共産主義革命を行う」のが政党の目的だから、当然なんだけど。嬉しいんだろうなぁ、尖閣諸島も沖縄も中国に占領されたら、「親方中国共産党に喜んでいただける」って。うへー

一方でロシアの立場では、国境を接したウクライナが敵性軍事同盟「NATO」に加盟して、ロシアにミサイルやら向けるのは、「許せない‼️」って、まあ、それもわかるじゃない。日本は米国の実質属国だから、日本のマスコミ報道は「ロシア・プーチンさんは悪者、米国・バイデンさんはイイモノ」ってなってるけどね。

中国の習近平さんと違って、ロシアのプーチンさんはリアルにロシア人大多数に支持されてるっぽいのが怖いわ

今回は、ロシアのプーチンさんは、アメリカのバイデンさんに、「NATOの東方拡大やロシア領土近くへの兵器配備を排除する法的保証を求め」たんだって。そうじゃなければ、攻めるけど、お前らが悪いんだかんな、って交渉よね。ヤクザと一緒。

これ、二日前の現地写真なんだって。ウクライナのキエフは、もう零下だかんね。ドローンじゃ軍事的圧力にならないから、ヴェトナム戦争と変わらない塹壕… キツいじゃん

こうゆう「交渉」って、結構シンプルで、損得だから。プーチンさんは有利よね。アメリカが譲歩したらロシアの外交的勝利だし、譲歩しなければロシアはウクライナ東部で軍事的勝利するだろうし。

まだNATOに加盟してないウクライナにアメリカ含めたNATO軍は援軍出せないから、できるのは「経済的制裁」と「軍事防衛装備のウクライナへの追加供与」くらいだもん。

しかも、NATOの主要な欧州の国々、特にロシアの天然ガスにエネルギー依存してるドイツとかにしてみたら、強硬な対応できっこないんだから。

環境LOVEのドイツは、脱原発したくって、代替エネルギーにロシア一気通貫の天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」でガッチャンコしてんだから

一方で、アメリカのバイデンさんは、ただでさえアフガニスタン撤退で国民支持率下げてるから、ここでロシアに譲歩してウクライナ見捨てたら次の選挙は負け確実、って恐怖感があるはずだから、ロシアとの交渉は成立しないはず。

となると、ジャイアンプーチンさんは、ウクライナへの軍事進攻、紛争だわ。いやよねー、でもリアルよね。

暴力反対! でも世界のリアルは、軍事も経済も「弱肉強食、パワーが無いと喰われる」。学校でのイジメも、会社でのパワハラも、結局はパワープレーじゃんね、リアル

似たような状況が、中国と、中国に領土を狙われる台湾・フィリピン・日本。中国を経済制裁すると、逆に首がしまっちゃう欧米諸国は、ウクライナのケース同様に及び腰。北京冬オリンピックの外交的ボイコットなんて、中国の面子潰すくらいで、実質的な中国の損得は大したことないもんね。

でも、中国人にとって面子が超重要なのはリアルなので、中国人のお友達との付き合いでは気をつけてね

ちなみに、中国と国境紛争ちょいちょいやってるインドは、核武装してっから、アメリカに助け求めないし、中国も「やり過ぎるとヤバい」ってわかってるから。本当にリアルワールドは弱肉強食ってシンプルな基本原理で回ってんのよね。

日本のマスコミは全然報道しないもんね、眞子さま何チャラのほうが視聴率取れるって、これもマスコミ業界の弱肉強食

って訳で、来年頭に向けてロシアがウクライナに再度進攻する可能性が高そうよ、って予想しちゃったんだけど、じゃあスーパーマンみたいに紛争を止められるか、って、僕には無理。

できることっていったら、自分と家族の身を守るために、経済的な準備・対応をすることくらいよね。

ロシアのウクライナ再進攻で僕が予想する「変化点」って、こんな感じ。

・欧米の経済制裁に対抗して、ロシアは欧州への天然ガス供給を絞るはずだから、エネルギー全般の市場価格は上がる、わよね。これは、既に『エクソン・モービル』と『ロイヤル・ダッチ・シェル』の株式保有してるから、ポジティブ

・2020年原油生産量世界2位のロシアが、更に自由に原油市場に（アメリカに）嫌がらせをする可能性が高そう。原油市場価格が上がると、バイデンさんは国民支持率下がるから、わざと供給絞る可能性があるわね、これもポジティブ

・コロナだろうと、温暖化ガス排出低減だろうと、世界中の軍隊は軍事演習、訓練、偵察なんかを活発化させて、航空燃料含め化石燃料の消費が増加（これは全体から見れば微量だけど）

・軍需産業は、更に収益が上振れする可能性高いと思うわ。台湾なんか、半導体での税金増収分以上を使って軍事装備を米国企業から調達してるし、その他の中小国家、フィリピンとかASEAN諸国、中東のイスラエルと半イスラエル諸国、アフガニスタン情勢に影響される周辺諸国、みんな武器が欲しくて堪らないし、日本も台湾情勢対応とか、超音速ミサイル対抗の軍事装備開発・調達で、軍事予算をさりげなく増加せざるをえないし。