にゃー🐈 ニャロです。
某自動車メーカーでサラリーマン労働者やってた時代、経営者のトップはあの…
カルロス・ゴーンさん。はっきりいって、サラリーマン人生で一番キツかった労働だったけど、めっちゃ勉強になったし、サラリーマン労働者として凄いスキルアップしたし、何より「優秀な経営者や、優秀な上司の部下としてサラリーマンやるのは、納得感があるなぁ」って思えたのは、明らかに良かったわ。
その前にサラリーマンやってた山梨県富士吉田市に本社があった田舎の企業の経営陣たちときたら、もう漫画に出てくるような「普通のおっさんたち」。たまたま、周りのリーマンたちより仕事や社内政治が出来たってだけで役員になっちゃって、でも経営も戦略も学んでないオッサン経営陣の残念っぷりったら、まじで「会社って、運任せなのね…」、って実感したもんね。
大体、ゴーンさんが襲来しなかったら、21世紀早々に「日産自動車」は倒産してたじゃん。これは間違いないわよ。要らない工場や社員を閉鎖・解雇するなんて、経営者として当たり前のことをやっただけで「血も涙もないコストカッター」とかって言われてたりしたけど、そこまで企業財務や業績を悪化させたのはゴーンさんじゃないかんね、当たり前だけど。
そして、あんだけ大恩のあるゴーンさんを追い出した日産自動車、2019年4月のことだったけど、その後の残念アマチュア経営者たちの業績は、
僕は株主でも従業員労働者でもないからどうでもいいけど、ゴーンさんを追放して以降の日産自動車の世界販売台数と来たら、ダメ企業そのもの。そりゃそうじゃんね、「経営」じゃなくて「追放」のプロたちが新経営陣なんだもん。
日産自動車の企業価値=株価もね⬆、2019年4月のゴーンさん追放以降、残念過ぎる株価動向。一目瞭然じゃんね。
昨日時点の日産自動車 企業価値=時価総額は約2.3兆円。20世紀にはライバル企業だったこともある名古屋の某トヨタ自動車【7203】の企業価値は同じタイミングで62兆円。企業価値の差は27倍。あらら…
「優良な企業」の株価が暴落してるなら、僕は喜んで株式投資するけどさ、
そもそも、借金(有利子負債)と貯金(利益剰余金)の差が▲3兆円。これ一つとっても、僕はこの企業のオーナーになりたくないし、唯一のグッドニュースは「アメリカでガソリン(ハイブリッド)車が売れてて円安」だっていう市場環境くらい。
ネガティブを挙げればキリが無いけど、
・技術でも販売でも「テスラ」や中華系EVメーカーにボロ負けして、全然EVメーカーとして黒字化できてない
・燃費悪くてEVでも無い、「加速がいい」ってだけの「e-power」なるガソリンモーター車に夢中だけど、稼ぐために肝心なアメリカ市場で全然ダメ
・稼ぎ頭だった中国がもうダメ(政治的にも技術的にも販売力的にも)
そんなエグい状況で、ゴーンさんのやり方をマネした「新中期経営計画」を、ゴーンさんを追い出した裏切り経営陣が発表したんだけど⬇
… 狙ってる営業利益率6%って時点で、株式投資家だったら「あーあー、はい残念〜」、じゃんね。ちょっと可哀想。他の自動車メーカーの営業利益率をググってみればわかるけど、アレだわね。
そして、不明瞭なのが、「EVで勝ちに行くのか、ICE(ガソリンエンジン車)で稼ぐのか」。こないだも残念社長が「日産はホントは凄い会社だから、まだまだ頑張れる!」って意味不明な「やる気」記者会見やってたけど、
資本家は、「気合い」は評価しないし。ゴーンさんの「コミット」経営は極めて資本家に理解できる経営方針だったけどね。
で、当たり前だけど⬇
この日経新聞の記事、相当な忖度記事じゃんね。
「物足りない」から株価が下げたんじゃないじゃん。「ダメ」だから、「見込み無い」から株主たちが株式を手放してるだけじゃん。「物足りない」なんて思ってる株主は、センス無さ過ぎ。
ってか、相変わらずTVコマーシャルやら宣伝活動に予算たっぷりかけてる日産自動車。だって、不人気な車を売るには宣伝活動で誤魔化すしかないもんね。つまり、新聞社にとっては大事な「広告主」。ホントのこと書いたら日経新聞は損しちゃうから、めっちゃ気を使った結果が「…物足りない」、なんだろね。やだねー、そうゆうウソ記事。
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