にゃー🐈 ニャロです。
いいお湯でさっぱりエナジャイズされたし、さぁ蕎麦蕎麦蕎麦よ〜!
2軒目の蕎麦屋さんは、鶴岡市の『そば処 大梵字』。
地元の蕎麦粉100%、十割そば、いつでも挽きたて。蕎麦喰いなら、ヨダレで溺れ死ぬじゃんね。行くべし!
さっき入湯した「櫛引温泉 ゆ〜Town」からクルマで10分。開店時間11:00の10分前に到着するようにお風呂出たもんね。
11:00一番乗り。さて、悩むわ…
僕の好みは「もり蕎麦」。冷たいお蕎麦を蕎麦つゆに付けて食べるヤツね。
その方向性だと、「名物大ざる 三人盛り」の大盛りが妥当なんだけど。
でも、山形ローカル蕎麦の研究もしないといけないし、まだ次のお店もあるし… っていう高尚な理由で「ざる蕎麦 大盛り」と「山菜肉そば」を注文。
お風呂上がりで喉渇いたじゃんね。「山ぶどう果汁ジュース」も注文よ。
ワクワク、ワクワク、さぁ来たねー。
後悔したのは「ざる蕎麦 大盛り」。やっぱ三人盛りにすべきだったじゃん… あーあーあーあーあぁぁああーあぁぁぁぁ…
いい感じの十割そばじゃんね。
「山菜肉蕎麦」は、厚め2mm豚バラ肉の存在感が強いお蕎麦じゃんね。「肉うどん」みたく、汁にも豚旨味が出てるだけじゃなくって蕎麦噛むときも豚さんが強く主張してくるじゃんね。フムフム…
「庄内豚」なる豚さんなんだって。なるほど、ただならぬ存在感だもんね。
そっか、山形県=芋煮県。豚さんは重要な戦略的家畜なんだわね。しかも米どころでもある山形県、まさに「米」「豚」「蕎麦」のスペシャルタッグマッチだったわけね。うーむ、勉強になるじゃんね。
しかも冬寒いわけじゃんね、雪いっぱい降って。だから、暖かい蕎麦が人気で当たり前だし、肉が入ってたら雪掻きパワーも増大するしね。
面白いのが、もり蕎麦(ざる蕎麦)の蕎麦つゆは、そんなにパンチが無いの。江戸前のガッシリつゆみたいな感じじゃなくって。でも、蕎麦自体が旨いから、トータルでとっても美味しいもり蕎麦なの。
考えさせられるわ… ってか、もう二枚追加すべき?
湘南ズルズル団 調査報告
調査対象 : 『そば処 大梵字』
まさに地産地消と伝統の蕎麦打ちの技、美味しい水、十割そば、迷わず五人前注文すべきだった度 ☆☆☆
落ち着ける古民家店舗の清潔さ、雰囲気、また行きたい度 ☆☆☆
満足満足。
稲刈り終わった田んぼが広がる庄内平野をクルマで走ってると、めっちゃ白鳥がそこら中に…
あ! 「ニルスの不思議な旅」じゃん!渡り鳥だ! コハクチョウって渡り鳥が、庄内平野で越冬するんだって。すげーぜ庄内平野!
道の駅 しょうない(庄内)に寄ったら、新米が色々売ってて。悩んだけどペンディング。今回のゴロゴロかばん、小さいんだもん。
代わりに、ソフトクリームonヨーグルトを。
河童とか、妖しい妖怪話がいっぱいありそうよね、山形も東北だもんね。
最上川がドドーンと雄大に流れてて美しいわ。最上川って、『六三四の剣』=岩手県のイメージだったんだけど、山形にもドドーンと流れてんのね。
さ、今日3軒目のそば屋『重次郎(真室川町)』に入るわよ。狙ってた『そばや千太郎(鮭川村)』が満席だったから、近くのそば屋探して入ったんだけど。
事前予備調査結果によると、「ゲソ天」は山形蕎麦屋さんの定番らしいの。
だから「ゲソ天板そば」大盛りを注文。
ここの蕎麦はね、硬いの。
硬いって、僕は嫌いじゃなくって。噛み噛み噛み噛みしながら蕎麦食べるの、楽しいじゃん。
せっかく地元の新蕎麦食べるのに、ツルツルっと噛まずに「蕎麦は喉で味わうんでぇって」なんて勿体ないもん。
当たり前だけど、噛み噛みすると蕎麦の風味がフワァっと。山形の新蕎麦、いいじゃんね。
そして「ゲソ丼」。いいじゃん、無くてもいいけど、蕎麦食べ歩きとかじゃなくって普段のお昼御飯とかだったら、あったら嬉しいじゃん。なんでゲソだけ存在するのかは謎だけど。
ふはぁ、ご馳走様でした。いっぱい噛んだわ。
湘南ズルズル団 調査報告
調査対象 : そば屋『重次郎(真室川町)』
硬い蕎麦を噛み噛み噛み噛みすると蕎麦の風味がフワァと楽しめる男前山形蕎麦度 ☆☆☆
ゲソ天がサクサク揚がってて、お蕎麦とグッドマッチング度 ☆☆☆
さぁ、今日から二泊の湯治宿泊する「肘折温泉」に向かうわよ。
結構な細い山道をグイグイ登っていくんだけど、映画『ロード・オブ・ザ・リング』に出てきた「アルナゴスの門」みたいなのも途中にあって、
これが、肘折温泉を守護する「巨大コケシ兵の門」… こんなの夜だったらメッチャ恐いし。なんなの、「肘折温泉」って… 入湯したらコケシ兵に肘を折られる温泉なの?
怖い…
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