にゃー🐈 ニャロです。
人類は二種類存在する、って調査結果があるそうなの。それは、「旅が好き人種」と「旅は嫌い人種」。
僕は、何を隠そう、「旅が大好き人種」に属してるの。
コロナ騒ぎの渦中で、「新旅行形態、WEBで現地の添乗員と繋いで、自宅PCで旅行気分」なんて情報あったわよね。ちょいとググると、旅行大手の『HIS』が販売してんじゃん。
涙ぐましい企業の生き残り努力だけどねぇ。YouTubeで「世界VR旅行」なんてのもあって。まぁ南極の冬とか、深海魚ライブツアーなんかあったら興味あるけどね。
「旅」って、五感+α が痺れる素敵体験だから、視覚や聴覚だけじゃなくって、味覚・嗅覚・触覚が超大事だと思うの、でしょ?
リアル現地でしか味わえない、旅先の気候や静けさや空気、喧騒や荘厳さ、危険っぽさ、握手やハグなんかのボディタッチ、詐欺、スリ、感動の美味しさや絶望の不味さ。
過去の「旅の記憶」って、そうゆうの多いもんね。
台湾の足裏マッサージの激痛とか、
臭豆腐の信じがたい臭さ、
フィレンツェのドゥオーモの生の美しさや、
パンプローナの牛追い祭りで牛に追われるリアルな恐怖、
ナポリでボッタクリタクシーと口論したり、
アルバの白トリュフ市で会場のトリュフの匂い嗅ぎまくったり。
旅先のトラブルの中でも、お金で済む「スリ」や「ボッタクリ」なんかより桁違いに怖いのが「怪我・病気で入院」。サラリーマンの駐在員や出張中なら、万全のサポートが期待できるけど、それこそイタリア南部の僻地で新型コロナ肺炎高熱呼吸困難入院なんて、流石に僕も怖いもんね。いくら「新型コロナ=風邪」っていったって、海外で風邪引くと通常の10倍不安になるかんね。それでも、「旅人」は旅に出るわけ。
まぁ、「明日のことは何とやら」だけど、1年以内には無条件で欧州に遊び旅行に行ける状況になる可能性がそれなりに高いって僕は前向きに想定してて。そうなったら、まずはイタリアを中心に田舎町を旅したいなぁ、って。
さて、このブログでは嘘つかないって僕は勝手に決めてて。サラリーマンのときは、会社に利益もたらす代わりに給料貰うって資本主義的賃金雇用契約してたから、相当高度な「嘘」を社内外で駆使してたけど、今は「自由業」というか「無職」というか、まあ「鵠沼ビーチの風来坊」って感じ。だから「嘘」は業務上は不要なの。家庭内では平和維持のためだけに、たまに、ね。
で、嘘無しで告白するけど。僕はね、実は美味しいものが好きなの。
単に「好き」ってだけじゃなくって、四六時中「美味しい世界」に漂ってたい、世にも愉快で残酷で人間らしく人間臭い飲食業界で仕事をしてたかったの。あ、香水とかオヤジ臭とかの臭さはNGね。
でも、25か26歳かの時、愛する飲食業界を離れたのね。ワインの輸入業界にも興味があって、でもサラリーマン経験もソムリエ資格も無い、英語も哀れレベルの大卒ってだけの健康優良児じゃ、ワイン商社なんかに採用されるわけなくって。
だから、そのためのステップとして、家族経営のミクロな商社(社長、その奥さん=経理、事務の女性と見習い僕の四人だけの個人商社)でサラリーマンデビューして、更に一年後にそこそこ中規模の電子部品メーカーに転職したんだけど。
サラリーマン業界の「海外営業」って仕事が、ゲーム感覚で、新鮮で、異常に楽しくって。なんせ、email っていうTVゲームみたいな仕組みで、パソコンに「この電子部品が欲しい。いくらだ?」って問い合わせが来るわけ、営業担当だった台湾や韓国から。
レストランでウェイターやってれば、お客様から「このワインいくら?」って聞かれたら、即回答するじゃん。同じことをつまらない電子部品で取引先に対してやっただけなのに、やたら営業成績は上がるし、上司には評価されるし。しかも「接待」なる仕組みで、いままではワインをサービスしてたのに、テーブルに座ってサービスされる側になっちゃって。
しかも、飲食業界で働いてた時の倍以上の給料なんだもん。「ボーナス」って謎の仕組みもあるし。バカみたいに簡単に給料もらえて、挙げ句「ドイツ駐在しろ」ってなっちゃって。
サラリーマンやってると「出張」っていう会社のお金で旅行すると仕事してるって評価されたり、成果がでちゃったりすることが、僕が欧州にいた時期はあったの。毎週、ドイツから北欧に出張「旅」して、お客さんとおしゃべりして、なんとか美味しいモノや楽しいモノを探して遊んで。
当時、Wi-Fiどころか、ネット通信は電話線で「ピーーーーヒョロロローー、パフンパフン」って、56kbps/秒とかだったから、ネット会議なんて当然無理。1Mバイトのデータをメールで送るのに30分かかるんだもん。だから、営業っていう「何かを売る仕事」では、お出かけ出張旅して、コンドームの訪問販売みたいに、「明るい家族計画には、これ必要でしょ? いくつ欲しいの?」って聞いて回るってお仕事がメーカーには不可欠だったのよね。
そんなこんなで、気が付いたら、僕はサラリーマンしか出来ないポンコツ資本主義リーマンになっちゃってて。やだわぁ…
一回、某 自動車メーカーを退職して某ワイン屋さんで見習いアルバイトにチャレンジしたんだけど、結局はサラリーマンに戻っちゃって。ポンコツだからね…
そんなわけで、全く否定はしないけど、凄まじく地球環境に良いらしい自動車を安く大量に作って売りまくると、かなり儲かるみたいなのよね。米国の『テスラ【TSLA】』とかね。
そういう大手自動車メーカーのサラリーマンとして、1日机でパチパチとパソコン叩いてるだけで、年間に1000万円の収入になるなんて、異常事態だって、純サラリーマンは気が付いてないかんね。
例えば、資本は「腕と笑顔と肉体」の床屋さん。一回一時間4000円で、1日8人、月に22日営業して満席だって仮定すると、税引き前で年収850万円。長期休暇無し、ずーっと満席前提だから、実際はそんなには無理だし、世の中には一回3万円の超高級美容院もあれば、一回1000円の15分カットもあるじゃんね。
15分1000円 ≒ 単純計算で一時間4000円だけど、なかなかハードワークよね。ホワイトカラーリーマンが有給休暇もたっぷりあって、好きな時間に自主トイレ休憩やスタバ休憩言って、「コミュニケーションは大事」とか言って同僚とゴルフや釣りの話題でペチャクチャおしゃべりしたり。それで年収1000万円って、いかに資本主義社会で大きな「優良企業」が上手にお金稼ぎしてるか、普通の床屋さんと比べるとわかっちゃうじゃん。
だから、つまんないながらにサラリーマン給料をシコシコ稼いで、株式投資でコツコツ増やせたお陰で去年『FIRE』して、ポンコツなりに色々な取り組み(別の言い方だと「ブラブラ」)してんだけど。
やっぱり飲食業で熱くチャレンジしてるヤングや爺婆を何かで応援したいってハートはリアルに持ってるわけ。
グダグダと長いけど、そんなわけで、決めたの。で、昨夜 鎌倉の『粗餐』の秘密会合で告白したの。
めちゃくちゃナチュラルでスピリチュアルなワインや、イタリアのスローフードな食材や、イタリア地方料理を「お勉強」して「旅」したい飲食業やワイン業界の「熱い野郎たち(ヤングも爺も、ギャルやオチビも可)」を7人集めて、計8名マックスで馬鹿げた旅をする。無駄に増えた金融資産を500万円現金化して、旅の予算とする、って。
旅の目的? そんなの、自由よ。フリーダム。
北イタリアのお気に入りにワイナリーで造り手さんにキスしたいとか、あわよくばワインセラーに眠る秘蔵のミステリーナチュラルワインを開けちゃうとか、スローフードの名レストランで大食い記録を更新するとか。
僕の「旅の目的」はねぇ、個人的にはね、
① ピエモンテのナチュラルで透明感のあるワインの造り手、大好きな『カノニカ』を訪問したいなぁ。そして近くのスローフードな料理旅館でみんなでピエモンテ料理を研究しつつ、「ナチュラル バローロ研究会」を、盛大に開催して、でっかいワイングラスをみんなでぐるぐる回したいなぁ。一番ダイナミックに激しく回したらチャンピオン
② 参加したみんなが、帰国便に搭乗する直前まで「帰りたくない」って駄々捏ねて、できれば一人くらい本当に逃亡してイタリアに住んじゃったりしたら、尚いいなぁ
③ これは夢に近いけど、この『旅』を本に書いてみたいなぁ
目的地は北イタリア。フリウリ、ヴェネト、ピエモンテを中心に、参加メンバーの「熱さ」で訪問先ワイナリーやレストランを決定。この旅のプランニングが楽しいのよねー。
移動はラブワゴン的なレンタカー。
まずは、「飲むスイッチ」が入るとヤバい北鎌倉のお嬢様にマックス7名の参加メンバーを選定してもらうんだけど、
旅程は、ざっくり二週間かしら。時差と機内泊で、現地での活動は実質11日間ね。一年後なら新型なコロナも落ち着いて、なんちゃらワクチン射たなくても出国できる前提で、大まかな日程を仮決めまで進めたいなぁ。ヤングは早く行きたいし、爺たちがボケる前に行かないと。
「ワゴンで北イタリア横断 ナチュラルクレイジー ツアー」
《総額5M円(一人 約62万円)予算案》
120万円 (15万円×8名) 激安エコノミー往復航空券 タイ航空で南回りかなぁ。帰りにバンコク寄り道しちゃうかしら。超激安のアエロフロート・ロシア航空は今回はノーサンキュ
32万円(ホテル 1泊40ユーロ × 12泊 × 5部屋) どうせ酔いつぶれて寝るだけ…
35万円 レンタカー代
10万円 ガソリン代、高速道路代(ガソリン300L × 200円/L、+高速道路代)
はい、ここまででトータル 197万円。
で、ヤバそうなのが、『飲食代』。
8万円 朝食 (一人6ユーロ×8人×12日) バールでカプチーノとブリオッシュかパニーニ、でオッケーでしょ?
45万円 昼食 (一人35ユーロ×8人×12日) めっちゃたくさんのワイナリーや食材産地見に走り回るから、実際は軽食が多そう。でも地方地方のローカルなお食事したいじゃんね
162万円 夕食((一人60ユーロ×8名)+ワイン520ユーロ)×12日) 毎晩、平均一本60ユーロのワインを人数分って計算だけど、ヤバいメンバーになりそうだし、勝手にレストランのセラーの奥からヤバ過ぎるワイン持ち出して自分で開けちゃったり、リスクありそうなのよね…
この他のお茶代とかお土産代は自己負担として、上記「飲食代」合計が215万円。
ってことは、交通宿泊費合計197万円、飲食代合計215万円、総計413万円。足りそうね。
余った87万円(実際はもっと浮きそう)は、最終日の夜の打ち上げ予算にするか、ヤバいワインを発見したら買いまくって鎌倉に持ち帰るか、要検討ってことで。
ついに、変態的な告白をフルオープンしちゃったわね。こうなったら、「あとは野となれ山となれ」、参加メンバーの熱い思いで突き進むのみだかんね。
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