にゃー🐈 ニャロです。
今回は、出雲市駅前の『東横INN出雲市駅前』に宿泊したんだけど、僕的には居心地悪くて。やっぱ貧乏庶民は民宿とか民泊とか、大資本じゃない宿が合うわね。
過疎化が加速する山陰地方の島根県。とはいっても、10万人以上の人口があるのが県庁所在地の松江と、出雲大社のある出雲市で。
出雲市役所があるからか、出雲市駅前にはいくつかホテルがあったり歓楽街があるんだけど、
大雪積もって気温零下でカチカチツルツルな路面なのに、ワサワサと飲み客があるいてるのよね、小さな歓楽街に。
これまで、島根県の西端の益田市から大田市へ東上してきて、どこも飲食店が満員っての無かったから、予約無しで『久鶴』って小料理屋さん入れるかなって思ってたんだけど、満席。ありゃりゃ。
なんせ地方都市の飲食店の閉店時間は早いし、路面ツルツルで凍える寒さだし。やたら呑み歩く人達が多いし。
で、「エイヤ!」で飛び込んだのが、『旬魚旬彩 わや』って居酒屋さん。
入ったら、お座敷は賑わってて、カウンターはガラガラ。
とりあえず、日本酒を。
呑んでみたかった地元出雲の旭日酒造さんの「✙(じゅうじ)旭日」があるから、それくださいな。
あらら、突き出しの「かぶ すり流し」と一緒に竹のとっくりとお猪口。洒落てんじゃんね。
さてさて、何にしよっかね。
うーん、飛び込みだし、とりあえずの刺し身盛り合わせを注文したんだけど。
美味しい… なんなの、島根県って飛び込みで入った居酒屋のお刺身がこんなハイレベルなの〜?
しかも、一切れずつ10種盛りで、980円… これはヤバいじゃん。鰆、水蛸、カンパチ、ヒラマサ、ハマチ、真鯛、あと何だっけ、とにかくクオリティ高すぎ。
うーむ、これは追加オーダーが必要ですな。「天ぷら盛り合わせ」「茶碗蒸し」「奥出雲豆腐と湯葉の揚げ出し」3連発よろしこ~!
大田市に住んでる親戚のおばさんちでお昼にあんこう鍋盛り盛り食べたもんでお腹がアレで、本当は日本海の鱈白子とか鮑ステーキとか気になったんだけど、大人しく茶碗蒸しにしたら、
これがすげープロい茶碗蒸し。
上品な出汁で、スなんて皆無。こりゃ、シェフのおじさん、腕利きだわ。
駅前繁華街で飛び込んだ居酒屋で、このクオリティかつ庶民価格。島根県は、海も山も温泉もあるし、魚介も野獣も野菜も米も美味しいし、寒そうだけどガラガラな海でサーフィン満喫できそうだし、物価安いし、孤高の人には実は桃源郷なのかも。
そして、〆は別腹。
なんか昭和感が滲み出るお好み焼き屋さん発見しちゃって、吸い込まれちゃった…
『しの』ってお好み焼き屋さん、おばちゃん一人オペレーションなのにテーブルもカウンターもお客さんでいっぱい。
「待たせるけど、いい?」って。いいに決まってんじゃんね。
やたらボリュームが凄い広島風。美味しくいただいて、ツルツルに凍結した繁華街をへっぽこ東横インに帰るわね…
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