にゃー🐈 ニャロです。
「イタリア」って、恐ろしい魅力的なワードよね。もう、Google Mapで旅程考えたり、オステリア情報をワクワクしながら調べたり、それだけで興奮が走り出して心拍数がグイグイ上がるんだもん。ヤバすぎ。
久しぶりに鎌倉の一流ナチュラルワイン屋さん『鈴木屋』さんに寄っても、買うのはイタリアワインだけ。
うーむ、呪い的な精神拘束力がある言霊(コトダマ)なのね、「イタリア」。
「旅」ってさ、お出かけする前の、現地情報集めたり、「どこ泊まろうかしら」「どこでご飯を」「どう移動しよっか」みたいのあーだこーだ考えるところから「旅」なのよね。
格安とはいえ、往復20万円の航空券で現地十三泊。それだけでも一泊当たり1.5万円なのに、「職場にお土産、ええっと何人だっけ?あと、家族と…」なんてことに現地で使う時間は無いわけ。トイレ行く時間も惜しいくらい。それが「旅」の過酷なリアルだし。
行きの飛行機乗っちゃったら、もう砂時計は止まらないわけだし、ムヒムヒにやけながら旅の計画を錬るのが、正統派ストロングスタイルの旅人なんだかんね。
でね、行き帰りの移動時間を除くと現地北イタリアにたった十三泊の今回の旅。ミラノのマルペンサ空港でレンタカー借りて、最初の一泊目の宿は決まってるのよ。
ミラノがあるのはロンバルディア州。このホテル&ワイナリー『Tröpfltalhof』はお隣のトレンティノ=アルト・アディジェ州。アルプスの南側、オーストラリアと国境を接した山国なのよ。言語はドイツ語だし、イタリアってより「ご飯が美味しいドイツ」って感じの異色なエリア。
⬆の地図の赤い「北チロル」はオーストリア。オレンジ(南チロル=アルト・アディジェ)と青(トレンティーノ)を合わせて「トレンティーノアルトアディジェ州」。ヤバいのよ。南チロルはドイツ語圏、トレンティーノはイタリア語圏。元々、南チロルはオーストリアだったってんだから。ヨーロッパって、複雑よね…
サラリーマン時代にドイツに8年島流しされて、毎冬このトレンティーノアルトアディジェ州のドロミテにドイツからスキー合宿に来てたの。なんせご飯が美味し過ぎて、片道8時間の運転なんてオナラぷ~って感じ。
塩漬けした天然キノコソースぶっかけたスパゲッティとかがスキー場のお昼ごはんなんだもん。タマランチ会長ですわ、ケケケ〜。
宿には温水プールがあって、夕飯は当たり前だけどチロル料理にチロルワイン。そりゃ、アルプスの北側のガルミッシュ・パルテンキルヒェン(ミュンヘンの南のドイツスキー場)なんか論外なわけ。
そして、雄大なドロミテ山系。
「ドロミテ」って聞いたこと無くても、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台だし、スタローンさんの「クリフハンガー」の撮影場所だってんだから、へーって感じでしょ?
雪のドロミテしか見た事ないから、6月のドロミテはスーパー楽しみじゃんね。
で、『Tröpfltalhof』での夕飯とワインも、当たり前だけど超絶楽しみに決まってるじゃん。ははは〜♬
とりあえず、マルペンサ空港でレンタカー借りたら、一路ボルツァーノへ。途中のフランチャコルタでお昼ごはん食べれたらハッピーだし。僕は運転手だから、泡は香りしか楽しめないかも…
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