「ほぼ確実な未来」って あるのか無いのか… 2023年度本決算『エクソンモービル【XOM】』

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株式投資

にゃー🐈 ニャロです。

未来を確実に予測できるヒトなんていない(稀に競馬場にはいるらしいけど)じゃん。

そりゃそうだよね。確実な未来予測ができるなら、競馬の予想屋とか、経済アナリストとか、証券アナリストなんてやらないで、自分で自腹で投資してガッポガッポのはずだもんね。当たり前。

でもさぁ、確実じゃないけど、「ほぼ確実な未来」って、あると思うのよね。それって、例えば、

・どんなに景気が悪化しても、徒歩や自転車じゃなくガソリンエンジン自動車やトラックが道路を走り回ってるし、空にはジェット機、海にはディーゼルエンジンで動く船舶が動いてる未来

・暑かったら冷房、寒かったら暖房をオンする未来

・世界中のどの国も、軍隊解散しないし軍事予算ゼロにしない。軍隊の車両や航空機や船舶が5年や10年で電動に切り替わったりしない未来

・曇りや雨が続いて、無風の日々が続いて、「風力発電も太陽光発電も発電できないので、1週間停電」って言われたら、民衆は怒る未来

・「環境への配慮で、石油由来の資源は使用禁止」って法律が施行されて、プラスチック製品や化学繊維を使った衣料品、お薬が街から消えたら、暴動がおきる未来

うーん、当たり前っぽいじゃんね…

逆に、未来が予測困難なのが、例えば某中国。こんな恐ろしい記事を出しちゃう日経新聞も恐ろしいけど⬇、

「民主的選挙」を望めば戦車で国民が轢き殺される国だかんね。大昔からのイスラム信仰を続けてるだけの新疆ウイグル自治区の某国国民たちは投獄されたり拷問されたり、株式投資を国が推奨したかと思えば「やっぱ共同富裕だから、儲け過ぎはダメ」って後出しジャンケンだったり、意味不明な「塾禁止令」で国民をバカのままに維持しようとしたり。未来というか、現代。

あげく「やっぱ愛国、愛共産党、愛金平っしょ」って法律が施行されちゃう国。こえ〜…

そんな国の株式市場に投資なんて、いくら株価が下がっても、「逆張り」なんて僕には無理。「中国元はドルや円に換算禁止」とか、「そもそも株式投資は共同富裕に反するから、全部チャラ」とか言い出しかねない恐怖。だって、法治国家じゃなくって「金平至上主義」国家だし。

ってわけで、僕は「わけわかんないモノや国」には投資できないし、できれば「ほぼ確実な未来」に投資したいわけ。セコいから。

んで、⬆の「ほぼ確実な未来」の必需品が「石油」。ウソだと思うなら、石油由来の素材やエネルギー無しで1日過ごしてみてね。木綿のパンツに安全自然な綿のシャツ?どの国からどうやって日本に輸入したシャツなんだろね…

ミシン動かす電力も、木綿を漂白する化学薬品も、洗浄する洗濯機の電力も、石油や天然ガス無しなの?

ガソリン無しならゴミ収集車も走れないし、アマゾンの宅配も来ないわよ。スーパーの国産大豆のお豆腐、プラスチックパッケージだから駄目よね。

そう、「石油」無しの生活=江戸時代の生活。戻れるもんなら戻ればいいけど、ヒトが死にまくるかんね。医療レベルも衛生レベルも江戸時代に退化するんだから。

… ってくらい現代社会に不可欠な「石油」。単なる高効率エネルギーってだけじゃないかんね。

そんな「石油」が溢れ出る油田の権益をガッツリおさえてて、世界に石油を供給する大企業が大安売りしてたら、僕は「買う」んだけど。だって、同じ買い物なら安く買いたいじゃん。「オーケー」で買い物すんのと同じで。

ほんの数年前、理由は知らないけど、石油メジャーの1社「エクソンモービル」の株価がアホみたく大暴落して、僕は31.21ドル/株で買ったんだけど。なんでみんな買わないで売りまくってたのか、不思議だったわ。

多分、「世界中の乗り物はあっとゆうまに電気自動車や電気飛行機や電気船になるから石油要らなくなる」「地球温暖化は化石燃料のせい、極悪非道な石油企業なんて倒産するだろし」「コロちゃんは半永久的に続くだろから、世界的に石油需要は激減…」とかって、恐怖を感じて売りまくったんだろね。変なの…

まーいいじゃん、同じモノや企業を高く買うのも安く買うのも、恐怖で投げ売りすんのも自由。ここは自由の国アメリカの準州 日本。資本主義の国だし。

んで、世界から見放された「エクソンモービル」の2023年度本決算、2023年は前年と比べると原油市場価格も下がってたから、「WTI」見ればわかるじゃん⬇

さて、で、「エクソンモービル」の本決算がどうなったかと言うと、

純利益35%減、なるほどね。で、純利益360億ドル ≒ 5.3兆円。よくわかんないけど、世界は相変わらず石油をこよなく愛してるみたいじゃん。

昨日決算発表した「シェル【SHEL】」の純利益は193億ドル ≒ 2.8兆円だったもんね。EU離脱したって言っても環境論者が強いイギリス本社のシェルと、稼げればナンでもオッケーなアメリカ本社のエクソンモービルの違い、かなぁ。

まぁ、どっちも黒字、どっちも数兆円単位の純利益。優秀な経営陣とサラリーマン労働者さんたちに感謝じゃんね。

世の中には「10倍、100倍に!」って予想して「ビットコイン」とか仮想な通貨モドキに投資する勇者も大勢いるみたいだけど、石油と仮想通貨の明確な違いは「ビットコインは今日消滅しても人類の99%は全く困らない」「石油を今日消滅したら、人類の99%は確実に困る」ってこと。わかりやすいじゃんね。

そして、2020年みたいに大赤字(コロちゃん騒ぎの年)なるリスクもあるけど、稼げば配当たっぷり出してくれるのも石油企業の特徴。だって、すでに油田の権益も汲み出し設備も精製設備もインフラも整ってるんだもん。

ジャブジャブ汲み出した原油を精製して売るだけ。新車開発も、衝突試験も不要。蛇口ヒネるだけ。もちろん設備メンテナンスは必須だけどね。海上油田の危険作業員の日給は1000米ドル以上だって。映画「アルマゲドン」で見た景色ね。

今後、どうなんだろね。新しい電池や蓄電池が開発されて、石油が要らなくなるのか、知らないけど、少なくとも今後十年内に石油需要が半減する可能性は、とっても低いと僕は予測するわけ。だって、今この時点でガソリンエンジンから経済的性能的に切り替えられるモノが無いんだもん。スマホの充電容量がガンガン減ってくのと電気自動車の蓄電池、同じじゃん。

中国需要減ったって、インド需要が増えてくし、世界人口は増える一方だし。そして平和を愛する人類は…

「ぶたれたら殴り返す」ロジックは紀元前1700年のハムラビ法典の時代から現代まで3700年以上変わらない人類社会。人類=基本的に猿。シンプルじゃんね。

だから、世界中で戦争は絶えないし、

世界最凶軍事国家アメリカ合衆国は、躊躇なく民間人殺すもんね。さっそく「殺されたら殺し返す」だもん⬇

そんな猿の惑星の令和6年、石油産出量ランキングで、戦争や紛争に関与してる国って、

アメリカ、ロシア、イラク、イランが関与してんじゃん。かつ中東エリアで飛び火するリスク大なのがサウジアラビア、UAE、クウェート… ほぼ全部じゃんね。ウケる…

残念ながら、今回の本決算発表で増配のアナウンスは無かったけど、また中東かどっかでガッツリ戦うようなことがあると、原油価格は… どうなるんだろね。予測不可能じゃん…

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