5月といえば初鰹、高知に旅に行こうか… モチロン讃岐国でうどんもね旅 #6 「うどん県」の異名は伊達じゃないもん『手打ちうどん 桃太郎館(高松市)』『池内うどん店(綾川町)』『うどんや カマ喜ri(観音寺市)』

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

今回、5泊した四国旅だったんだけど、その内の3泊は高知県内だったから、香川県泊はたったの2泊。だからウドンチャンスは限られるわけだけどさ。

とは言っても、香川県内では全てウドン。うどんうどんうどんうどんにうどん、だって香川県=うどん県だもん。

今回は、初訪問の2軒(桃太郎館、池内うどん店)含め5軒で7回うどん食べたんだけど。あ、個人的ナンバーワンうどん屋さんの『しんぺいうどん(高松市)』で3回食べたの、へへへ。

ニューウェイヴなのかもしんないけど、僕はしんぺいうどん派

なんかね、今回でうどん県うどん旅も5回目かしら。やっぱ少しずつ「讃岐うどん」への理解が深まってきた気がするのよね。

うどん偏差値が異常に高いというか、赤ちゃんの頃からウドン英才教育受けて体組織の4/5以上がウドン粉と出汁でできてるウドン県民にとって、「最高のうどん」=「町内会のうどん」ってのも理屈としては理解できたし、うどん県内には「色々なうどん」はあるけど「美味しくないうどん」は殆ど無いこととか。

で、神社研修仲間のコテコテ香川県民に連れてってもらったのが、

『手打ちうどん 桃太郎館(高松市)』。高松中心部からはチト離れてて、

なぜか名前が「桃太郎」。理由はわかんないんだけど、香川県って瀬戸内海挟んで岡山県のお隣なのよ。岡山県っていえば桃太郎じゃん。

多分、瀬戸内海=大きめの河、くらいの認識で、桃太郎のお話も地元の武勇伝だって思ってるんだろね、わかんないけど。

で、連れてってくれた同級生曰く、「ここは、出汁がいいの。だから暖かいうどんにしてね。天ぷらも揚げたてだし、麺と出汁のバランスもいいんだからね」と。

なるほど、じゃあ「野菜天(大)」にします。

で、なんだか名古屋っぽいルックスのおでんも。

えーっと、ごぼ天と巾着餅ね。味はそんなにコテコテじゃないわね。

で、おうどん。

ほほぉー、いいお出汁。イリコの群れが鼻腔内を泳ぎ回るじゃん。染み染み旨し。

麺は、なんてゆうか、モチモチ感もシコシコ感もツルツル感もどれも中くらい、太さもアベレージの素直なストレート麺。なるほど~、こうゆう感じが「町内会の味」の中の一つなのね。勉強になるわぁ。

綺麗な油でサクッと揚がった野菜天も、どれも美味だし。地元民に連れてって貰うのは、なかなかな体験だわ。ありがとねー。

で、ゴールデンウィークの土曜日、天気は快晴。高松うどん空港からレンタカーで15分の名門『山越うどん』に向かったの。

地元民からは「もう山越はコマーシャルなお店になっちゃったから、行くなら近くの池内にしな」ってアドバイスを深夜の高松ワインバーで聞いてたんだけど、「されど山越」。朝9時開店だしね。

で、まだ10:00am前に到着したら、鼻血ブーな光景が…

無理。いくら回転早い讃岐うどん屋さんだからって、こりゃ90分待ちじゃん。撤退!

で、恐る恐る教えてもらった『池内うどん店(綾川町)』へ。山越うどんから僅か1.4kmだし。

普通の民家じゃん…

商い中だし、幸い行列皆無だし。何台か路駐してっから、中にはお客さんが何組かいそうだけど。

暖簾くぐって、暗い通路をぬけると、なんとも昭和初期チックなテーブルが。

厨房にはおば様が3名。茹で係、水洗い係、薬味切ったりお会計する係。ってか、近所の家のキッチンみたいで素敵なうどん屋さん。

ここがユニークなのは、「蕎麦」もあるの。

ナゾなんだけど、この日の一杯目だから控えめに「そばとうどん、一玉ずつ」。

面白いのよ。蕎麦は、昔の駅立ち食い蕎麦の即ゆで麺みたいなんだけど、

うどんがね、凄いのよ。弾力が。口に入れて噛む前の段階で弾力を感じるうどんはここが初めて。

ぱっと見、極普通のうどん麺に見えるんだけど、なんなんだろね。コシとかシコシコとかモチモチとかツルツルとかじゃなくって、うーん… ムチムチ?

確実に言えるのは、とっても個性があるうどん屋さんだし、はっきりと美味しいうどんだし、有名店に三十分並ぶよりここ『池内うどん店』に来て大正解だってこと。まったく、地元民情報って、頼りになるわぁ…

で、次に行ったのが再訪の『山内うどん』。

高知方面に向かう途中にあるから、つい寄っちゃうのよね。人気店だけど僻地だからそんなに待たないし。駐車場もバッチリだし。

ここはお出汁がいいのよね。暑いし、「ひやひや(大)」で!

麺が太いのよね。ここは出汁と太めの麺のハーモニーを味わうお店よね。

この後は高知県だから、上品な味付けのお稲荷さんも。

なんだろね、色々食べ歩くと、「麺が旨い店」「麺と出汁のバランスがいい店」ってあって。ここは食べてると気が付かないんだけど、食べ終わって振り返ると「いいうどんだなぁ、バランスいいなぁ」ってお店ね。

で、高知県から香川県=うどん県に戻って、『うどんや カマ喜ri』へ。ここは営業時間が11:00〜14:00で、13:40に駆け込んだの。レンタカーでね。

ここは駐車場完備で交通整理のオジサンが二人もいて。閉店間際だったけど駐車場はほぼ満杯。

ここはうどんは麺太めでお出汁美味しい系なんだけど、香川県が誇る「さぬきのめざめ」の天ぷらが前回美味しかったから、つい気になるお店なの。

天気もいいし、店内満席だし、テラス席で、

これこれ!

品種名なのねん。

確かに、ジューシーで美味しいビッグアスパラよね。天ぷら最高!

で、うどんは「かけ(大)」。

ここも「麺が太めで普通に美味しいうどん屋さん」。うどん県で「普通に美味しい」って、かなりハイレベルってことだかんね。

その証拠に、湘南藤沢に帰国してから新宿にお出かけする機会があって、久しぶりに新宿の『東京麺通団』に行ってみたんだけど。

釜揚げうどんにしなかった自分が悪いんだけど、ひやかけ(大)はかなり茹でてからお時間経過した残念麺。

3玉ポーションを完食はしたけど、残念な麺の食感だったわ。繰り返すけど、悪いのは僕。ちゃんと「釜揚げ」とか「釜玉」にして、10数分茹であげを待てば、あんな酷い麺を食べずに済むシステムなのに、そうしなかったんだもん。

ただ、茹でおきでも、うどん県ではこのレベルの茹でおき麺をズルズルしたことは、今んとこ無いわね。そりゃそうよ、東京都は東京都。神奈川県は神奈川県。香川県はうどん県だってこと。当たり前じゃんね。

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