2023秋 フランスのジュラ地方にナチュラルワインを飲みに行く1人旅 #2 普通にパリ到着、そして土曜日の夜のパリはしご酒

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

今回のジュラ旅、元々「死ぬまでに絶対行く旅先リスト」には筆頭候補の旅先だったんだけど。

こないだ6月の北イタリア旅で、色々あったんだよね。

「某ピエモンテの宿で支払いミス」があって。で、支払い損ねた180ユーロを日本から送金すると手数料だけで+150ユーロ(約24000円)もかかるし。

でパリ郊外に住んでるリーマンMさんに助けてもらったの。EU内での銀行送金は、手数料も安いし全然スムーズだから(でもマネロン対策とかで、面倒だったみたいだけど)。

だから、そのお礼に「日本から物資援助をパリのMさんにハンドキャリーする」っていう、義理人情として当たり前のアクションとして、今回のジュラ行き(パリ経由)を決めたわけ。期限切れ間近のANAマイレージもあったし。時期的には不穏なタイミングだったけど、パリ郊外で孤立してるリーマンへの支援の手は必要だし。

僕って、リーマン時代に8年、駐在ってヤツでドイツに住んでたの。で、そんときに、友達が日本から持ってきてくれた支援物資はホントに嬉しくって。鰻弁当、冷凍明太子、忘れたけど和食材、日本の雑誌、などなど。ハッキリ言って、一生アタマ上がんないレベルで感謝だったもん。

で、今回パリリーマンMさんからの支援リクエスト物資は、

明太高菜 2

またたび 1

善光寺七味詰め替え 3

揖保乃糸 or おすすめそうめん 3袋

カツオ節 : 1本

パブロン的風邪薬

プラス、通販でウチに届いて、「パリに持って来い」だったのが、

コンタクトレンズ

シャワーヘッド

ランボルギーニのラジコン

はいはい、持っていきまっせ。喜んで!

金曜日朝の横浜方面通勤電車は、当たり前だけどラッシュ。

そんな通勤時間の上り東海道線にでっかいトランクにラジコン。エグい。

横浜駅で京急に乗り換え、到着した羽田空港第三ターミナルは、なんつーか国内線ターミナルとは全然違うのよね。いいんだけど。

6月の北イタリア旅はイスタンブール経由のトルコ航空だったけど、今回はANA直行便。チェックインカウンターも優先カウンターで楽ちんだし、機内はざっくり登場率45%、3席ぶち抜きはビジネスクラスより快適!帰りは北京経由エアチャイナだから、辛いだろなぁ…

なんで犬吠埼灯台?機長さん、道、間違えてない?

そっか、ウクライナのアレか… ウクライナ回避ルートで北極圏を飛ぶから、通常のロシア上空ルートより数時間余計に時間かかるんだね。びっくりしたんだけど、アラスカとロシアの間のベーリング海上空を抜けて行くのね。マジか!

で、北極圏からアイスランド上空を抜けてヨーロッパへ。

雲が無かったアイスランド上空は、スゲー恐かったなー。墜落したら、生存してても絶対死ぬ感じ。救助隊来るまで確実にフローズンじゃん、そこらじゅう氷河だし。すげーリアルな恐怖⬇

運良く、アイスランドに墜落せず、3人分のシートで寝返りうちながら、無事にパリシャルル・ド・ゴール空港に着陸。さくさく歩いてパスポートコントロールも速やかに通過。

課題のパスポートコントロール窓口たった3つだったけど、降機したら早足でクリア。トイレなんて機内でいっとかないと。で、荷物も無事ゲット。さすがはANA。

空港内ターミナル間移動の無料モノレールみたいな電車で、ターミナル2からターミナル3へ。

そこから電車RER B線で、パリ市内のパリ北駅へ。サラリーマン時代はタクシーで50〜60€でパリ中心地のホテルで楽ちん直行だったんだけど。

庶民は当然電車。切符は11.45ユーロ、窓口で買ったけど、自販機のほうが早いみたい。

パリ北駅まで、40分快適な電車旅。「RERは危ない」とかって言うけど、

ヴィトンのバッグやらロレックスの腕時計つけてりゃ知らんけど、ランボルギーニのラジコン狙うスリや強盗はいないみたい。ハハハ〜。

ただ、時間がね、空港ターミナル間移動とか、パリ市内でのホテルへの移動とか、結局1時間以上は電車のほうがタクシーよりかかるから、パリでの観光目的ならタクシーがお得よね。パリでの1時間って、時に超貴重だし。

ヒマ人の僕は、RER B線で到着したパリ北駅から、

てくてく歩いて、ホテルへ。

パリのホテル事情、ヤバいのよ、しんじらんない高さなの。リーマン時代に愛用してたパリ東駅前のホリデーインなんて、一泊300ユーロだし、そこらのホテルも軒並み200ユーロ超え。庶民にはムリ。

でも、流石に「ドミトリー=相部屋」は… イヤってより、盗難リスク高すぎだし。で、倒産懸念の「BOOKINGドットCOM」で無理やり見つけたのが、ホテル「Hôtel Jarry Confort」。パリ北駅から徒歩10分、黒人街をさくさく歩くだけだからノープロブレム。

パリ北駅周辺は、マジでアフリカンなのよね。夜はちょっちゅ怖いけど、アフリカンな床屋やカツラ屋さんや飲食店が並んでて、個人的にはオモシロエリア。油断は禁物だけど、僕はフランス社会の縮図みたいで、結構好き。

流石にギョッとしたのが、スーパーのゴロゴロに七厘みたいな簡素な炭焼き道具載せて、駅前路上で焼きとうもろこし売ってるオッサン⬆。逞しすぎじゃんね。

そして、路上生活者は、普通にマット敷いて昼から路上で熟睡。なんか水が流れてると思ったら、オ●ッコ。自由過ぎるぜ、パリ。

で、ホテル到着。

4階まで螺旋階段、

エレベーター無し、部屋は極小。でもトイレ臭くないし、シャワー温かいし。これで120€は、僕的には全然オッケー。

20kg超えのトランクを4階まで上げるのキツかったけど、庶民だし。窓からはパリ北駅周辺の喧騒が夜中聞こえて風情あるし。

で、鎌倉のワインバー、某SOSANで教えてもらったジョージア料理屋さんへ。地下鉄で10分ちょい、

アジア系の飲食店やスーパーが多いエリアで、近くのクラフトビールのバーで一杯飲んでから、向かったんだけど。

適当に入ったクラフトビアバー「Liquiderie Bar(BELLEVILLE駅前)」は大騒ぎ。適当に頼んだビールも旨いし、ナチュラルワインもズラリだし。イカすぜ、パリ。

で、そこから10分歩いて、ジョージア料理とワインのお店「Supra – Buvette Cuisine Terrasse Cave(BELLEVILLE駅)」に到着。

予約しておいて良かったし。土曜日だしね、ナゾのジョージア語とフランス語併記のメニューでいくつか頼んで。ワインはボトルにしようと思ったら「色々飲めよ」ってんで、グラスで。

なんか、ここのオーナー、自分でジョージアからワイン輸入してんだって。この秋もジョージアに収穫行ったり、自分のワイン仕込んだりしてんだって。ほへー。

ナゾしかないジョージア料理とワインだったけど、

半分ヨーロッパ半分アジアって感じで、シンプルな素材の味の料理で、どれも美味しかったじゃんね。パリってスゲー街だわ。

トウモロコシに、何やらジョージアっぽいピクルスみたいのが載ってたり、

ナスのペーストみたいのだったり、

キュウリの独特なマリネっぽいのだったり、

でっかいマッシュルームにチーズっぽいのが載ったオーブン焼きっぽいのだったり、

焼きチーズっぽいのだったり。どれもナゾだけど、素朴な味わいのお料理じゃんね。

8種類くらいグラスで飲んだワイン、白はどれも醸し系で。

不勉強だから、葡萄の品種を説明されても、地名や造り手の名前聞いてもわかんないんだけど。

知らない世界がジョージアに広がってるってのは、間違いなさそう。

世界は広いわね… 経度的にはモスクワやテヘランと同じあたりでトルコの東隣のジョージア(旧グルジア)。うーん、遠いなぁ…

で、帰り道にバー「COMBAT(BELLEVILLE駅)」で一杯。

土曜日の夜のパリの飲み屋はどこも大騒ぎ。カウンターで、ノンストップにカクテル作り続けるバーテンお姉さんの手付きが狂気だったもん。

ワインはナチュールだけってんで、フランス ローヌのロゼを。葡萄はカリニャンだって、へー。

バーテンのお姉さんの斜め前カウンターに座ったんだけど、カクテルのオーダーがひっきりなしで。すげー手際も手付きも速いし、イカす!

ってわけで、深夜の地下鉄で宿に戻って、熟睡。まったく、実に幸先よいパリの夜だったわ。

パリって、元気良い街ね。で、地下鉄でパリ北駅に戻ると…

なかなか怖いじゃん。静かで、襲われたらヤバいじゃんね。でも、こんな庶民呑み歩きを襲うフランス人もいないみたい。

… 寝よっと。

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