北海道 空知のぶどう畑お手伝い旅 #14 ナチュラルなワインバーをハシゴするのが楽しいススキノの夜のニ軒目 『スギモト酒店』は日本ワインだけのワインバーなのねん

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

一軒目の『抽斗(ひきだし)』で二杯呑んでつまんで、小雨夕暮れの『北海道神宮』で参拝して、地下鉄でススキノに移動したわけ。

札幌ナチュラルワインバー巡礼のゴールは不動の『ばんナチュ』だから、逆算してけば打順は決まるわけ。うーん、二軒目は日本ワインに特化した日本ワインバー『スギモト酒店』にするわね。

このワインバー、店名がどう考えても酒販店じゃんね。だから、誰かに「日本ワイン専門の老舗」って聞いて、「じゃ、お土産ワインでも買いに」って思ってたらワインバーだったの。

札幌ススキノど真ん中。最寄り駅も「すすきの駅」だし、廻りには『ばんナチュ』も『UTSUROI』も。そんなエリアの雑居ビル3階にあるのが『スギモト酒店』。GoogleMapって便利よねぇ。

なんだか大御所っぽいマスターがカウンター内にドンと立ってて。クールな感じで「そちらへどうぞ」って。でも、クールといえば『UTSUROI』のシニョール マトウゲの異常なまでのクールさには負けてるし、変態といえば『ばんナチュ』のマッスル水島さんがダントツだし。そうゆう意味では、恐れるに足らずって感じ。

こんな感じ⬇の小型黒板に赤白三種類ずつくらいのグラス日本ワインが書かれてて、ちょっとしたツマミは紙のメニューに。

たしかに日本ワインばっかりだけど、北海道ワインは赤白一種類だったわ。札幌で長野や山梨のワインを呑みたいって熱い欲求は湧かないのよね。

とりあえず北海道「10R(トアール)」のタイヤマンシリーズの「ノコフクロゼ」なるワインを注文して。

ピノ・ノワールが主体で、ブランド・ノワールのツヴァイゲルトをミックスしたっていうロゼワイン、ばっちり「トアール臭」というか、独特の香りがあって、オモシロ美味しいじゃんね。不安だったけど、少し落ち着いたわ。

突き出し的に登場したのが、ホタテの稚貝のナントカ。

北海道っぽくて嬉しい人類も多そうだけど、ワイン愉しむのに貝… 僕はあんまりアレなのよね。ささっとつまんで全滅させてやったわ。

しかし、なんだか洒落た内装じゃんね。って言っても、昨年ファイナルナイトに遭遇した『ワインマン』ってワインバーのゴージャス洒落っぷりには及ばないから、いいんだけど。

なんちゅうか、普通のワインバー?ただ、マスターは大御所らしいのよね。ソコソコおじさんだし。なんか話掛けられて、「次どこ行くの?」って。「ウツロイってお店に(グラスのお尻をクルりと撫でる、札幌で最高峰のクールな演技を観に)」って言ったら、「あの店舗、前はオレの店で。居抜きでマトウゲくんが…」って… えーっと、つまり何でしょうか???

よくわかんないけど、常連さんがちょいちょい入ってきて。さて、一杯で帰るかと思ったら、「こないだコンドウさんとこのタクミさんが呑みにきて」… へー。それで?

「タクミさんのTブラン2021、本人は不満だったみたいだけど、お客さんたちの『美味しいよ』って声が多くて、最近は納得してるみたい」、と。ふむふむ…

で、「開いてるんだけど、どうですか?」って。そりゃ、呑むじゃんね。ようやく会話が成立したわ。

中澤さんの「クリサワブラン2021」と同じ、発酵が途中で止まっちゃったらしくって、ゴツい泡用ボトルなんだけど、泡はほぼゼロ。

こうゆう甘いワイン、好きなのよ、僕。ツマミ不要、香り楽しんで、ちょっとだけ舐めて、また香り楽しんで、ちょっとだけ啜って。でも呑むと無くなっちゃうから、香りをウットリ楽しんで、また香りを楽しむ。これが本来のワインの愉しみ方なのかも(反対派が鎌倉エリアに多数住んでるけど)。

だいたいさぁ、ワインなんて嗜好品なんだから、造ったヒトが嫌がるような「氷で割っちゃう」「沸かして飲む」「激辛カレーで痺れた舌を冷やす」「ボトルイッキ飲みする」みたいな重犯罪犯さなければ、香り愉しむなんて葡萄も造り手さんも大喜びじゃんね(最終的には美味しく飲むし…)。

ってわけで初訪問だったけど、まぁ、まぁ、知っとくといいかも。一軒目で二杯、二軒目で二杯、小計四杯。次はオモシロ ワインバー。ナチュラルなイタリアのワインしか扱わない『UTSUROI (ウツロイ)』に進撃よ!

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