にゃー🐈 ニャロです。
『FIRE』して気が付いたんだけど、新聞や雑誌によって、かなり色があるのね。なんせ翌日の通勤とか会議とか期限が無いもんで、乱読してて気が付いたんだけど。
いわゆる「マスコミ」で、事実だけを伝える努力をしてるのがNHK。ただし、ドラマとか相撲とかお笑いとかラジオ体操にまで受信料使うのはお馬鹿企業過ぎるけど。
事実+まともな付加価値があるなぁって関心するのは日本経済新聞。テレビ東京が朝夜やってる経済番組もなかなか勉強になるわね。ネタがタイムリーだし。
他の民法TVは、まあ好きにやって頂戴。ヤングがTV観ないでユーチューブとかAmazonプライム観てるのは、理解できたわ。時代は変わったのね。
経済雑誌も色々あるけど、有名な「東スポ」に近い感じがあるのが、「東洋経済」。ビジネス・経済にフォーカスした「東洋経済新報社」って出版社が出してる経済雑誌およびネット記事が、ドイヒーなのよね。
「日経ビジネス」「PRESIDENT」「週刊ダイヤモンド」「週刊東洋経済」が四大ビジネス雑誌らしくて、ちょいちょい立ち読みしたり「湘南ティーサイト」で座り読みすんだけど、「東洋経済」は桁違いにドイヒーだし、特にネット記事の見出しが「準東スポ」的。参考になるわよ。
ちょうど、Google が拾ってきた↑の記事、サラリーマンなら、なんとなく不安になっちゃう見出しじゃない?
まあ、先月のサントリー社長 新浪さんの「45歳定年提言」とか、高年齢者雇用安定法の改正で「70歳までの就業機会の確保」が企業の努力義務になったりとか、日本サラリーマンの雇用契約や法律の変化が激しいタイミングってことね。大谷翔平さんなんて、大怪我したら即引退のリスクがあるから、それよりはサラリーマンのほうが低リスクかもしんないけど。低リスク低年俸…
まだ年俸がド安いヤングサラリーマンは、45歳なんて相当先の話だけど、45歳になってから修行を始めてもスーパーサイヤ人に進化するのは難しいと思うわよ。
脳ミソが柔らかいヤングサラリーマンのうちに、「業務処理力」じゃなく「仕事力」を自分への投資として積極的に鍛えて、『AI (人工知能)』に選手交替されない一軍サラリーマンにレベルアップしておくのが、ヤングサラリーマンってポジションで得をするベストな作戦だと思うわ。
古典的な日本企業の30歳ヤングサラリーマンの年俸なんて、残業40時間/月したって、基本給28万円に残業代6万円、ボーナスが年間4ヵ月出たって500万円ちょい、そこから税金年金健康保険料金に必殺「組合費 5000円/月」を引いた手取りは… そんな給料のために会社で頑張れるかって考えるか、お金貰って「仕事力アップ」のトレーニングできるって考えるか、考え方をどう持つかって、結構大事だと思うわよ。
だって、基本給28万円 ≒ 時給換算で1500円ちょいなんて、すでに家庭教師なんかのアルバイトや、市場での荷卸やら道路工事なんかの肉体労働より安いんだもん。Uber Eatsより安い収入でスーツ来て会社行くなんて、ちょっとシュールだもんね。
でもでも、ちょいと上司と上手く人間関係構築して、ちょいと「仕事力」鍛え上げていけば、余程のおバカさんかド変態か異常者かじゃなければ、そこそこの自動車部品メーカー勤務なら年俸1000万円くらいの管理職には成れるわよ。ただし、上司に指示される「作業」ばっかりやって、「業務処理力」しかしなかったら、5 ~10年後には高確率で『AI』と選手交替されて、ハローワーク通いになっちゃうかんね、マジで。一円にもならない「ドラクエ」ではシコシコとスライム倒して経験値稼ぐのに、給料もらえて、しかもレベルアップするほど待遇や年俸がアップする会社では経験値稼がないって、人間ってオモロいわよね。
前に「仕事力」と「作業・業務処理力」の違いは↓の記事で説明したけど、
営業だったら、出荷処理や納期調整なんて仕事は、やってる本人はうっとりしながら「オレじゃなかったら、こんなに上手に社内外との調整できないぜ、凄すぎるぜオレ…」って自己リスペクトしてても、回りからみたら、付加価値ゼロで単に右から左にモノ情報を流すだけ。『AI』が一番得意な作業だわね。
発注先決定権限がある客先キーパーソンとのコネクション作りや諜報活動、社内のキー部署(開発設計、経理、工場、購買)を動かす方法やリードするリーダーシップ、いざというときに決済権限のある社内役員や社長決済の取り方だったり、突発的アクシデントへの対処方法なんかは、あと数十年は『AI』には任せられない『仕事力』だし、こういうスキルや実績もってれば、自動車部品業界以外でも採用してもらえるわよ。お得でしょ?
そして、サラリーマンが課題に対処するときに、一番正解に近いやり方は、「自分が社長だったら、経営者だったら、どう対処するか」って考えて対処することだと思うの。実際、僕はそう考えることで、サラリーマン人生は上手に乗りきってこれたし、自分が社長だったら社員にそういうマインドセットで仕事してもらいたいって思うはず=出世する、はずだし。
例えば、自分が自動車部品メーカーの営業マンで、お客さんの購買マネージャーから「あと100円下げてくれたら発注するよ」って、こっそり言われたとき、それを自分で悩むか、そのまま上司に報告するか、いろんな対処方法があるけど、僕だったら、その時点の社長の考え方によっても対応が違うと思うの。
利益率下がっても、とにかく工場稼働率を上げたい、売上を上げたい、新しい工場投資して実績アピールしたい社長もいれば、コンサバに投資は慎重、利益率最重視って社長もいるからね。
じゃあ、もし日本の法律が「定年70歳」ってなっちゃったら、社長はどう思うかしらね。今の時代、99.99%の社長は、人事担当役員に「どうやったら40歳前後までに『使える』『使えない』社員を選別して、『使えない』社員を退職させられるか、検討して報告せよ」って命令すると僕は思うわ。企業はボランティアじゃないし、老人ホームでもないもん。企業とは「生産・営利の目的で事業を経営すること」って辞書にも書いてあるし。
で、今後ありそうなのが、『AI (人工知能)』で業務モニターとか社員評価。もちろん、こっそり会社のサーバーとかパソコンにアプリを潜ませて。最近じゃ、Google のクラウドメールシステムや業務ソフト活用してる企業も多いから、Google あたりが、そういうサービスを売り込んでるかもね。
テレワークなんかでも社員の業務パフォーマンスをモニターできちゃうもんね、1分に何回キーボード叩いてるか、とか、一日あたり何分電話して、何分チャットして、何分離席して、とか。それこそ「作業」「業務処理」しかアサインされてない社員のサボりっぷり、工数状況が工場稼働率みたいに数値化できちゃうでしょ。『AI』がレベルアップしていくと、よりディープな分析までされちゃうでしょうね。
そして、そんなデータや上司からの査定結果を元に、社員をランク付けして、不要と判断された社員は… もちろん、毎月組合費5000円払ってる御用組合は助けてくれないでしょ。社長と並んで仲良く新年挨拶してる組合が、会社の収益上不要と判断された社員を守ることに努力するとは思えないわ。
これって、冷たいようで、当たり前。野球ゲームで三振ばっかりのメンバーは解雇するでしょ? 年俸3億円で入団した選手が、試合にはでるんだけど、三振三振三振で守備もエラー連発。
サラリーマンの年俸はその1/100かもしんないけど、経営者からしたら無駄金は抑えて利益最大化するのが仕事だから、いかに法律に反さないやり方で退職させるか考えるのがプロの経営者の仕事なのよね。
『仕事力』アップに努力しつつ、上司のご機嫌伺って、順調にキャリアアップしたら、今度は自分がヤングサラリーマンやジジイサラリーマンの部下を管理するようになるんだから、自分が課長になって、社長から「お前の課の46歳のあの社員を退職させること、ただし法律に反さないように、極力穏やかに」って指示されたらどう対処するか、なんて考える訓練しておいてもいいかも。嫌な世の中よね… でも、まず自分と家族を守るのが優先だもんね。
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