『そうだ、山形に新蕎麦食べに行こう!』二泊五日夜行バスで蕎麦 蕎麦 温泉湯治 蕎麦 天然きのこ旅 ① いいぞいいぞ! 一杯目の蕎麦も温泉1軒目も旅情満点

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ぐるめ

にゃー🐈 ニャロです。

今、藤沢駅から横浜駅に向かう東海道線13両目に座ってんの。

水曜日21:45の上り電車はガラガラじゃんね

ナゼって、そりゃ「旅」に出るから。

僕は、「やります、やります」って蕎麦屋の出前みたいな返事するのはサラリーマンの時だけ。遊びや旅に関しては「有言即実行」なのよね。

ちょうど2ヶ月前にシェアした記事じゃんね

山形と蕎麦。ちょっとググってみたら、色々と未知の世界があるみたい。

そもそも、日本で蕎麦食べるとき、コア材料の「蕎麦粉」って、ザックリ8割が輸入蕎麦。豆腐や納豆のコア材料「大豆」と似たような自給率なんだってさ。

フムフム

ちなみに、蕎麦の実を食べる文化はロシアやウクライナや中国北部にあるんだってさ。北イタリアにも蕎麦粉で作る伝統的パスタ料理があるし、寒い国の食べ物みたいね、蕎麦の実。

ほへー

で、日本国内で一番たくさんの蕎麦の実を生産してんのは北海道。寒いし広いしね。

で、今回突撃する山形県は… 5位。微妙〜。

長野県にも栃木県にも…

でも、若干怪しさは漂うけど、人口10万人あたりの蕎麦屋さんの数は一位の長野県に次いで全国二位らしいし、新蕎麦の時期に山形新蕎麦を研究してみるのもいいじゃんね。

温泉も素晴らしい温泉が色々あるみたい。今回はプチ湯治ってことで肘折温泉に2連泊。往復はセコセコ夜行バスで車中2泊。季節は天然きのこ終盤なだけに、天然きのこドッチャリな新蕎麦とか煮込みとか天ぷらとか発見したら、迷わず調査(= 食べまくり)するかんね。

山形県のホームページに明記されてっから、信憑性高いじゃんね

今回の旅程は、うどん県香川県へのうどん旅に匹敵する高品質かつ田舎旅情溢れた蕎麦を大量摂取することを念頭に策定されたかんね。文句ある?

初日 夜行バスで横浜から山形市へ

2日目 早朝 山形着 レンタカーで鶴岡市方面の蕎麦屋→温泉→蕎麦屋→蕎麦屋→肘折温泉で角打ち→肘折温泉で湯治

3日目 早朝 肘折温泉朝市→温泉→蕎麦屋→蕎麦屋→蕎麦屋→蕎麦屋→角打ち→温泉

4日目 温泉→蕎麦屋→蕎麦屋→蕎麦屋→蕎麦屋→山形市のイタリアン『イル・コテキーノ』で反省会→夜行バス

5日目 朝 横浜着

ってわけで、ワクワクの出発なわけ。

山形=山形新幹線、ってのは貴族かサラリーマン出張の話。片道総額12000円以上かかっちゃうじゃん。なのに鵠沼海岸駅から片道4時間以上。ありえなーい!

「新幹線」って名前の普通特急電車なんだもん

夜行バスなら片道3300円。これぞ庶民のチョイスじゃんね。横浜YCAT辺りを22:40出発で山形駅06:00到着。

ちなみに、運行してる高速バス会社は1社だけ。しかも11月〜は運行無し。雪だから? 恐ろしく細い移動手段じゃんね。

こないだの京都ゼロ泊3日旅ではさ、バス会社によってビジネスクラスとエコノミークラスくらい快適さが違うって学んだから、

帰りが「WILLER」のバスだったの

もし選べるなら「ウィラー」にしたかったんだけど…

ダントツ素晴らしい高速バスだったもん。+1000円くらい高くても迷わず「WILLER」だわね

「さくら高速バス」一択だから、乗るしかないじゃんね。

やべー、普通のバスじゃん…

水曜日の夜行バス、なぜか満席。ルートが海老名→横浜→新宿→山形→酒田ってんで、新宿でヤングがワサワサ搭乗してきて。これは、なかなかキツいじゃんね。

キラキラ…

お隣の男子はグーグー熟睡してたからいいんだけど、席の真上の荷物棚から走行振動でゴルフクラブ同士が当たってるようなコスリ音がズーッと鳴ってて。ノイローゼになりそうじゃん…

東北に向かうパーキングエリアは、休憩のたびに寒さがシバれるじゃんね

途中の03:45くらいの休憩で運転手に言ったら、エアコン送風口の樹脂カバーをバコンって外してバチコンって嵌め直して、異音問題は解消したんだけど、もう05:40には山形駅前に到着。眠い…

寒い… 体感気温3度
やっぱり!2度じゃん…

最安値だった「オリックスレンタカー山形駅前店」の開店は08:00。2時間待つ場所が… 無いのよ。県庁所在地 山形なのに、新幹線駅 山形駅なのに。寒い〜!

駅の待合室に避難!

山形駅の待合室に避難したんだけど、寒いし。ってか自動ドア開いてるし。

山形県民にとっては、この程度は寒くないみたい。さすがの東北魂じゃんね。

そして、時刻表をみると、見事に全線が1時間に一本未満。

新幹線が1時間〜2時間に一本。投資回収は永遠に不可能じゃんね
山形線…
左沢線、仙山線…

実に、見事な「陸の孤島」っぷりだわ。こりゃ、今回の旅は面白いモノが色々見つかりそうね。

今回の激安レンタカーは、丸々3日間で13050円。バスと同じで、選択肢が少ないし、クルマがないと山の中の蕎麦屋さん廻れないしね。

オリックスレンタカーで借りたクルマは…なんだっけ、このクルマ?

VITZっての?普通の小型車ね

まずは一路北西へ。

1時間ちょいの山登りドライブね

月の山って書いて「月山/がっさん」って読むんだって。山形県って知らないことだらけね。

もう今季は一回雪降ったんだって。こわーい

この月山の南側を越えたところの『山の売店 湯殿山直売所』で一杯目のお蕎麦食べるの。ここは朝08:30からお蕎麦出してくれるんだって。付近で採った山菜やきのこが乗ってるらしいし、朝08:00に山形駅でレンタカー借りて、営業してる蕎麦屋さんってここくらいだしね。

お土産置いてる食事処じゃんね
昭和テイストが山形のデフォルトみたい。青森もそうだったわ
いいねぇー

明らかに、山形地方の言語を操るおばさま、おばあさま達が営業してんじゃん。聞いてないのに「山で春に採った山菜とキノコが両方乗ってる『月山そば』がオススメよ」って。はい、それにします。

「ひっぱりうどん」なる謎の麺類もあるじゃんね

待つ間、お土産コーナーをウロウロ。いいわね、ドローカルな品々。

とち餅、買ったわよん

天然なめこ? って思ったら「原木なめこ」だって。フムフム‥

フムフム‥

なんせ空腹なの。昨日、18:00に豚汁少し食べたっきり、水とコーヒーしかお腹に入れて無いんだもん。ムム? 旨そうなのがある!

こうゆうの、いいじゃん!
いいじゃんいいじゃん!

山形名物 玉こんにゃくと揚げ餅をゲット。「名物に美味いもの無し」っていうけど、玉こんにゃく美味しいじゃん。

ちゃんと味染みてる玉こんにゃく、山形マジック

ああ、お蕎麦来た来た~。

ちょいと具が少ないけど

つゆがほんのり甘くて、優しいお味。お蕎麦も十割そばとか職人のこだわり蕎麦じゃないけど、空腹に沁みるわぁ。とっても美味しい!

湘南ズルズル団 調査報告

調査対象 : 山の売店 湯殿山直売所

朝に山形〜月山付近で温かいお蕎麦を食べたい時にピッタリ度 ☆☆☆

「究極のメニュー」探しじゃなく、ほのぼのしたい神奈川県民にピッタリ度 ☆☆☆

うーん、美味しかったし楽しかったぁ! さぁ、夜行バスで凝り固まったカラダをほぐすには、温泉。掛け流しじゃないとね。

紅葉のハシリみたいね
しかしまぁ、なんとも快晴。暑くなってきちゃった

向かったのは、近くに発見した『櫛引温泉 ゆ〜Town』なる銭湯。450円って‥

金曜日の10:00だってのに、結構なクルマの数じゃんね
名前はダサいけど
素晴らしい!

しかし、ダサい名前と激安料金と比例せず、かなりのインパクトなお湯なのよ。

やったー!

最初、「あれ? 塩素っぽい臭い‥ ナンデダロウ?」って思ったんだけど、この鉄っぽい臭いが効いてるお湯の成分表には「塩素」が結構含有されてて、「へー」。

鉄の含有量も多いし
源泉の温度もナイスだわ

いいわぁ、こうゆうワイルドな温泉、しかも源泉掛け流し。二階には鉄分を濾過した透明なお湯もあったけど、「そんなの関係ねぇ!」。

うぉぉぉぉ〜! こうゆうワイルドな掛け流し温泉、大好きだーーーーーー!
ダサい名前だけど、実に素晴らしい温泉だわ

さぁ、2軒目のお蕎麦屋さん『そば処 大梵字』に向かうわよ。開店11:00を襲わないと。

夜行バスの旅は一日が長いんだからね

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