にゃー🐈 ニャロです。
「COLLE FLORIDO」訪問、楽しかったなー。
朝から色々おしゃべりしたり、畑散歩したり、試飲するとお腹減るじゃん。で、COLLE FLORIDOのあるPianellaは土曜日に訪問したワイナリーDE FERMOからすぐ近く。つまり…
最高にラブリーな田舎王道リストランテ「La Bilancia」が近いってこと。アンドレアさんに聞いても「この辺りじゃ、断然La Bilanciaだよ」って。めっちゃ楽しみに向かったら…
あらら、今日はお休み。悲しい…
こうなると、近くに事前情報のある飲食店は皆無。なんせド田舎だし。
大都市(っていっても人口12万人)のペスカーラに行けば飲食店たくさんあるけど、午後にもう一軒ワイナリー訪問のアポイント取っちゃったのよね…
ってわけで、Googleマップで見つけた最寄りのリストランテへ。
あんま時間ないし、アレだし、無難に「キタッラ アブルッツェーゼ」と、
「トリッパ」にしとこーかしら。ワインはグラスで…
へー、このお店は小さなミートボールを入れたトマトソースなんだね。普通に旨いねー。
アブルッツォあるあるの唐辛子オイルも。
ワインはね、なんつーか、苦手系というか、さっきまでアンドレアさんのワイン飲んでたんだもん。まーしょうがないし。
パスタもメインもトマトソースってのはダサいけど、安定感抜群。
えーい、ドルチェも食べちゃえ。食事は普通に美味しいし。
パンナコッタにベリーソース。ご馳走さまでした~。
んで、午後に訪問するワイナリーは、アブルッツォ初日にめっちゃ美味しく飲んで食べたSulmonaの「Buonvento」でグラスで飲んだ「Cosi e」ってトレッビアーノの造り手さん。
呑み口が心地良くって、1杯200mlくらい注がれちゃうアブルッツォ基準のグラスワインセット、をごくごく飲み干しちゃって。
支配人に「これ、好きだなー、美味しいなー」ってハナシしてたら、「遠く無いから、行ってきたら?変な日本人が行くかもって連絡しとくから」って、電話番号も教えてもらって。
なもんで、基本的にはワイナリー訪問は「1日1軒」なんだけど、今日しか予定空いてなかったもんで、電話したら「来い来い!」って。
アブルッツォ州Roscianoにある『Cantina Speranza』、Googleマップが無かったら到達不可能なド田舎にあるんだけど、
「Colle Florido」からほど近い場所で、アドリア海とアペニン山脈の中間エリアだから急峻でも平坦でもない丘陵地帯。
『Cantina Speranza』の、見た目なかなかゴツい造り手のエドゥアルドさん、「早速畑に行くぞ」って、ワイナリーの目の前の畑へ。
ムムム、すげー急斜面じゃん。なんだなんだ、なかなか作業がきつそうな傾斜、空知の近藤さんのタプコプの畑の一番急な斜面が続いてるレベル。
「オレはさぁ、トレッビアーノとペコリーノとモンテプルチャーノ・ダブルッツォを植えてて、父親から引き継いだこの小さい畑を世話してんだよ」って。
「この小石がうじゃうじゃしてる土壌が、良いんだよ。根がグイグイ深くまで行くんだな」って。
「だから、この辺は掘りやすい土壌だから、父親はこの穴で熟成とかさせてたんだよ、入ってみな」って。ってか、地震起きたらサクッと埋もれそう…
ド田舎アブルッツォのぶどう畑は、どこもかしこも美しいのよね。どっかにアペニン山脈の高峰が見えて、常に山風か海風が吹き抜けて。
「さー試飲しようぜ、試飲試飲」って。
意外と広いし10基あるステンレスタンクの容量も結構大きいのよね…
「オレは趣味でやってるから、ある程度量を造るキュベとは別で、家族や友人や自分のためにこだわりのキュベをいくつか造ってんだよ、グフフ…」ってエドゥアルドさん、ヤバいヒトなのかも。
ほぼ友人たちと呑むワインバー化してるらしいんテイスティングルーム、ってかバーカウンター…
確かに、「Buonvento」でがぶ飲みしたフレッシュなトレッビアーノと違って、
醸し期間も熟成期間も「COSI E」と全然違う「IMPETO」、これはお土産に買って帰ろうっと。
なんかさー、アブルッツォの人たちって、
イメージするイタリア人と違って、なんていうか日本でいう東北人っていうか、寡黙だけど一緒に呑むとスイッチがイッキに入る感じ。じんわり暖かい人たちって感じだなー。
さ、今夜は海沿いの町で飲み歩くかんね。ってか、ここ『Cantina Speranza』でもかなり試飲したけど、運転…
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