各駅停車で那須温泉一泊湯治旅 #2 『滝乃湯』に入れる民宿で二食付、が那須湯本のトレンドになる予感…

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

那須湯本「温泉神社」の横の谷間に広がる地獄みたいな景色。

神社本殿わきの小径をズイズイと進むと、これまた妖しすぎるオブジェというか、瞬間沸騰大ヒットした『鬼滅の刃』に登場したアレじゃないか的な…

しっかり、しめ縄テイストな縄もあるし…

一体全体、これって、何なんだっけ?

うわーーーーー!まさかのオカルトホラーチックなお名前「殺生岩」!!!

なんでそんな物騒なお名前なの?夜になるとゴロゴロ転がって殺生しまくる岩なの?それとも、「ドラクエ」でやたら自爆する、あの…

やっべー、自爆はヤバいじゃん。恐怖に腰抜かしそうだったんだけど、

「退治された九尾の狐が毒石に」!?大昔の日本って、物騒だったのね… ってか現代もミサイル飛んできたり自爆型原発再稼働しまくったり、もっと怖いけどね。

えーっとね、⬆の案内板には、こんな斜めの黒い線は無かったし、ぼくはロン毛じゃないし。これって…

ウギャー!苦手なのよ、そっち系の。もしくは放射線が飛び交ってるとか…

しかしまぁ、地獄みたいな場所よね。荒涼として硫黄臭くって。

ここに深夜に来るのは、絶対イヤよ。

お地蔵さんの大集会まで!もうやだ〜…

「湯の花採取場跡」って、それはウソ。間違いなく、悪霊の住む異界の入口ね。

こうゆう場所を観光地にしちゃう栃木県民の感性って、やっぱ南東北ならではじゃんね。北東北の青森県のイタコさんとか、そうゆう世界。

あー怖かった。で、「温泉神社」参道入口まで戻ると、無料足湯「こんばいろの湯」なる小屋を発見。

徒歩30秒のバス停「那須湯本」のバス待ちに最高じゃんね。コロちゃんで休業してたのか知らないけど、2023年4月中旬時点ではばっちり稼働してたわよ。

明日朝のバスの時間確認オッケー。今日はまだ14:00。さぁ、湯治スタートよ!

「那須湯本」バス停から、細い砂利の歩道を降りていくと、

硫黄がこびりついたラブリーな川が流れてて、

その上流側に見えるのが、あの「鹿の湯」。大変な大御所的、歴史的遺産的温泉じゃんね。

しかーし、駐車場にはおクルマがたくさん。そりゃ4月のこんなお天気の土曜日だもん。狭い「鹿の湯」は芋洗坂係長状態じゃんね、絶対。

だって、⬆小ぶりな浴槽が6個… 駐車場には結構な台数停まってたし。

僕はまず、鹿の湯から徒歩2分の民宿「アサカ荘」へ。14:00チェックイン可能ってんで、

いいわー、オンボロ民宿とか、大好物。

まさに昭和中期そのまま。全盛期は稼いだんだろなぁ。部屋数結構あったけど、4月中旬の土曜日に宿泊客は僕1名。シブい!

斜め前の、ちょっと小ぎれいに外装もリノベしちゃってる『藤田屋』さんは、やたらネット上での評判が「ごはん美味しい美味しい」って良くって。電話したら「当面土曜日は満室で」て。ふん、いいのよ。静かでいいじゃん、『アサカ荘』。

このあたりの旅館・民宿が「那須温泉浴場組合」なる秘密結社を組織してるらしくって、

⬆このカギを宿泊客は借り受けて、組合関係者だけが侵入できる「一般人完全シャットアウト」なラグジュアリー施設『滝乃湯』に入湯できるって仕組みなんだって。

うーむ、素晴らしい仕組みじゃんね。源泉は『鹿の湯』と完全一致なんだから、だったらラグジュアリーでシークレットなお風呂がいいじゃんね。

周りを見渡して、コッソリ鍵を解除して、極秘純温泉施設『滝乃湯』に潜入成功。

うーん、ラグジュアリーじゃん!こうゆうの大好物!!!まだ14:30だからか、侵入者は僕だけ。うひょー!

湯舟も床も全部板張り。麗しき新鮮な硫黄泉の香りが濃厚かつ官能的。ドバドバと掛け流されてて、左が「ぬるめ」右が「あつめ」。こんときは左が体感41度で右が44度って感じだったけど、外気温やらでかなり変わるみたい。

水の蛇口は当然無くって、源泉温度68℃のお湯を多めに掛け流してるほうが「熱め」。そして、立て掛けてある「湯もみ板」。最高!僕の求める温泉そのものじゃん。

飲泉が無いのは残念だけど、ここの硫黄泉で歯磨きしたあと口ゆすいだら、結構な懲罰感。飲まなくていいかも…

侵入可能時間も早朝05:00am〜夜23:00pm(10:00〜12:00はお掃除クローズ)と、全然オッケー。『鹿の湯』は18:00クローズだし。

浴室の張り紙に「シャンプー使用禁止、硫黄泉で殺菌効果バツグンなのでシャンプー使う必要無し」って、ウケる!硫黄泉で頭洗うの、始めてかも。クサッ、くさいくさい、部屋帰っても、翌日バス乗っても、神社の祭式中も、ずーっと硫黄の香り。僕的には、超最高〜♬

外湯だから、宿から1分歩くのが、朝夕寒いけど、行きだけだし。温泉からの帰り道はポカポカだもんね。でかいホテルとか温泉宿だと、内湯でもお風呂場まで5分かかる場合もあるし、むしろポジティブかも。

『アサカ荘』のエリアは標高800m以上。東京都の名峰高尾山山頂が標高599mだから、そりゃ寒いわけ。窓ガラスは薄いし、予報じゃ4度⬇ってあるけど、確実に3度以下だったわよ、深夜。

でも石油ファンヒーターもこたつもあったし、冷えたら温泉、冷えたら温泉の繰り返し。累計7回入湯したわね、もう最高じゃんね。

で、驚いたのがお食事。「素泊まり5000円」「二食付き7000円」、モチロン税込み、外湯だから入湯税ゼロ。まったく期待してなかったんだけど、

海なし栃木県でマグロとタコのお刺し身は無くっていいけど、山菜がドカドカと。これは嬉しいわぁ。

5種類の山菜の天ぷらに味噌ダレ⬆

たけのこの木の芽和え⬆

⬆たけのことワカメのお吸い物

⬆なぜか半熟卵が乗った蕎麦

ボリュームモリモリの豚肉味噌ダレの陶板焼⬆

案外美味しいの。ご飯はジャイアン盛り、僕が少し残しちゃうくらいだから相当なわけ。

翌朝のゼンマイの胡麻和えもとっても美味しかったし、「二食付き」の一択でいいかも。空知のラブリーなナチュラルワイン持ち込んで、ナチュラル温泉+ナチュラルワイン+山菜料理、悪くないじゃんね…

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