にゃー🐈 ニャロです。
神奈川県に本社がある、某自動車メーカーに転職したのよね。35才の時。
すっげー覚えてるんだけど、銀座のビルに中途採用面接に行ったわけ。電子部品メーカーの営業として駐在してたドイツから成田に飛行機で一泊弾丸面接旅。筆記試験とかナッシングで、転職エージェント(リクルート系だったような…)のアレンジで。
確か、某ゴーンさんの苛烈な経営に疲れ病んだ購買本部からは大量の離脱退職リーマンがでて、その補充の中途採用の最終時期だったみたいなんだけど、当時の某社の購買本部(今は某プレスメーカーの社長)の部長さんの60分一発面接で。
忘れらんないよね。そのU部長、延々と50分自伝を語って語って。とにかく語る。採用面接なのにノークエスチョン、ドイツから日本まで面接に来てんのに、ひたすら自伝的トーク。
そして、面接時間残り十分になって、「でさぁ、どうなの?オレがヤレっていうこと、やれる?」って。これが最初の質問。ウソみたいなリアル。
モチロン、僕の答えは「はーい!」。それで、一週間にメールで「採用」って。その後、そのU部長は、配属部署の部長級の上司で。そのU部長からも色々試練があったりしたんだけど。採用面接での約束守ったかんね。「マジで!?」って業務指示にも、U部長指示だったら「ハイ!」。当たり前じゃんね。
8年在籍したアノ会社で、尊敬できた3人の上司の中でもとびっきりの人情派だったしね。ほんと、良い上司に恵まれるとサラリーマンも案外楽しいのよね。
そんな楽しくも苛烈だった某社購買本部でのバイヤー時代。ナニが嬉しかったって、頻繁に九州出張ができたこと。これは嬉しかったわ。
某自動車メーカーは福岡県北九州市っていう素晴らしい立地に組み立て工場持ってて。国内で最大の生産台数の工場だから、数年間担当した鉄プレス部品とかドアサッシ部品みたいに輸送コストの高い部品は地場製造が必須=九州に自分の担当部品のサプライヤー工場があるわけ。最高じゃんね。
営業としてのヨーロッパ駐在時代とまったく僕のポリシーに揺らぎはなく、購買としても「現場見ないで部品は買えない」。工場見ても良くわかんないけど、その部品工場がある北九州エリアで夕飯食べたり酒飲んだりすることで、見えてくるモノがあるわけ。当たり前じゃんね。
北九州市エリアの鰻屋さん、焼きは関西風のカリカリ表面で最高なのにお値段は激安だし。
北九州市のヤクザタウン小倉には、素晴らしい玄界灘や関アジ関サバとか、〆かたも違うみたいで、そりゃ日本酒も進むし。
そんな小倉の夜の〆といえば、うどん。北九州エリアって、結構うどんなのよ。博多もだけど。
大学生でもないし、飲んだあとに九州とんこつラーメンってのは、ちょっとヘヴィじゃんね。この北九州独自の、細めで柔らかめなうどんをね、チュルチュルっと、啜って〆るのが、北九州流儀なわけ。ってか、本場は博多だったみたい。
そんな博多うどんが、新橋駅の近くにあるのよね。今日は、ツアコンの「宿泊添乗」の御作法を教わりに、虎ノ門にある派遣会社へ。
赤字国債すりまくりの財務省前には、常時四人以上のガードマン。無駄極まりないけど、財務省官僚=エリート中のエリートらしいから、どんだけ税金ムダ遣いしても不感症だもんね。
で、お勉強終わって、お昼ゴハン。何回も横目で見てた『博多うどん「はし田たい吉」』に入ってみたの。
うーん、暑いし、細い麺だし冷たいうどんが良さそうだけど、博多うどんといえば出汁汁。
肉うどんの2人前モリモリで。
うーん、おつゆ美味しい〜♬実に正統派じゃんね。
柔らかで細いうどん、知らずに食べたらビックリしちゃうだろけど、小倉や博多の夜の〆でお世話になったことある九州愛がある人類、いや麺類なら、とても美味しく楽しく食べちゃうじゃんね。
最後のほうに、揚げ玉と柚子胡椒いれたりしてね。はふー、お腹いっぱい。
新橋駅前=SL広場。
帰る前に一杯だけ、でもうどんでお腹いっぱいだから、
ガード下的飲食店の一軒が、伊勢角屋麦酒が経営してて、
HAZY IPAを一杯。新橋もいいけど、小倉や博多に行きたくなっちゃったなー。
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