にゃー🐈 ニャロです。
「愛」あるお店って、オーナー含めた従業員に対しても「愛」がしっかりあるから、お正月休みが結構長いのよね。自動車メーカーほどじゃないけど。
だから、正月1/5に外食しようと思ったら、あまり期待しちゃダメよね。ってわけで、夏場に冷たい麦茶がめっちゃ塩素臭くって敬遠してたトンカツ激安チェーン店『かつや』に入ったんだけどさ。
ところで、「味噌カツ丼」って知ってる?
尾張の国といえば、独自過ぎる食文化で知られた独立国家だけど、
大学生だったときに偶然発見した『味処 叶』の「味噌カツ丼」の濃厚インパクトと言ったら、多分棺桶に入る瞬間でも鮮明に思い出せるわ。
令和五年にもご存命のこのお店、煮込み続けて云十年みたいなドロッドロの味噌煮汁に揚げたてトンカツをぶち込んで、丼の上にドカーン。そして極半熟卵をドカーン。
トンカツやお好み焼きにソースかけまくってママに「そんなにソースかけたら体に悪いからダメ!」って叱られてる全国のソース愛好家たちが泣いて歓ぶ濃厚丼なのよ。
でね、それらしいメニューを『かつや』で発見。
怖いものみたさで注文したんだけど。
結論、本家には遠く及ばないけど、感じは出てて。一回試してもいいかも。気に入ったら、是非『味処 叶』を目指して夜行バスで名古屋に行ってみてね。
で、本題。
ねえねえ、「一の宮」って知ってる?
宇都宮じゃなくって、
新幹線の新神戸駅から歩ける三宮でもなくってさ。そういや、大磯の西隣に二宮って駅もあるし、日本全国に「〜宮」だらけなんだけど。
なんかね、噂では、平安時代とかの大昔にね、朝廷から任命された各地方の長官(現代の知事みたいな?)が赴任して、最初にやることは、縄張り内の神社への参拝だったらしくてさ。
で、どの神社から参拝すりゃいいんだよ? ってならないように、ランク付けしたのが「一の宮」「二の宮」「三の宮…」らしいの。
ちなみに、相模の国(≒神奈川県)の「〜宮」は、
一の宮:寒川神社(寒川町)
二の宮:川勾神社(二宮町)
三の宮:比々多神社(伊勢原市)
四の宮:前鳥神社(平塚市)
五の宮:平塚八幡宮(平塚市)
なんだって。へー… 鎌倉の鶴岡八幡宮も相模の国の一の宮扱いされることもあるらしいんだけど、歴史的には寒川神社が… 大人の事情がありそうね。
ってわけで、地元 相模の国の一の宮『寒川神社』に向かうわけ。お腹の中は味噌カツ丼でドロッドロなわけだけど。
藤沢駅➡茅ヶ崎駅、単線相模線に乗り換えて宮山駅へ。
Google先生は「寒川駅で降りろ」ってご宣託だったんだけど、徒歩20分って気分じゃないし、駅徒歩10分の宮山駅にしたの。
普段は無人駅なのに、JRの応援チームが6人も駅にいて。新年早々ご苦労さまね。
田舎っぽい道をてくてく。
てくてく十分、寒川神社の結婚式場みたいなのが見えてきたんだけど、とんでもなく立派! 警部… こりゃ、儲けてますぜ、この神社。
なんでここ? ってくらい、畑と工場しかない茅ヶ崎の北のエリアに、まさに矢追先生が「11PM」で密かに教えてくれた「エリア51」を彷彿させる巨大施設が鎮座してんだから、驚くわ。
錦鯉が泳ぐお堀を洒落た橋で渡って、短い参道をてくてく。もう正月も1/5だってのに、参拝者さん結構多いわね。
なんか、これ見よがしに「相模國一之宮」「国幣中社」って。
なんなの?神様とはいっても、寒川比古命って…
手水して、
あらら、なんだか派手な門じゃんね。さっきからヒシヒシと伝わってくるんだけど… ここ『寒川神社』って… 儲かってる感が半端ないわね。
ナニナニ、「青森のねぶた作家さんに依頼」?… 儲かってんのね。
いいことよね。ゴルフ場でコンペやってるお坊さんとか、韓国に宮殿建ててる某ナントカ統一教会とかのお金の使い途より。
本殿は、立派ね~!
やけにぶっといしめ縄も。
出雲大社級かと思っちゃったけど、リアルな出雲大社のしめ縄は⬇
京都で見てきた大物神社さんたちと比べて、シンプル。かつ質実剛健って感じ。装飾も色合いも。
このサイズのお社をキッチリばっちりメンテナンス出来てるし、神前で新年の祭式やってる神職さんたちの数は二十人以上かしら?凄い神社が相模の国のど田舎 寒川にあったのね。ギャフン!
間近で祭式観たかったから三千円初穂料奉納して、って思ったけど…
藤沢駅前のクラフトビールバー『ランドリー』で、初穂料奉納しちゃった… 今年も美味しいクラフトビールをいっぱい呑めますように。
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