にゃー🐈 ニャロです。
自分の人生での「リスクの取り方」って、考えたこと、ある?
メッチャ重い話だと、例えば北の朝鮮の人民が、北から脱北するかしないか、とか。
・現状維持 : 殺されないにしても、ひもじいし。やたら「マスゲーム」に動員されたり、「喜び組」に徴用されたり
・現状打破 : コッソリ中国国境の川を渡って、逃げ出す(でも、逃げ先もヤバそうだけど…) リスク取って成功してもアレだけど、失敗したら…
ググっと軽い話だと、普通のヤングサラリーマンがフランスの会社に転職してパリに引っ越しちゃうとか。
転職してもしなくてもリスクだけど、どっちがどんだけ「お得・損」なのか、考えてアクション取れるのが「自由な民衆」じゃんね。自由がない=「奴隷」はイヤだもんね。
日本人の健康寿命平均72歳まで残り22年間とすると、昼夜のお食事回数は残りたったの16000回(22年×昼飯夜飯2回×365日)。一回一回のお食事って、大事じゃんね。
だから、なかなかお店選びやメニュー選びで冒険しにくくなってくるわよね。「ん?なんか美味しそうなお店!」➡「ちょっと入ってみよっか」➡「むしゃむしゃ」➡「…」➡
「オレは店の外観の雰囲気で旨い店がわかるんだぜぇ」っていうエスパーさんは大丈夫かもしんないけど、そうゆう特攻的なお食事は宝くじ並に外れクジだらけ。そりゃそうだ。
ある信頼のおけない調査機関のデータによると、「自分好みのお店にヒットする打率(%)」は、
85% : 自分好みのお店のオーナーさんやシェフにオススメして貰った場合
68% : 比較的、自分と好みが合う友人や知り合いの紹介
62% : 湘南のフリーペーパー『海の近く』掲載店
38% : 一流グルメ雑誌『DANCYU』でグッと来たお店
15% : GOOGLE MAPで評価やメニューや写真情報をベースに選んだお店
6% : 前情報無しで特攻した飛び込みの場合
0.02% : 「HANAKO」「TOKYOウォーカー」「地球の歩き方」等々の情報に騙された場合
フムフム。なかなかリアルなデータじゃんね。そんな感じよね、実際。
とは言ってもさ、特に旅に出たらさ、どうしても入ってみたかったり、止む無く入っちゃうお店ってあるじゃん。
火曜日の講習は、座学ばっかりだったんだけど、
途中から大雨が降ってきて。
終業後の自主練終わって19:15。当然、近くのマイ銭湯『桜湯』でひとっ風呂。
翌日水曜日は週一回のお休みだから、お気に入りの韓国地方料理『ははは』あたりで1人慰労会やろうかなぁ、ってことは通り道にあるブルワリー&ビアバー『SPRING VALLEY BREWERY スプリングバレーブルワリー 京都』でまずはクラフトビールを… なーんて考えてたら、雨がザーザー。傘は無し。
困ったなぁ… でも、通り道には飲食店がいっぱい並んでて。
うーん、リスク大だけど、びしょ濡れで風邪引くリスクとか、雨宿りしてたら『ははは』とか閉店時間になっちゃうなぁ… 適当に入っちゃおう!
ってわけで、リスクとって飛び込んだのが、焼き鳥屋さん『焼鳥 仰(あおぐ)』なの。前情報ゼロ。窓から見えたお店のサイズとかシェフの清潔感とかで飛び込みよ。
なんか、一周年祝のお花やご祝儀袋がいっぱい飾ってあって、若いお店みたいね。火曜日やのに、ほぼ予約で埋まってたみたい。さてさて、どんなお店なんやろね。
ムムム!なんか、日本酒のセレクトがいいじゃんね。そして、ワインもナチュラルって書いてあんじゃん。フムフム…
とりあえず、銭湯上がりで喉からからやもん、一番搾り生ね。
ムムム、クリアで柔らかい美味しい生ビールじゃんね。グラスが細くてすぐ無くなる弱点以外はバッチグーだわ。
この、焼き鳥以外のメニューが、関東の田舎者には、ときめくわけ。うーん…
まず「朝引き京赤地鶏のももたたき」「海老芋の湯葉あんかけ」を注文よ。
フムフム、いいじゃん、ももたたき。半壊してる膝モモ周辺の体組織修復にめっちゃ良さそう。
で、お店も大変混み合ってきて、ヤバそうだから焼き鳥を注文。もも、せせり、ねぎま、心(ハツ)、砂肝、かわ、つくね。僕の好きな串ばっかじゃん!(当たり前だけどね)。
ってことは、どうしよう。日本酒にするか、ナチュラルワインに… うーん、悩むけど、今日は熱燗にしよっと。酸味バッチグーの『花巴』が熱燗のリストにあるんだもん。いいお店だわ。
いいわよ〜、お燗でこうゆうナイスリストな焼き鳥屋さんって、いいわよ~!
そして、焼き鳥さんたちが順次アライバル。うーん、いいじゃん。
ねぎまと かわ と つくね は普通に美味しいけど、ハツとせせりは逸品ね。特にセセリが麗しいわ。ゼラチンも多そうだし。
店員さん3名の小ぶりなお店なんだけど、オーナーシェフっぽいお兄さんが気合入ってて、いい感じ。
で、最後に登場した「海老芋の湯葉あんかけ」。4分割で揚げた海老芋さんが真ん中に鎮座。そこにトロットロの湯葉餡がどっぷり。
これはね、リアルに傑作。そして、里芋じゃない「海老芋」もスッキリだけど軽くネットリな感じが、揚げたことで王様的な存在感。
湯葉温泉な餡のお風呂に浸かった海老芋王。京都に来た坂東太郎としては嬉しくってニヤニヤが止まらないし、「花巴」の燗冷ましとの連携プレーは翼くんと岬くんの南葛ゴールデンコンビだわ。
まったく、京都に住むと、こんな嬉しいサプライズもあるわけなのね。
たまには雨もいいじゃない!
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