マニアックなイタリア旅 アブルッツォ州をウロウロして、ローマとナポリで飲み歩いて #17 ナポリ下町のリアルに興奮なワイン食堂『CU.QU. / cucinadiquartiere』

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

さぁ、ナポリに行こう、さぁ行こう!

なぜナポリかって?

大都市なのに人間臭いヘンテコな街だから。大阪の下町のイタリア版、それがナポリ。

もう何回目だろ、でも久しぶり。ローマからめっちゃ安くて近いってのもナイスよね。

東京➡新大阪の新幹線料金は片道500km 2.5時間で14500円。

ローマ➡ナポリは、片道220km 70分なんだけど、お値段は「どっちの新幹線にするか」と「どの時間帯の電車を、いつ切符買うか」でお値段がピンキリなんだけど、ハッキリ言って安いのよね。

イタリア国鉄FSの新幹線「フレッチャロッサ」と、私鉄「イタロー」の選択肢なんだけど、値段はトントン。JALとANAみたいな。

僕は断然イタロー派、だって車両がTGV的でカッコいいじゃん。値段は驚きの…

1600円!特急料金+乗車料金だかんね。

僕は早割で、ローマ テルミニ駅9:40発で片道19ユーロ。やっぱ世の中、競争が無いとタバコみたく値上がりする一方じゃんね。資本主義バンザイ!

最後に2泊するローマの宿に荷物預けて、たった2泊のナポリ旅。やっぱ荷物預けたりするならホテルがいいじゃんね。ナポリの2泊はもちろん民泊だけど。

電車のチケットがスマホのQRコード画面になったり、色々変化はあるけど、ローマ テルミニ駅の出発列車のホームが決まるのが出発時刻の10分前なのは相変わらず。ドキドキするじゃんね。特にナポリ線はストライキ(ショーペロ)頻発ラインだし。

スマホで出発・到着時間とホーム番線情報が見れるように進化⬆しても、ホーム番線決定は今回も出発の15分前。ウケる…

好きなのよねー、イタローの真っ赤な車体。カッチョいい〜!

イタリア列車あるあるは座席の向き。大きいターミナル駅はドンツキ式(上野の特急ホームとか、小田急線の藤沢駅、新宿駅みたいな)だから、そのたびに進行方向が切り替わるのに、座席の向きは変えられないから、電車酔いする人類には大変かもね。

1等車だとドリンクや軽食サービスがあったりするイタローなんだけど、セコセコ庶民の僕は当然2等車。何の問題も無いし。

1時間なんてあっちゅうま。ベスビオ山が見えてきたけど、なんだか雨模様。

あー、久しぶりのナポリ中央駅前広場… あれ、なんかスッキリ綺麗に広々したような…

なんか変ね。旅人にとって危険な街トップクラスだったナポリでも一際デンジャラスだったナポリ中央駅前広場が…

そして、地下鉄の駅も綺麗になってるし。

なんだかよくわかんないけど、危ないよりは安全なほうがいいし、汚いより綺麗なほうが… んで、予約した民泊「NEL SALOTTO DI NAPOLI」最寄りのMUNICIPIO駅へ。

MUNICIPIO駅構内には、海に面したCastel Nuovoの基礎部分。そして地上に上がると…

ベビーカーを移動式売店にした傘屋さん。さすがは未だにスーパーマーケットが無いナポリ旧市街エリア。そして、

台湾かナポリくらいじゃないの?未だにスクーター愛が激しい街。ナポリって、いつきても面白い〜。

Castel Nuovoを背に、宿に向かって歩くわけ。軽いリュックだけで身軽だから、楽しい小雨のナポリ散歩。

土地勘さえあれば、ナポリ旧市街って愉快な場所よね。

令和5年になってマラドーナだらけ。意味不明。

そして、洗濯物が干してあるのがデフォルトだった細道から洗濯物が消えてて。なんで?

裏道のお魚屋さんは相変わらず新鮮。ナポリ人はアサリも生で食べるかんね。

美味そうなイカ・タコ・スズキのディスプレイにナポリのサッカーチームの… 地元愛強いし。

今回2週間の旅で唯一の雨模様。通り雨だから雨宿りしつつ、宿へ。

このナポリの民泊「NEL SALOTTO DI NAPOLI」は事前の調整をやるの忘れてて、チェックインに結構苦戦したわ。

アプリ「ワッツアップ」で電話して、かろうじてオーナーさんに鍵持ってきてもらってチェックインできたけど、イタリア語話せないとジ・エンドだったわね。マジ、イタリアで民泊泊まるなら事前のメールやり取りでチェックインの時間と方法(と待合場所)をガッツリやりとりしなきゃダメね。特に集合住宅民泊場合。

外扉が開いてても、その先の扉は鍵かかってるし、どの部屋が民泊かわかんないからベル鳴らせないし。

このエレベーターにそもそも乗れないわけ。

チェックインに苦戦したけど、宿は快適。ただし、「同じ入口同じフロアにオーナーさんが住んでる」パターン。ベッドルーム&シャワー&トイレは別個なんだけど、

王様みたいな猫さまが同居人。

… まあいいか。さ、お昼ご飯たべいこー!

この⬆ナゾのアーチ、旧市街の商店街の真ん中にあって、宿はすぐそば。で、歩いて10分の食堂『CU.QU. / cucinadiquartiere』へ。もちろん「Raisin」で見つけたお店。

洗濯物、道路上空から消えたけど、ベランダには当然あるし。そんな小道にあるリアルなワイン食堂。ここはご機嫌だよ〜!

2人がけのテーブル3つにカウンター5席の小さい食堂。

食堂らしくメニューも絞ってるじゃんね。

とりあえずお任せ白グラスを舐めつつ、メニューとワインを研究。

ほぼワイン知らない… いいねー、ってかオススメ聞いてみよ~。

「ボトル飲むなら、何がオススメ?」

「フッフッフ、そりゃ、シチリアのパンテレッリア島のコイツだな、間違いないぜ」

「じゃそれで」

日本にも輸入されてるジビッボ100%のオレンジワイン、その名も「ORANGE」。命名がストレート過ぎ〜。

かなり好きな味。香りもオレンジやレモン、あんず、グレープフルーツ、中国茶。呑むと軽やかなタンニン、こりゃアブルッツォ帰りの胃袋には素敵に軽やかじゃんね。

さ、パスタはナポリの郷土料理(らしい)「Pasta e Patate」、パスタと芋…

色んなショートパスタとキューブ形のジャガイモが、プロヴォローネチーズソースにまみれてる、ただそれだけ。

が、めっちゃしんみり旨い。レモンの皮の風味がオシャレだけど、カメリエーラのお姉ちゃんに聞いた「うちのママもよく作るよ〜」って。

正直、何度もナポリ来てるけど、ピッツァ以外はヴォンゴレ+セミドライトマトのスパゲッティとか、モッツァリーノのサラダとか、あまりナポリ料理を探求してないじゃんね。これ、おじやみたいでめっちゃ旨いわ。

こりゃ、胃袋刺激されたかんね。追加で「カジキのインボルティーニ」注文しちゃうかんね。

ぐは、ボリューミィじゃんね。ここは食堂、一品で一食なんだから、まあまあ多すぎる注文なわけね。フフフ…

明らかに生カジキ、脂のってるじゃんね。

付け合わせのクスクス、汁気ないクスクス、これは食べ切れないけど、

野菜のクタクタ煮込みはいいねー。

はふー、ワイン一本にお昼ご飯二人前、まーまーお腹いっぱい。だからドルチェは…

マチェドニアじゃんね。

やべーワイン食堂じゃんね。ナポリ、ヤバい2泊3日なりそうだわ。

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